空き部屋から操られるように走り出して数分、ふと身体に絡みついた糸がほつれた感覚と共に、立ち止まった。
すでに、食堂らしきところには行った。場所を覚えるなんて不可能なほどの部屋を通り過ぎた先なので、また戻ろうとしても分からない。食堂にセイバーの姿はなく、それを確認するとまた勝手に走り出したんだけど…
「屋上…?」
そう動いていないのに疲れが出たが、それを忘れるように横の階段に目が移っていた。上からは、外の薄暗い様子が見て分かった。セイバーがいる。根拠のない確信をした俺は、アインツベルン城の防犯システムが作動しないかとドキドキしながら、石橋を叩いて渡るように一段、一段進む。
壁に飾りがないので、屋上ドアに視線が向く。そうしてドアの前まで無事に来ることができた。流石に、警戒しすぎだよな。
緊張する必要はないのに、昨日の襲撃だけに少しの不安に急かされて、右手がドアノブをまわす。
「セイバー」
ドアの向こうは、廃墟と見間違えそうなほどタイルや壁が壊れていた。アインツベルン城のエントランスや、イリヤの部屋からは予想もできない。ドアの向こう側が別空間に繋がっているのか、と身構えていなければ錯覚するほど。
瓦解しかけた庭園の奥、アインツベルンの森を見渡せる場所にセイバーは座っていた。
呟いた俺の声に反応し、セイバーはこちらを向くとニッと真っ白な歯を見せて笑った。
釣られて、こっちも笑ってしまう。無事なのは分かっていた。それでも、セイバーが負けるかもしれないと…いや、負けると言った相手だ。本人を見るまでは、人伝いで無事を聞いていたとしても、不安は拭えない。
「よかった。アインツベルンの城に着いて別れたきりだから、心配してたんだよ」
ここでようやく、落ち着かない気持ちに一区切り…
「心配したのはこっちだ!士郎、ばっかお前まだ休んでなきゃダメじゃねえか。焦って起きても、あとで倒れたら意味ねーんだよ」
できそうにはなかった。
「だ、大丈夫。もう十分休んだし、これ以上なにもしなかったらその方が身体に悪いと思うぞ」
「ようやく陽が昇ろうかって時間だぜ?ったく、どんだけ丈夫なんだか」
静かに頷いて、セイバーの横に座る。
周りには遮蔽物がない。丁度、冷たい風が吹いて身体にあたる。熱を作り続ける今の俺には気休めにもならないけど、セイバーと一緒にあたる風は悪くない。
昇る朝日が森に差す。見えてくるのは、薙ぎ倒され、或いは円を描くように消えた木々。あのバーサーカーが蹂躙されるしかなかった相手に、セイバーは生きてここにいる。
過程には片付けきれない問題が転がっているが、今はこうしているだけで充分だ。
「話はイリヤから聞いた。すまない、イリヤがいなかったらお前はもう死んでいた。バーサーカーじゃなきゃ、その穴は埋められなかった。俺は」
「いや、セイバー、それは違う」
無意識にセイバーの謝罪を遮っていた自分がいた。
「俺と慎二でキャスターの魔術をどうにかできた。単純に俺の力不足のせいで、キャスターからキツイのもらっちまったんだ。俺のことはいい。幸い、イリヤのおかげで身体は動く」
助けにいったのに、助けられた。バカな話だなぁと思う。
セイバーの木刀すらなければ何もできなかった。そうして終わった結果は、俺の責任として受け止めなければいけない。損失を取り戻せるとは思わない。だけど、やれることは残っている。
これ以上の犠牲は、もう出せない。
「だからまた、稽古を頼むよ。昨日はできなかったから、今日からやらないとオヤジに怒られちまいそうだ」
「あぁ、ん、しけた雰囲気を作ってる場合でもないか。
セイバーが言葉を詰まらせた。
「……いや、何でもない」
「ん…?」
変な途切れ方で気になった。何かを思い出したかのような、自分も無関係ではない感じだ。
「そうか。あまり時間はないけどさ、どうすればいいかをアーチャーと話してみる。あいつ、手を貸してくれるって言ってたし」
しかし、セイバーの顔を見ると聞く気になれない。
セイバーが望んでいない気がする。
「セイバー、なにかあったら、気が向いたときでいい。俺に話してくれ。力になれるかもしれないから」
「はっ、まずはその身体治すのが先だろうが!」
「いでっ!?」
セイバーが手のひらで背中を叩くとバシリと音が響く。ジリジリと伝わる痺れで、完璧に目が覚めていた。
「ここじゃ落ちつかねぇ、中に入ろうぜ。腹減ったし」
気を利かせてくれたセイバーが、建物の中に入ろうと言う。
そうだな、朝だというのに熱のせいか、やけに疲れた。ひと休憩したら、家に帰ろう。
先に歩いているセイバーの後を追うために、朝日に背を向けたとき、喉の奥に引っかかるような違和感に襲われた。
「あ、あれ?」
庭園の廃墟っぽさを背景に見る、遠くを見つめる銀髪の後ろ姿に足が止まる。
「……荒れた建物。そして、セイバー……」
俺は、何か違う場所で、おかしな服装のセイバーを見ている。そんな確信があるのに、根拠がないせいで口には出せない。
「どうした。遠くなんか見てよ、ちょっとばかりバランスが悪いぜ。やっぱ無理してるんじゃねえの?」
「なんていうか、変だな〜って。どこがだろ?」
いつもより調子がおかしいのは、はたしてバーサーカーだけが理由だろうか…。
▼
昨日の話だ。
「時間は夜だ。
真名を明かし、依頼を受けた俺は、力つきるように意識を手放した慎二の身体を受け止めた。手に持っていた本が落ちるが、構っていられない。
慎二の傷は決して良くはない。戦場で幾多もの死を建ててきたこの身体は、それを理解するのに悩むことはない。ただ、助からないと分かっている思考とは別に、酷い損傷は見られない。それが違和感だった。
その正体が分かったのは、慎二を背負ったときだ。やけに腹周りがゴツゴツしていたので服をめくると、横腹に泥の塊がベッタリと着いていた。
「ひでぇ、なんつう止血してやがる……」
明日を考えていない、その場しのぎでいいと言ってるような塞ぎ方。少なくとも、キャスターにやられたものじゃない。恐らくは、イリヤスフィールだろう。
キャスターの魔術では、こんな傷はできない。
「……」
アインツベルン城に駆けつけたとき見たものは、腹に円を描き穴が空いた士郎と、光の粒子が士郎の中から溢れ出していた光景だった。
傍にはイリヤスフィール。
「………」
解せない。見惚れちまいそうな黄金の輝きを、別人が使っているのを知っている。エクスカリバー使いの騎士は、何か関係があるのか。
いや、それは置いておく。まずはこっちだ。本当の問題は、ここからなのだ。
「チッ、おい
呼吸が弱い。
アインツベルン城に引き返すのは慎二が嫌っていたが、しのごの言ってられない。頼み込めば、傷の手当てはしてもらえるだろう。魔術師なんだから、治癒系の便利な魔術知ってるに違いない。
目を開けない慎二の肩を持ち、側に落とした本をズボンに入れて立ち上がる。
「兄妹ってのは、最強のコンビだ。兄は妹の萌え力で無敵の力に目覚めて、妹はそんなしょーもない兄に懐いて生意気にお伽話のお姫様になれるんだ」
この傷で、よくここまで歩いてきたもんだ。
桜に対して、並ならぬ執念があるのは言うまでもない。こいつは、結野 晴明と並ぶ妹愛を持っている。お兄たまなら、今回の召喚に応じるには十分な理由として成立する。けど、あと一つ、足りねぇんだ…
「あ〜あ〜、羨ましいなぁオイ!!今からお前は王子様だ!!なぁ、慎二ィ!!!」
さっきまでは予想もしなかった…不測の事態が起きてしまった。
魔力が底を尽きかけている。慎二を引き止めた頃からだ、士郎からの魔力が来なくなっていた。
原因は、イリヤスフィールの施していた治療だと分かっても、慎二の依頼を聞いちまったもんなぁ。
「妹を助けられればそれで満足か?オイ!桜にとっちゃそれは余計なお世話だろうが!お前は桜の王子様になるんだろ!?この世でたった一人のお姫様に小生意気な王子が手を伸ばさねえと締まんねぇんだよ!」
まるで泥の上を歩いているかの如く。
一歩が重く、慎重に進まないとこけてしまう。
「ぐっ──」
そう思っているのに、何もないところで転んだ。
魔力供給が途絶えてから僅かしか経っていないのに、なんてザマだ。外道丸の現界すら維持できない。サーヴァントってのは、不自由すぎる。
「チッ″──」
地面に横たわっている暇はない。
しかし、身体から消えていく魔力のせいで、″俺″の方が維持できなくなっていく。
下半身が、泥沼に沈む。
「…」
胸の奥から、影が伸びてくる。俺の中が闇に変わってしまう。ヤバイと分かっていても、神経が断ち切られていく。一本一本、ご丁寧なこった。
こんなところで、手遅れになるのか──
──士郎、どうしちまったんだ。
「魔力………!」
視界が暗転する。
俺の意識はある。だから、自分の意思は地面に突っ伏している。
身体は、違った。
両手は、ジャリジャリ音を立てて土を握っている。両膝が、柔らかい地面をえぐりながら起き上がろうとしている。
「あるジャ・・・ン。コイツァ魔力ダ!」
誰でもない俺の声は、魂に渇望して口を開けていた。その口で、慎二をどうするつもりだ…やめろ、頼むからやめてくれ。せめて喰らうなら自分にしろ。こっちに来い…
あらゆる抵抗が、無駄に終わる。″コッチ″が魔力を補給したが最後、俺たちは世界に消される──
「なんだ、想像以上に暑苦しいな。見ているこっちが恥ずかしくなってきたぞ」
「ナ──!?」
何も分からない中で届いた声に、思わず驚きの声が出た。中からは一切抵抗できなかったくせに、外から触れられただけで暗闇が霧散していく。
亀裂の隙間から眩しい光が漏れる。背中に、手のひらがふれる。耳で聞いた声は。
「士郎」
「ふっ、これは酷い。重症すぎるな、霊気をいじらないと治らないんじゃないか?魔力をあてただけだ、現界するには全然足りないよ」
「…アー、チャー?」
切れかけの蛍光灯のように、断片的に視界が明けてきた。
「ふぅむ、どうやらマスターとの魔術回路が一時的に切断されたらしい。未熟者とはいえ、サーヴァントとの契約を切るようなやつではない。見たところ、魔術回路が混乱して行き場を見失っているようだ」
「分かんのか…」
「あぁ、事情は後から聞こう。どうせ無駄だと言っても、そこのバカを助けるなんだ言いながら、二人とも倒れている。面白いジョークだ」
霊気に魔力が流れるのを感じる。
これで、正気を保てるが、数分でまた状況は悪化するだろう。
「すまねぇ、助かった…けどこれ以上は世話になれねぇわ、すぐに解決しないと」
体内をまわる魔力は、余すことなく対魔力へと割かれていく。これが最後だと思わなければ。いつ、どこで反転するか知らないのだ。俺ですら、この身がどうオちるか分からない。
英雄王の言っていた『空想の毒』は、的を射た表現だ。もしかすれば、この異常を治す方法を知っていたのかもしれねぇが、もう遅い。
「それより、寝たふりをしているとはいい度胸だ、ライダーのマスター。まさかとは思うが、自身を助けようとしているセイバーを見てほくそ笑んでいるんじゃないだろうな」
俺が立ち上がるより先に、アーチャーの冷たい声が響いた。
何を言っている。慎二は確かに気を失った。
隣で見ていた俺が見間違うはずが…
「…」
横に寝転がる慎二の目が、驚くほど簡単に開いた。
だが、様子が明らかにおかしい。呼吸は正常、腹の傷がないかのような落ち着きよう。ただ寝転がっているだけのくせに、慎二とは別の容姿を重ねていた。
顔は空からそらさずに、瞳が俺へと向けられ。無言だというのに滲み出る威圧感が、サーヴァントの一人と重なる。
「英雄王──」
「まさか!?離れろセイ…」
呟きと同時に、慎二の手は腰にさしておいたはずの本を開いていた。
アーチャーが反応して魔力で武器を出す。片手剣のような、黒い剣に力を込めるのを見ながら、慎二…英雄王が笑う。
人間の速さを軽く越えた動作で、アーチャーが剣を振り下ろすより先に俺の首に右手が伸びていた。強く握られて息が止まる。今の俺じゃ抵抗できない。これは、人間の握力じゃない。やはり英雄王だ。
「色をつけておいた。心して受け取れ」
「ぐっ!?」
首を掴んだ手から、閃光が発生する。
刹那、身体中に光が宿る。
魔力だ、この身体に必要以上の魔力が流れてくる。
理由を聞く暇もなく、光に包まれた向こうを英雄王が歩いていく。なんつうムチャクチャな野郎だ。こんな宝具を、慎二に渡したらしい。
つか、依頼料を提示した覚えはねぇんだが。王様ってのは、金にものを言わせるクセがあって困る。過剰分は、きっちりサービスするぜ。
力が戻る。意識が切り替わる。砂を握るのでやっとの手は、考えるまでもなく腰にさした木刀へ。
慎二の腕に振り下ろすアーチャーの剣を一線すると、それだけで腹から叩き割る。
「驚いた。あのクソ生意気な堅物が…?」
「待てアーチャー、もう慎二は大丈夫だ。ちょっとした不手際ってやつさ、いい加減こいつも休ませなきゃ死んじまう」
また気絶している慎二をみて、魔道書からも何も起きないと確認したアーチャーは大人しく退いた。
「君は、今から依頼とやらを完遂してくるんだろう。さっさと行きたまえ。私は、さきほどの魔術回路が切れていた原因を見に衛宮 士郎の元へいく。それが終わればすぐに帰るさ。
別に、聖杯戦争の決着を急ごうとは思っていない。確実に勝てる道を選ぶ主義でね、セイバーが警戒するようなことはしないと約束しよう」
「あぁ、分かった。凛とも元々、そんな感じの話をしてたしな」
全部とは言わないが、俺を助けようとしていた時点でその方は考えていない。
そこで別れるタイミングだと思い、慎二を担ぐ。
「ん!?傷口塞がってるじゃねえか、いやまあ、ここまで出張ってきたんだからこれくらいやってく・・・もんか?素直じゃねえなぁ」
過保護じみた行為に苦笑いが漏れる。
そうして歩き出すと、背中越しにアーチャーが言う。
「そうそう、これはたわごとだから聞き流して構わないが。君は、マスターとの距離感覚を決定的に見誤っているぞ。近いうち、イリヤスフィールと話しておけ。彼女は少なくとも、士郎という人物について理解を深めている」
「はぁ?おい、そいつはどういうって、もういねえ」
意味の分からないまま、アーチャーは森の奥へ行ってしまった。
そうして、俺は慎二の依頼を受けて間桐家へと向かう。
お久しぶりです、ひとりのリクです。
銀時のケツに聖剣を刺すか否かで迷ったのですが、グッダグダになるのでボツになりました。2/4章が終わったらボツの方を公開するかもしれません。
今回の後書きには、1/4章のフローチャートをオマケとして公開します。
連載当初のフローチャートは内容が大幅に違うため、八ヶ月ほど前にようやく決定したものを一部修正しました。
加えて、ルート分岐として公開していた『山門へ行けば人斬りの羽織り』を序盤のみフローチャートで公開しています。また、あらすじ欄にてプロローグを公開しているので、よければ見てください!
(小説として書いていないため、次話投稿時に削除します)
最高傑作の復讐者/スキマを知らない少女
【】内は未公開
『』内は別ルート時
[]内はBAD END
冬の城の主人
↓
夢の旅人、侍の国
↓→[おはよう、朝の読書(セイバー)]
おはようは一人で
↓
朝の食卓Ⅰ、学校から電話
↓
学校へ、他愛ない会話
↓
学校到着、セイバーは間桐 桜に対して反応を見せる。
↓
目的達成、セイバー別行動→※1、2へ
↓
遭遇、遠坂 凛
遠坂はライダーの仕掛けている魔法陣を妨害している
↓
帰路、ルート分岐点⤵︎
↓ 『山門に行けば人斬りの羽織り』
姫のイタズラ・スキマを知らない少女
↓
家に到着、計った来訪者
↓
イリヤスフィールの興味
↓
イリヤスフィールの情報
↓
柳洞寺へ駆けろ二号
↓
到着と声
決着への約束と、布石を書いておく
↓
帰路、イリヤおらず
↓
冬木の虎、登場
↓
波乱のタイガー道場
↓
稽古、日課の鍛錬
士郎の本質はまだ見えない
↓
明け方の隣
↓
学園騒走、赤い魔弾
原作と変わらない流れ。森に入ってから違う。
↓
学園騒葬、怪物の鎖
↓
ライダー退散、遠坂邸へ
↓
アーチャーのキュウジ
↓
断片の記憶、金の鍔
↓
士郎は家に帰して、アーチャーの密会シーンを挟む。
ライダーがキャスター陣営に倒される。アーチャー陣営、慎二を追いかけた結果は見つからず。魔法陣が消えたことの確認は2/4章へ繋げて、次の行動へ移す。
↓
士郎、慎二を探しに
↓
士郎サイド
イリヤ見つけて追いかける。商店街で言峰と会い昼食へ。ここでアインツベルンへ行くきっかけ獲得。
↓
銀時サイド
イリヤをストーカーしていた慎二をストーキング
英雄王に奥の手だけ使う
↓
両者帰宅
↓
夕飯と聖杯戦争講座
↓
外道丸召喚
↓
ダイブ&インフォメーション
↓
アインツベルン城の戦い・ガーデン
↓
アインツベルン城の戦い・デーゲン
↓
アインツベルン城の戦い・エントランス
↓
アインツベルンの森・最古の英雄王
↓→[英雄王決着、洞爺湖]
アインツベルンの森・宝具解放
↓
アインツベルン城の戦い・キャスター
↓
最後の願い
↓
万事屋の絆、分岐点⤵︎
↓ 『夜間風情、髑髏の前触れ』→※3
江戸最強の陰陽師
↓
妄執の果て
↓
1/4章 エピローグ、いっときの安息
※1.スキマを知らない少女編のセイバー行動
勘の赴くままに、山門の門番
↓
アサシン登場、佐々木 小次郎
↓
侍としての名乗り、坂田 銀時
↓
片剣片木
↓
秘剣
↓
決着先送り
※2.『山門に行けば人斬りの羽織り』を選択。
↓
『
このルートの場合、イリヤスフィールは死亡。
そして、アーチャーによるバーサーカー撃退イベントが発生しなかった場合を前提としている。
冒頭のみ公開とします。
【セイバー、衛宮邸へ向かう】
↓
【ゴウ】
↓
【道の途中で意識が飛ぶ】
↓
【身体の異変、蝕む血】
↓
【意識覚醒、教会】
↓
【言峰 綺礼】
↓
【黒いヨド】
↓
【導きではなく、悪道の十】
↓
【教会を離れる】
↓
【空想の毒】
↓
【魔境大橋・錯乱結合】
↓
【魔女ノ舞台】
↓
【起死転伐倒】
↓
【闇に呑まれるが如く】
↓
【敗退、坂田 銀時】
↓
こちらのルートを書く日はくるのだろうか。
※3 十八代目 池田 夜右衛門召喚ルート
このルートの場合、アインツベルン城での戦いが変わります。
(宝具解放までの構成がそもそも違うため)
結果のみは同じため、省略。