そして、糸守に行き、変わり果てた糸守を見て、3年の時差にも気付きます。
そこにショッカーが現れ、彼らの恐るべき計画の、全貌が語られます・・・・・
猛からの電話を受けた後、俺は学校へ行くのを止め、猛をアパートに呼んだ。そして、頭に引っかかっていた事を話した。
「猛、ずっと気になっていたんだけど。」
「何だ?」
「ショッカーが俺を襲って来るのって、三葉と入れ替わってる時だけじゃないか?」
「ん?・・・そういえば・・・そうだ、確かに・・・・だとすると、狙われていたのは滝じゃ無く・・・」
『三葉!』
2人同時に、そう叫んでいた。
「だが待て、そうだとすると、何故、糸守では襲われなかったんだ?」
「それは分かんないけど、もしかしたら、今襲われてるかもしれない!」
「分かった!糸守へ行ってみよう!」
猛のバイクで、俺達は糸守に向かった。場所は、入れ替わっている時にスマホのGPSで確認した事もあるので、おおよそ分かっていた。
しかし、いざ糸守に着いて俺達が見たものは、瓦礫の山と化した、誰も居ない廃墟だった・・・・・
「な・・・何だよ?き・・・昨日俺が見た糸守と、全然違う・・・・」
既に廃校となった糸守高校の校庭から、形を瓢箪型に変えた糸守湖と、瓦礫の山の町を見て、俺は言う。
「・・・この惨状は、まるで爆弾か隕石でも墜ちたような・・・・まてよ、糸守・・・そうか!ここに3年前、彗星の破片が落ちたんだ!」
「え?彗星?・・・・・」
「ティアマト彗星だ!・・・3年前に地球に最接近して、その際に彗星が分裂した・・・その破片が墜ちて、この町は壊滅したんだ!」
「彗星?・・・最接近?・・・・?!」
俺は、初めて入れ替わった時の、テレビのニュースを思い出した。
『1200年に一度という彗星の来訪が、いよいよ一月後に迫っています・・・・』
え?という事は、俺と三葉は・・・・・・
「お前達は、ただ入れ替わっていたんじゃない!3年の時差があったんだ!」
そ・・・そうだったのか・・・そういえば、確かにスマホの年号が違っていような気もするが、はっきりとは覚えていない・・・・ん?
急に俺は、先日御神体に行った時、中で見た壁の模様を思い出した。あの時は気付けなかったが、あれは確かに・・・・・
「猛!」
「ん?どうした?」
「俺、向こうの山の頂上で、ショッカーのマークを見た!」
「な・・・何?」
「間違いない!あれは、ショッカーのマークだ!・・・3年前から、ショッカーがここに来てたんだ!」
俺と猛は、バイクで御神体のある山に向かった。
頂上近くまで来て、猛が、ショッカーの気配を察知した。バイクを降り、慎重に頂上に上がる。姿勢を低くして、中の窪地を覗き込む・・・・・
「?!」
俺は、また驚愕した。そこも、先日見た景色と、全く違っていた。御神体の巨木は既に無く、中は、ここも何かの爆発でもあったかのように、更に大きく抉られていた。
その中央に、人だかりがあった。大勢の人々が、尻餅を付いたような体勢で座らせられていて、周りを囲まれている。囲んでいるのは、ショッカーの戦闘員、怪人、そして、ショッカーの怪人とは少し違った姿の怪物達だ。
「あ・・あいつは?」
座らせられている人々の中に、見覚えのある者を見つけた。立てば2m近い背丈と思われる、ごつい大男・・・・・
「か・・・影月?」
「知っているのか?」
「い・・糸守に居た、俺が伸した不良だ・・・あいつ、生き残っていたのか?」
「すると・・・あそこに居る人々は、もしかして、3年前の彗星落下で生き延びた、糸守の住人か?」
そこに、突然爆煙のような煙が立ち、ひとりの男が現れる。多少白髪交じりの頭で、白いスーツを着て、黒いマントを羽織っている。
「や・・・奴は!」
そう叫んで、猛は立ち上がり、その男に向かって駆け出した。慌てて、俺もそれに続く。
「呪われし、糸守の生き残り達よ!お前達の願いは叶った!糸森は、ショッカー帝国として蘇るのだ!」
それを聞いた、人々達の間にざわめきが起こる。
「な・・・何だそれは?」
「しょ・・・ショッカー帝国だなんて、聞いてないぞ!」
影月も、その人達と一緒に叫んでいる。その影月に、怪物の一匹が襲い掛かる。
「願いは、果たしたぞ!」
怪物は、影月の体を引き裂く・・・・いや、開いたと言った方がいいだろう。怪物の手で、アジの開きのように影月の体が開き、中に次元のトンネルができる。怪物はその中に入って行き、その後、影月の体は元に戻るが、彼は気を失ってしまう。その他の、糸守の生き残りの人達にも同じ事が起こり、複数の怪物が、次元のトンネルの中に消えて行った。
その異常な現象が終わる頃に、ようやく俺達は、その男の前にたどり着く。そして、猛が叫ぶ。
「死神博士、生きていたのか?」
「ふん、私如きが生き残っていても、意味が無い・・・・首領無くして、ショッカーの再興などはありえん!」
「ならば、もう諦めたらどうだ?首領は、何年も前に死んでいる!」
「ふふふふふ・・・・もう、話してもいいだろう。知ったところで、既にお前達には成す術は無い!」
「何だと?」
「首領は、お前達との最終決戦の前に、万が一の事を考え、その存在の全てをデータとして残しておられたのだ。」
「何っ?」
「ただ、その当時のショッカーの科学力を持ってしても、そのデータから首領を再生する事はできなかった・・・・・だが、何年も研究を続け、3年前に、遂にその装置が完成したのだ!装置だけでは無く、何者にも負けない、強靭な新たなる首領の体もな・・・・・」
「ば・・・ばかな?では何故、今、首領は居ない?」
「確かに装置は完成した・・・・しかし、それによって首領を再生するには、莫大なエネルギーが必要だった・・・・残念ながら、地球上のエネルギーだけでは、足りなかった・・・そこで、彗星のエネルギーを利用した。専門家達は予測できなかったようだが、我がショッカーのスーパーコンピューターは、ティアマト彗星が分裂し、この糸守に破片が墜落する事を予測していたのだ!」
「それで、何故、三葉を狙う?」
そこまで黙って聞いていた、滝が尋ねる。
「首領の新しい体と、魂を結びつけるのには、人間の媒体が必要だったのだ。何十億という人間のデータの中から、その媒体に適合できる人間を選んだ・・・・それが、宮水三葉だ!」
「待て、死神!それでは、何故、滝と入れ替わっている時ばかり狙っていたんだ?」
「慌てるな、本題はこれからだ・・・・3年前、宮水三葉を捕え、ティアマト彗星の最接近に合わせて、計画は実行された・・・・もちろん、お前達、仮面ライダーの邪魔が入らないように万全の対策をしてな!」
「そ・・・そうか?それが3年前の・・・・・」
「そうだ、わざと我々のアジトの情報をリークして、殆どの戦力を囮として使い、お前達の注意をそこだけに集中させた!そして、私を含めたごく少人数だけで、糸守で首領再生計画を実行したのだ・・・・・だが、失敗だった。首領の魂は復活できたが、新たな強靭な肉体まで稼働させるには、エネルギーが足りなかったのだ。復活して、動き出す事には成功したが、直ぐに制御不能になり、大爆発を起こした・・・・その結果、彗星が落下したのと同様の廃墟だけが残った・・・・・・」
「な・・・なんと・・・・」
「それでも、三葉の体に宿り、かなり衰弱したとはいえ首領の魂は残った。逆に、三葉の魂は消滅したがな・・・・・」
「な・・・何だと?よくも・・・」
「私は、何とか首領の魂だけでも、新たな体に移そうと試みたがダメだった。三葉以外の人間では、適合せずに直ぐに体が崩壊してしまう。怪人や、機械の体も適合できなかった。更には、唯一適合していた三葉の体も、日に日に朽ちていった。このままでは、いずれ首領は再び消滅してしまう・・・・・そんな時、ある事に気付いた。」
「・・・何だ?」
「3年前の計画の際、三葉をマークしていた者が、妙な事を言っていた・・・・まるで、人が変わったように豹変する事があったと・・・・そして、ある事実を突き止めた。1200年周期で、地球に最接近するティアマト彗星。何故か、その最接近の際に、常にこの地、糸守に破片が墜落していた事を・・・・・」
「そ・・・そんな事が?」
「この山の窪地も、糸守湖も、その彗星の破片の落下により作られたものだ。その事を後世に伝え、人々を護るために、宮水の血筋の者には入れ替わりの能力が備わっていた・・・・
そこで考えた、もし三葉がそうで、何年か後の誰かと入れ替わっていたのだとしたら、その時に首領の魂を三葉の魂に憑依させれば、3年前の彗星落下の時に、既に復活した首領の魂を持つ三葉で、再度計画を実行できる。そうなれば、もう首領の魂の復活にエネルギーは要らない。全エネルギーを、新しい体の復活に注げると・・・・・・」
「な・・・何という、悪魔の計画だ・・・・」
「我々は待った・・・本当にそのような時が来るのか、確証は無かったが、息を潜め、死んだふりをして待った・・・・
そしてある日、その時が来た!首領が、三葉の魂がこの時間に現れたのを感じたのだ!そこで我々は、直ちに調査した!三葉のデータは十分に揃っていたから、感知は容易だった。
だがその相手が、お前、立花滝であると知った時は、皮肉な運命を感じたがな・・・・・・」
「そ・・・それで、三葉が俺に入れ替わってる時ばかりを狙ったのか・・・・」
「一番の障害は、本郷猛、貴様だった!貴様がいるため、滝の誘拐は容易では無かった。だから、あえて単調な襲撃を繰り返し、油断を誘った。要は、首領の魂の入った三葉と、滝を会わせるだけで良かったからな・・・・・」
「そうか・・・あの廃屋で、何もしなかったのでは無く、あの時に魂を憑依させていたのか?」
「待て!俺の体に入った三葉に首領の魂を憑依させて、その後、三葉の体はどうなったんだ?」
「朽ち果てたよ・・・・砂のように、もう本当に限界だった。ぎりぎり間に合ったのだ!」
「き・・・貴様っ!」
「別に、怒る事もあるまい。本来なら、3年前に死んでいた体だ・・・魂の方は、3年前に死んでおるしな・・・・」
「こ・・・この野郎っ!」
「話は終わりだ!戦うというのなら、相手をしよう。但し、お前達が過去に行く術は無い!私は倒せても、首領の復活は阻止できん!」
『それはどうかな?』
どこからか、声が響いた。すると、突然、何も無い空間から線路が伸びて来て、そこを電車が走って現れた。
「な・・・何だ?」
「で・・・デンライナー?」
それを見た、死神博士の目の色が変わる。
「ま・・・まずい、直ちにあの電車を破壊しろ!」
「イーッ!」
死神博士の号令で、そこに残っていた、ショッカーの怪人と戦闘員達が、一気にデンライナーに向かってくる。
「そうはさせんぞ!・・・・ライダー、変身!・・・・とおっ!」
猛は、仮面ライダーに変身して、応戦する。しかし、流石に敵の数が多すぎる。と、その時・・・・・
『おい!お前!その、三葉って女を助けたいのか?』
「え?」
また、どこからか声がした。慌てて辺りを見渡し・・・・・驚く!
「うわああっ!」
何と、鬼のような角を生やした怪物が、上半身だけで地面から生えている。それも、全身灰色で、殆ど砂の塊のようだ。
「な・・・何だ、お前?」
『そんな事は、後でいいんだよ!女を助けたいのか、どうかを聞いてんだ!』
「あ・・・ああ、た・・・助けたい。」
聞きたいことはいっぱいあるが、とりあえず俺はそう答えた。
『よし!お前の望み、確かに聞いたぜ!』
すると、砂の怪物は赤い光の玉に変わり、俺に向かって来る。
「うわああっ!」
その光は、俺の体と一体化する。次の瞬間、俺の目が赤く光り、髪の毛が逆立つ。
「ようし!久々に、派手にやるぜ!」
お・・・俺が、勝手に喋ってる。しかも、俺の声じゃ無い!
俺は、どこからかパスのような物を取り出す。それと同時に、俺の腰にベルトが装着される。
「変身!」
俺は、ベルトのバックルにパスを翳す。
『Sword form!』
体の周りに、黒いスーツが装着され、赤く変色して行く、最後に頭部にレールが走り、赤い桃のようなゴーグルが現れ、ふたつに割れる。
「俺、参上!」
「で・・・電王か?」
ライダー1号が、そう叫ぶ。こ・・・これも、仮面ライダー?俺、仮面ライダーになってるの?
「さあ、いくぜ!俺は、最初からクライマックスだぜ!」
電王はデンガッシャーを取り出し、怪人軍団に切り掛かる。次々と倒してはいくが、やはり数が多くて、中々減らない。
「ええい、面倒臭せえ!こうなったら・・・・」
電王は、デンガッシャーを構える。先端がエネルギーがチャージされたように、赤く輝く。
「俺の必殺技・・・・スペシャルバージョンだ!」
電王は、デンガッシャーを振り降ろす。すると、先端が分離して、物凄いスピードで飛んでいき、怪人達を次々に薙ぎ倒していく。
つ・・・強い、このライダー・・・でも、俺は、何もできずに見てるだけだけど・・・・
「おのれ!仮面ライダーどもめ・・・・・」
痺れを切らした死神博士が、マントを外して両手で上に翳す。それを、自分に頭から被せる。一瞬、死神博士の体がマントに包まれる。だが次の瞬間、マントは弾け飛び、その中から、イカの怪物が姿を現す。
「現れたな!イカデビル!」
「死ねっ!仮面ライダー!」
イカデビルは、その口から大量の墨を吐く。
「いかん!避けろっ!」
「な・・・何だ?」
ライダー1号の警告で、電王も既のところでこの攻撃をかわす。
「ギイエエエエエエエエッ!」
逃げ切れず、墨を浴びた怪人達が、溶けて蒸発していく・・・・恐ろしい墨だ・・・・
「奴は、俺に任せろ!お前は、デンライナーを!」
「おう!分かったぜ!」
ライダー1号は、単身、イカデビルに挑む。電王は、引き続き怪人軍団を迎え撃つ。
『ちょっと先輩!僕にもやらせてよ!』
その時、青い光が飛んで来て、電王と重なる。
「ま・・・待て、カメ公、俺はまだ・・・・・・」
いい掛けで、赤い光は外に追い出され、電王は、青い仮面ライダーに姿を変える。
『Rod form!』
「お前達、僕に釣られてみる?」
な・・何なんだこれ?声と・・・キャラが変わってる・・・・・
青い電王は、デンガッシャーをロッドモードに変え、振り回す。そこから、エネルギーの光弾が発せられ、怪人達を次々と倒していく・・・・・
『交代や!ウラタロス!』
今度は、黄色い光が飛んで来る。
「え?ちょっと待って、キンちゃん・・・・」
青い光は弾き出され、電王は、黄色い仮面ライダーに変化する。
『Axe form!』
「俺の強さは、泣けるで!」
ま・・・また、声とキャラが・・・・・
黄色い電王は、力任せに敵を薙ぎ倒す。更には、デンガッシャーを今度は斧の形に変え、大きくジャンプして、怪人目掛けて振り下ろす。
「ギエエエエエエエエエッ!」
断末魔の叫びと共に、怪人は砕け散る。
「ダイナミックチョップ!」
え?・・・終わってから、技の名前言うの?
『ねえ~、僕にもやらせてよ~!』
今度は、紫の光だ・・・・・・
「お・・・おい、止めろリュウタロス・・・・」
黄色い光は弾き出され、電王は、紫の仮面ライダーに変化する。
『Gun form!』
「お前達、倒すけどいいよね?答えは聞いてない!」
も・・・もう、勝手にしてくれ・・・・・
紫の電王は、デンガッシャーを銃に変え、とにかくやたらに撃ちまくる・・・・・怪人達は次々に撃破されていくが・・・・・何か、子供の遊びみたいだ・・・・・
『そろそろ、私の出番かな?家臣どもよ、下がって良いぞ!』
更には、白い光が飛んで来る・・・・まだ、いるのかよ?
「え・・・ま・・待ってよ!まだやり足りない・・・・」
紫の光は弾き出され、電王は、白い仮面ライダーに変化する。
『Wing form!』
「降臨、満を持して!」
・・・何、気取ってんだ・・・こいつ・・・・
白い電王は、デンガッシャーをブーメランに変え、かっこつけながら投げ飛ばす。ブーメランは怪人達を次々と撃破して、電王の手に戻る。受け止めた後も、やたらとポーズを決める・・・・ナルシストか?こいつ・・・・・
一方、ライダー1号とイカデビルの戦いも、架橋に入っていた。
「イカデビル、何故、糸守の生き残りの人達まで、ここに集めた?」
「先程も言ったように、殆どの戦力は、貴様らを引き付ける囮に使った。首領が復活なされても、兵隊が少なすぎる・・・・万一の事も考え、糸守の生き残りを利用して、ショッカーイマジン達を3年前に送り込んだのだ!」
「おのれっ!」
「死ねえっ!仮面ライダー!」
イカデビルは、またも溶解液の墨を吐く。
「とおおおおっ!」
ライダー1号は、大きくジャンプしてこれを交わし・・・・
「ライダーキィィィック!」
必殺の、ライダーキックを放つ。
「馬鹿め!私に、ライダーキックは効かん!キック殺し!」
「それはどうかな?昔の俺だと思うな!」
キック殺しをも跳ね返し、ライダーキックがイカデビルに炸裂する。
「ギイエエエエエエエッ!」
イカデビルは、爆発と共に大きく跳ね飛ばされる。地面に落ち、死神博士の姿に戻る。
「・・・お・・・おのれ・・・だが・・・首領の復活は・・・止められん・・・・ショッカー・・・万歳!」
そう言い残して、更なる大爆発と共に、死神博士は砕け散った。
俺の方も、散々ライダーが入れ替わった末、怪人軍団は撃破した。変身も解け、元の自分にようやく戻った・・・・しかし、とてつもない疲労感が、体に残る。俺自身は、何もしていないのに・・・・・
「滝さん、疲れている場合じゃないわよ!」
また、後ろから違う声が・・・・振り返ると、四葉と同じくらいに思われる、幼女が走って来る。
「このチケットを、あの人に翳して!」
そう言って、俺に1枚のカードを渡し、気絶している影月を指差す。
何だか分からないが、俺は言われた通り、カードを影月に翳す。すると・・・・・
“2013年10月4日”
の日付が、カードに現れる・・・・何だ?これは?
「その時間が、イマジンたちが向かった時間よ!三葉さんもそこ!・・・・さあ、急いでデンライナーに乗って!」
俺と猛は、言われるままにデンライナーに乗る。
そして・・・・3年前に向けて、発車する・・・・
今回は、電王ワールドを満喫させてもらいました。
ですが、良太郎が居ると滝君の存在価値が薄くなりすぎるんで、良太郎君には申し訳無いですがお休みして頂きました。
イカデビルの溶解液のような墨は、オリジナルの技です。“隕石落とし”は、この話にはちょっと都合が悪いんで・・・・
ショッカーの生き残り幹部を死神博士にしたのは、最も好きな幹部ということもありますが、一番知的で策略家に思えたからです。やはり、死神博士はクールでないと・・・・“イカでビール”なんて、ダジャレを言ってちゃいけません!