今回は試しにside表記なし+視点は1話ごとに1視点で書いてみました。
前と今どっちが良いかおしえて頂けると幸いです。
誤字脱字があれば教えてください。
「はぁ〜いい湯だった〜」
いや〜まさかジャグジー機能まで付いていたとは思いもしなかった。それに、結構長い間浸かっていたのだが何故かお湯の温度が下がっていなかった。湯船に付いていた温度計で確認したのだが、入る前と入った後で少しも変わっていなかった。一体どういう仕組みなのだろうか?
そんな事を俺が考えていると、霊夢さんがお風呂から上がってきた。
「霊夢さんって結構、風呂から上がるの早いんですね」
「ん?そう?女はこんなものだと思いますけど」
そうか、男女の価値観が逆転しているのなら入浴時間は男が長いのか。道理であんなに長風呂をしても何も言われなかったわけだ。
とまぁ、現実逃避はこれぐらいにしておこう。男女の価値観が逆転している世界で、女がお風呂の後どんな格好をしているか知っているかい?えっ?何でそんな事を聞くのかって?それはね、霊夢さんが上は白い肌着一枚で下はこれまた白いパンツしか着けていないからだよ!
そりゃあね、俺だって家でパンツだけの時もあったけれど一人暮らしだったからだよ?せめて上だけはどうにかしよう、肌着が透けてピンク色の何かが見えてるから!
「霊夢さん、何か着けないと風邪をひくのでは?それに誰かに見られるかもですよ」
「大丈夫ですよ風邪なんてひかないですし、誰かに見られても私は気にしませんよ、それに私を見て喜ぶ人なんていないでしょう」
こっちが気にするんだよ!目に毒なんだよ!わかる?俺だって男だよ?襲うかもよ?
まぁ、泊まらせてもらっている俺がその家の人を襲ったら間違いなく追い出されるでしょうね。そうしたら、仕事をしなくてもよく、広大な自然を感じられ、広々とした空間での生活がスタートすることになるでしょうね・・・クソがぁあ!!襲えねぇぇ!
襲ったらホームレス確定じゃねぇか!!しかも、おまけで40年間保証して貰えるしな・・・ハハッ・・・笑えねぇ
「取り敢えず何か服を着てください」
「わかりました、じゃあ着替えてきますね」
ふぅ〜危なかった、今回ばかりは俺がヘタレでよかったと初めて思ったよ。なんか惜しい気もするけど
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暫くすると霊夢さんが戻ってきた、格好は例の巫女服だ。違うとこは両手についていた袖が外された状態だということぐらいだろう。
「あれ?それさっきも着ていませんでしたっけ?」
「アハハハ〜いや〜実はこれしか持ってないんですよね服」
まさか霊夢さんが着た切り雀だったとは・・・意外だな。でも、こっちでは普通なのだろうか?
「まあまあそんな事は置いといて、結構遅い時間ですしお布団を敷いて寝ましょう!」
「そうですね、寝ましょうか」
「明かり消してきますね!」
そう言って霊夢さんは走り去ってしまった。ちなみに照明は何故かLEDだった、紫さんが最近付けたそうだ本当に紫さんは何者なのだろうか?
取り敢えず布団敷きますか
そう思い押入れを開けると中には一枚の布団と毛布、そして2つの枕がはいっていた。枕が2つあるのは謎だが、予備か何かだろうか?
そんな事を考えつつ俺は布団を敷き、明かりを消して布団に入った。
今日は色々なことがあって疲れたのか時間をかけずに眠りにつくことが出来た。
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んん・・んんんん・・・
「ふぁ〜よく寝た〜」
起きると部屋はかなり明るくなっていた。
「いや〜それにしても、こんなにすっきり目覚められたのはいつぶりかな?」
そして俺は立ち上がろうと思って右手を動かそうとしたが何か重たいことに気づいた。
「ん?なん・・だ・・・・」
自分の右手を見るとそこには、俺の右手を腕枕にしてスヤスヤと寝息をたてながら寝ている霊夢さんがいた
ちょっとまとうか、ん?なにこの状況?これは現実か?いやまてよこんなことがあり得るわけがない、つまりこれは夢だ。
昨日は霊夢さんならぬ霊夢山の2つの山頂を拝んだからかなりムラムラしていたのだ、きっとそれが原因でこんな夢を見たのだろう
「夢か、はぁぁ、寝るか」
そして俺は寝れば夢から覚めると考え眠ることにした。
今月中にあと1話投稿できるかもです。忙しくなければ、2話かもですが。