実況パワフルサッカー ~聖ライカ―学園 全国までの日々~ 作:希望の光
第1話:約束と結合
?「本当に俺と来ないのか、泉?」
銀髪の青年は泉と呼ばれる男と話をしていた。
泉「ああ、もう決めたんだ。悪いな花散院」
緑色の髪整った顔立ちな青年が答えた。
花「なぜなんだよ!海皇山高校の推薦なんて選ばれた者しか貰えないんだぞ!俺は高校でもお前とサッカー出きると思って楽しみにしていたのに...」
泉「本当に悪いな。でもこれだけは変えるつもりはない。俺は中学の時の全国優勝した所やお前とも戦いたいんだ。だから俺は聖ライカ―学院に行く!」
花「聖ライカ―学院か...まああそこは古豪だがお前なら大丈夫だろうな..小さい頃から一緒にサッカーをやっていたが...これで同じチ―ムになることはないか...」
泉「何言ってんだよ花散院。プロがあるだろうが!プロが!」
花「プロが、か...確かにそうだな。花散院グループの経営はなんとかしてもらうか..よし!北川、約束だ!お互いにプロになって同じチ―ムでプレイするとな!」
泉「わかったぜ!じゃあな!」
「「お互い、プロで会おう!」」
4月
泉「ふぅ...今日はいよいよ聖ライカ―学院の入学式か...」
?「すいませんでやんす!ちょっとお話させてもらってもよいでやんすか?」
俺が聖ライカ―学院の正門をくぐったその時に後ろから話しかけられた。
眼鏡をしていて語尾が特徴的だな。こいつとは中学の時に戦った事がある気がする。
確か足がすごく早かったな。
泉「良いよ。キミ、確か中学の時に戦ったよね?」
?「そうでやんす!オイラの名前は矢部坂秀人
(ヤベサカ シュウト)というでやんす!泉君の事はテレビで見てたでやんす。でも確か海皇山高校の推薦を貰ったんじゃなかったでやんすか?」
北「ああ、貰ったが...行かないことにしたんだ。」
矢「なんででやんすか?」
う―ん色々な人に聞かれるな―
泉「知ってると思うけど俺の中学は全国の準優勝で敗退してしまったんだ。それでリベンジしたいと思ってね...。」
矢「なんでわざわざ聖ライカ―なんでやんす?」
泉「それはまあ...あいつがいるからな。」
?「あれ?なんでアナタがここにいるんですか?泉君。確か海皇山高校に行くんじゃ..」
泉「まあなんでもいいだろ それよりよろしくな。北野」
矢「どちら様でやんすか?」
泉「こいつは北野広海(キタノ ヒロミ) 小学生の頃一緒の学校でな。こいつは性格以外は凄いぞ。」
北「アナタ!それはひどくないですか?この天才に向かって!」
泉「ほらな。」
まあ、こいつの無回転シュ―トはやばいんだけどな...
北「で、そっちの人は?」
泉「こいつは矢部坂秀人君。中学のときはスピードが凄かったような」
矢「足には自信があるでやんす!」
泉「とりあえずもうすぐ入学式だから、行くか」
入学式
泉(長ぇ長すぎるよこの校長。もう20分以上も話してるしや...)
校「.........以上!
泉(よしっ!やっと終わったぞ!)
?「あれ?もしかして泉君?」
泉「お前はもしかして吉川か?」
吉「そうだよ。泉君もここなんだ~」
吉川由利子(ヨシカワ ユリコ) ディフェンスが得意な女子だ。なんというか..「相変わらず可愛いな...」
吉「ちょちょちょっと!やめてよ泉君!」カアアアッ
しまった...いつのまにか口に出してたみたいだな...
泉「悪い悪い。お前もサッカー部に入るのか?」
吉「うん!泉君もだよね?」
泉「ああ!よろしくな」
吉「よろしく!」
矢「泉君。行こうでやんす―そっちの女の人は誰でやんすか?可愛いでやんすね!」
泉「吉川だよ。彼女もサッカー部に入るからな。」
泉「こっちは矢部坂君」
矢部坂「よろしくでやんす!」
吉「うん!」
さてと...今日はサッカー部を見学だな。吉川と北野は知り合いみたいだし四人で見に行こう。
先「それじゃ皆さんまた明日。」
全「さようなら~」
さて行くか。
泉「矢部坂君~行こうぜ~」
矢「わかったでやんす!」
さてとまずは北野と吉川を迎えに行くか。
北「あ、来ましたね―
それじゃ行きますか。」
吉「そうだね、今日は見学だけかな?」
泉「まあそうなんじゃない?」
矢「それじゃグラウンドにレッツゴーでやんす」
グラウンド
矢「かなり良いグラウンドでやんすね。」
北「そうですね。ワタシも早く練習したいですよ。」
吉「確か明日からだと思うよ。」
泉「おっ、来たぞ!」
一日目 今日は 走り込みやら基礎の練習をしていた。
?「お前たちは見学者だな?」
泉「はい、そうです!」
?「うむ。顧問の鞍馬志歩(クラマ シホ)だ。サッカー部に入るのか?」
「「「「もちろんです!」」」」
鞍「そうか!楽しみにしているからな。明日から頼むぞ。」
「「「「はい!」」」」
矢「でやんす!」
さあ待ってろよ花散院!すぐに追い付いてやるからな!