仮面ライダーエグゼイド~異質なる命の鼓動   作:カオスサイン

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遊戯王サキブレ1BOX+六パック買ったけど0拮抗、0ラグナロク、1エグゼキューター、1スィートデビルという散々な結果だったよクロトオォー!
バンパーは明らかにスーじゃないよアレは…レア度間違えてるだろおおコナミィー!
三枚も無駄に高レアリティで出やがってえ…
「ええい!私の名をメタネタに使うんじゃない!というか私の神の恵みはどうしたああーー?!!」
え?買える訳無いじゃん・w・
「チクショー!」
「黎斗がどこぞのギャグ漫画みたいな顔になってる…」
「新壇 黎斗だああー!」
「ああ…いせスマxエグゼイド能力やりたいな!…」
「作者逃避しないで」
あ、やるかもしれませんw





EPⅩⅢ「ドクター達よ、FlySingHigh!!」

Side秦

「テメエ等のガシャットを頂くぞ!」

「花家大我!…」

俺達は大我と睨み合いを効かせていた。

「ン?…レーザーとブーステッド、それにラックやあの中二病女のフォルナはどうした?」

「砂那璃は今の時間帯は大学だ。

レイレイと貴利矢さんは二人で何処かに行っている。

礫さんについてはバグスター追っているからかな」

恐らく今頃レイレイ達はジオとゲンムの足取りを追っている最中であろう。

金沢については恐らく追っているバグスターがいると聞いていたからそれでいないのだろう。

「そういう事か…だがやる事は変わらん」

『ジェットコンバット!♪~』

「そのガシャットは!…」

「第参戦術!」

『レベルアップ!ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!♪~アガッチャ!ジェット、ジェットインザスカイ!ジェット、ジェット!ジェットコンバーット!♪~』

LVUPしLV3コンバットシューティングゲーマーとなったスナイプは上空から砲撃を仕掛けてくる。

「いい!?…常時滑空のゲームウゥ!?」

「俺に任せな!」 『ノッビール!』

「俺がやる!」『コッチーン!』

唯一対抗出来うるであろうレクシォンが先手に出る。

何故かブレイブも。

だが…

「貴様等ならそう来るだろうとは思っていたぞレクシォン、ブレイブ!」

「なっ!?…しまった!ぐわああー!?…」

「があああー!?…」

「「坂堂さん/飛彩!?」」

スナイプに動きを予想されてしまい反射する間もなく集中砲火の直撃を受けてしまい、レクシォンとブレイブは変身が強制解除されてしまいガシャットを奪われてしまう。

「さあ、次はどいつだ?!」

「なら俺達でやるぞ!龍哉は滑空能力の有るモンスターの召喚を!」

「OK!」

「分かったよ!僕は深緑妖精王を召喚!」

ディスカに召喚してもらったモンスターに飛び乗った俺とエグゼイドはそれぞれアームを構えた。

「フン!その誘い乗ってやる!」

『ガシャット!キメワザ!JET!CRITICALSTRIKE!』

あちらも此方の狙い通りにキメワザに入ろうとしていた。

『キメワザ!GEKITOTU!CRITICALSTRIKE!』

『キメワザ!VALZIOS!CRITICALSTRIKE!』

「「はあああああー!!」」

俺達のダブルロケットパンチとスナイプの最大ENの砲撃がぶつかり合う。

「経験の差というものを見せてやる!」

「何ッ!?…」

「うわああー!?…」

「永夢!…があああー!?…」

僅かながらに此方がパワー負けしてしまい砲撃を浴びせられてしまいそうになったエグゼイドをなんとか庇い俺は変身強制解除されてしまいヴァルジオスフロウのガシャットを奪われてしまった。

同時にディスカのモンスターも破壊されてしまった。

「秦君!?…」

「かっは!?…」

エグゼイドに抱えられなんとか立てたものの俺は気を失ってしまった。

「チッ!…まあ良い、後はエグゼイドとディスカ、テメエ等だけだ」

「くっ!?…」

ば、万事休す…。

 

その頃、Side砂那璃

「み、見当たらぬ…」

我は一人ガシャットを探し求め街を彷徨っていた。

あのライダー、ジオや新たに現れたバグスターに従兄上達が頑張って対抗しているのを見て我も更に天命を果たさねばと思ったからだ。

だがそればかりを考えていたせいか大学での授業はほとんど身に入らなかった…。

「えっと…」

「今の我に構わないで!…」

「さ、砂那璃ちゃん!?…」

「あ!?…」

このままでは我だけ従兄上の足を引っ張り続けるだけになってしまうとイライラしていたせいか我の事を理解してくれていた学友達にも冷たく当たってしまった。

結局、彼女達に謝罪出来ずに放課後すぐに飛び出したらこの様だ。

「…」

ガシャットはコラボス所か対応するバグスターの姿さえも影も形も全く見当たらない。

「我は一体どうすれば良いのだ?…」

あまりもの虚しさを感じ我は頭を抱えるしかなかった。

そこに

「よっと!久し振りの日本だー~!ミルク美味っー!」

「む?…」

ふと目に入り立ち寄ったカフェに新たに客が来る。

妙に不思議な感じがした女の子だ。

「あ、真に美味であるな!」

我もミルクを口にし思わず叫ぶ。

「そうそう!このカフェ僕のオススメだから立ち寄ったんだ…ってアレ?君ってCR所属の子?」

「我…わ、私の表の世界ではそうだ…です…名を砂那璃、まだ見習いの身であるが…ってお主が何故その事を知っておる?!」

「あはは面白い後輩ちゃんだなー。

僕は藤堂 流華っていうんだ。

さすらいの医者をやっている。

又の名を仮面ライダードラバーン!」

彼女、ルカルカは勢い良く懐から取り出したガシャットを掲げ名乗りを上げた。

ってム?…あ、アレは!?

「そ、そのガシャット…」

「ン?…ああコレ?…先日こっちに帰ってきた直後に偶然コラボスと遭遇してね…僕の得意とするジャンルじゃないからどうしようかなと思っていた所だけど…」

正に我が探し求めていたものを彼女が持っていたのだ。

通りで…見つからぬ訳だ。

「是非共わ、私に譲って欲しいのだ!」

我は目をキラキラさせてそう願い出る。

「うーん…」

彼女は少し思案する。

「良いよ、でもその前に一つ聞きたいね。

君にとってこのガシャットだけではなく仮面ライダーの力をどのようなものだい?」

「えっと…この力は患者さんを救う為の…」

「本当にそうかい?…それだけじゃない筈だよ?」

「…」

彼女にそう言われはっとなった我。

「私は…あの様な事故を起こしてしまっても尚前を向く従兄上の、そして患者さん達の支えになりたい!」

「うん!問いかけの答えとして上出来だよ!

ほらどうぞ!」

私の想いを聞いて彼女は満足しガシャットを譲ってくれた。

受け取った直後、波動を感じた我は駆け出していた。

「それにしてもあの灰馬先生でさえ予想出来ていなかった医療事故ね…」

 

Side流華

砂那璃がカフェを後にした後、流華は一人砂那璃が語っていたまだ会わぬ従兄の起こしてしまった事件に何処か疑問を感じてながら彼女も店を後にする。

「一体君は何者なんだい?…」

「…」

その直後、彼女、いや彼の背後にはいつの間にかジオが姿を現していた。

「だんまりかい…こっちはそんなに君の事を詮索する気は無いけどそれでも僕の邪魔をしようというなら容赦は出来ないよ?」

「…」

ジオは無言のまま立ち去っていく。

「どうやら彼は気が付いた様だね…僕の力を…」

 

Side秦

「くっ!?…」

「もう一度変身しろ それで全ての片が付く」

「…」

「大我さん、貴方という人は!…」

「待て!研修医、貴宮秦!奴の挑発に乗るのはノーサンキューというものだ!…」

「五月蠅えなこれだからおぼっちゃんは…」

「乗ってやろうじゃねえの…大変身!」

飛彩に止められる。がだからといってこのままではどうにも出来ないので俺は再変身した。

しかし…

「ぐうっ!?…」

先程のダメージの蓄積で思い通りに動けずにいた。

『ステージセレクト!』

「ムッ!?…」

突然またステージが変更される。

一体誰が?…

「遅くなってしまい申し訳無い従兄上!」

「砂那璃!?…」

突如現れたのは変身した砂那璃だった。

 

Side砂那璃

「タイガー!お主の好きにはさせぬ!」

「フォルナか…まあ今更来た所で俺に奪われるだけのガシャットが増えただけの事!」

「負けぬ!従兄上も患者さんも我が一つの支えとなるのだから!」

我はスナイプに仕掛ける。

同時にスナイプも上空からの砲撃を撃ち放ってくる。

「今の我ならこの程度の弾幕など!

【天光光輪靴】!」

「何ッ!?…が!?…」

回避し続け奴の隙を突き我は跳躍し思い切り蹴り付ける。

なんとか防御が間に合ったのかスナイプは滑空体勢を保っていた。

なら!我はルカルカから譲り受けた新たなガシャットを取り出す。

「何だ!?そのガシャットは!?…」

「これこそ我が新たに受けし使命の力よ…括目するが良い~!天使力3!」

『ゴッズソングスラプソディア!♪~』

『ガシャット!レベルアップ!天命、天輪、天使の力!Ok,Ready?!プリズムエンジェル!♪~アガッチャ!メ・メ・メロディー!ゴ・ゴ・ゴッドシング!ゴッズソングスラプソディア!♪~』

「ゆくぞ!」

ゴッズソングスラプソディア、女神を宿した少女が神が創造せし歌を奏でその力で世界を蝕もうと企む悪と戦うボイス反応型シュミレーションリズムゲームである。

「すぅー!…はああー!♪~」

「うおっと!?…」

深呼吸し思い切り歌声を紡ぐとその歌は音波となりスナイプに向かっていた。

「甘いのである!はああー!!♪~」

「何ッ!?…ぐわっ!?…」

間一発という所で回避されるが我は間髪入れずに続け様に歌声の音波を今度はLV3の力でようやく機能する様になった背の翼も振るわせて飛ばし見事に直撃させた。

「今よ!」

我は翼をはためかせ空高く飛翔した。

「何ッ!?俺と同じ様に飛んだだと!?」

「「…」」

我が飛翔した事にスナイプも地上で見伏していた従兄上達も驚いていた。

体勢をようやく崩したスナイプの隙を突き我は技を発動させる。

『ガシャット!キメワザ!GODSSONGS!CRITICALSTRIKE!』

「【天神創命唱】!はああー!!!♪~」

「ぐわああー!?…」

必殺の歌唱技を繰り出しスナイプを墜落させた。

かろうじてエンジンが生きていたスナイプはなんとか踏ん張ろうと試みていたがダメージを超過し変身が解除されていた。

それに伴い彼に奪われてしまっていたガシャットも戻ってきた。

「ぐっ!?…今回はここまでにしておいてやる!今度こそはテメエ等のガシャットは頂くぞ…」

タイガーはそんな捨て台詞を吐きながら体を引きずって立ち去っていった。

 

その頃、Sideレイレイ

レイレイはキリヤと一緒にゲンムの正体である壇黎斗の下へと訪れていた。

あの時自分の正体を誤魔化した理由とシン達への疑問を解消する為だ。

「社長さんよぉ、アンタの伏兵のおかげで自分はまた嘘吐き呼ばわりされてしまう所だったんだぜ?」

「フン!普段の行いがそう災いさせただけだろう…それよりもその様子だと君達も宝生永夢と貴宮秦、この二人の抱えている体の秘密について既に気が付いてるのだろう?」

「ああ、あくまで自分の予想でしかないけどな…といってもお前さんの方はタダで教える気は無いだろう?」

「無論だ。こんなにも私のゲームクリエイターとしての本能を湧き上がらせてくれる存在であるあの二人の秘密を易々と君達に教える訳にはいかないな!」

彼の返答は予想していた通り…

「なら、此方も実力行使をもって話してもらうまでなのですよ!」

「ああ!」

「フン!君達にこの私を倒せるかな?」

レイレイ達は変身しゲンムへと向かっていた。

「ふむ…ゲンムは予想通り幻夢の社長さんか…これだから人間観察というものはやめられないね!」

その片隅でもう一人の赤黒のマントを翻したライダーが見ていた。

 

 




次回、「ゲーム病で来院してきた患者さんの様子がどうも可笑しい?…」
来院してきたのはゲーム病患者と偽りCRを乗っ取ろうと画策したグラファイトとトールプラントバグスターだった。
「お前達は!…絶対に許さないぞ!」
変身し応戦するラヴァード達だが二体のバグスターの連携の前に劣勢を強いられる。
『ギャオオー!』
『…』
「あ!アレは!…」
そんなラヴァード達の前に突如現れたゲーマだったが…
『ドラゴナイトハンターZ!』
『セブンスナイツジ・ハードP!』
「いけない!そのゲームは!…」
「早く名人達を止めろ!」
「「ぐっ!?…グウゥゥ!!…」」
そのガシャットを使ったエグゼイドとラヴァードは力を制御出来ずに暴走してしまうが…。
「Dragon&SevenKnigtを使いこなせ!! 前編」



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