四大魔王より上がいた   作:てこの原理こそ最強

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また新メンバーが登場!

感想の中で眷属との過去編を見たいというのをいただきました。それに関してはアニメの回が終わったら書きます





第34話

ーパーティ会場ー

 

オレも悪魔でありこの世で最強な存在であるためパーティには参加してくれとサーゼクスから頼まれた

 

今のオレとオレの眷属のみんなは男性陣はタキシードを女性陣はドレスを来ている。会場へ向かう中たくさんの人からの目線がうちの眷属達に注がれていた

 

蓮夜「みんな悪いな。付き合わせて」

 

タツマキ「本当よ!なんで私が!」

 

ティナ「まぁまぁタツマキさん…」

 

黒歌「なんか落ち着かないにゃ」

 

カナリア「にゃんちゃんはいつも和服着てるからね」

 

雪菜「少し落ち着きませんね」

 

ユウキ「動きにくいね」

 

レム「シェーレさん!スカートめくれちゃってます!」

 

シェーレ「あらら、すいません」

 

アンナ「…変な感じ」

 

犬千代「犬千代もそう思う…」

 

深雪「すぐ慣れますよ」

 

十六夜「ヤハハ」

 

ジブリール「面倒でございますね」

 

達也「諦めろ」

 

クロメ「蓮夜、どう?」

 

蓮夜「あぁ、みんな似合ってるぞ」ニカッ

 

オレがみんなに向かってそう言うと女性陣は揃って赤面した

 

 

 

パーティ会場には既にリアス達は到着していた

 

祐斗「こんな上級クラスの悪魔達が一堂に会するなんて僕も初めて見たよ」

 

ゼノヴィア「まさに圧巻だね」

 

蓮夜「そりゃあそうだろ。こんなん滅多にねぇからな」

 

一誠「おう、蓮夜、ってなんだその格好!」

 

蓮夜「上級悪魔はドレスアップが必要なんだよ」

 

一誠「そうなのか。でもみんな綺麗だな…ウヘヘ」

 

蓮夜「一誠、お前殺されたいか…?」

 

うちの眷属達を変な目で見ている一誠にオレは言い放つ

 

一誠「すいませんしたぁぁぁ!!」

 

リアス「くれぐれも粗相のないようにね」

 

蓮夜「言うの遅いだろ」

 

朱乃「蓮夜くん、よくお似合いですわ♪」

 

蓮夜「ありがとな。朱乃も似合ってるぞ」

 

朱乃「あらあら、うふふ♪照れてしまいますね♪」

 

朱乃は頰に手を当てて恥ずかしがる

 

小猫「兄様。カッコいいです」

 

蓮夜「ありがとな」ナデナデ

 

小猫「〜♪」

 

小猫にも褒められたので頭を撫でてやる。そこへ

 

ソーナ「ご機嫌よう、リアス、蓮夜さん」

 

リアス「ご機嫌よう、ソーナ」

 

蓮夜「おう」

 

リアス「そちらの合宿はどう?」

 

ソーナ「まずまずね」

 

セラ「いらっしゃ〜い、ソーナちゃん☆」

 

ソーナ「お、お姉様!」

 

そこへセラが場の空気を読まず走ってこっちへやってきた

 

リアス「ご無沙汰しています、セラフォルー様」

 

セラ「あ、リアスちゃん。赤龍帝くんも元気そうで何より♪」

 

一誠「は、はい…」

 

蓮夜「セラ。ちっとは魔王らしくしたらd…「蓮くん!その格好素敵すぎー!!!」…はぁ…」

 

また大声を出しながらオレに迫って着たのでセラの頭を抑えて止める

 

セラ「もう、蓮くんのイケず…」

 

蓮夜「うちの連中の視線が痛いからそういうのはやめてくれ」

 

背後からは複数の冷たい視線が感じ取れる。オレはセラの頭から手を離し、リアスとソーナに一言声をかけてサーゼクス達がいる壇上へ向かった

 

サーゼクス「ミカエルはもうすぐ到着するそうだ」

 

アザゼル「護衛を任せたバラキエルの連絡だと、オーディンもこっちに向かっているらしい」

 

サーゼクス「バラキエル殿に護衛を?」

 

アザゼル「念のためな。蓮夜の仲間にも護衛を任せている」

 

蓮夜「オレのところのもんからも連絡は入ってる。今のところ問題なく来ているみたいだ」

 

アザゼル「北欧の神々には主神オーディンが悪魔と同盟を結ぶのをよく思わないのもいるらしいからな」

 

サーゼクス「どこにも似たようなものいるようだな」

 

アザゼル「問題はそういうやつらを禍の団が引き入れてるってことだ」

 

蓮夜「まぁそういうやつらの邪魔をさせないためにもオレらがここにいるんだ」

 

サーゼクス「すまないが頼らせてもらうよ」

 

サーゼクスはオレにそう言って頭だけを下げる

 

蓮夜「問題ねぇよ。ん?はぁ…若手はこれだから…十六夜、達也、頼む」

 

十六夜「あぁ!」

 

達也「わかった」

 

オレの指示に答えた瞬間2人は姿を消した

 

サーゼクス「何から何まで申し訳ない」

 

 

 

それから数分としないうちにオーディンが到着した

 

アザゼル「よぉ、ご苦労だったなバラキエル」

 

「蓮夜、ただいまー!」

 

蓮夜「おっと。ご苦労様、ヒメ」

 

舞姫「うん!」

 

「ヒメに触れるな!」

 

蓮夜「ヒメから来たんだから仕方ねぇだろ」

 

舞姫「仲良くしないとダメだよ、ほたるちゃん」

 

ほたる「ヒメがそう言うなら…チッ…」

 

舌打ち…

オレに勢いよく飛びついて来たのが天河 舞姫(てんかわ まいひめ)、通称ヒメで、その後に続いて来たのはヒメが大好きすぎる凛堂(りんどう) ほたるだ

 

「はぁ、やっと着いた」

 

「足手まといがいてどうなるかと思ったがな」

 

「はいはい、そうですね」

 

「こいつは普通の受け答えさえできんのか」

 

「おにぃ言われてるし、ウケる。あ、蓮にぃ」

 

蓮夜「霞と壱弥はもう少し仲良くできないのか」

 

壱弥「無理だな」

 

霞「そうこちらが申しているので」

 

蓮夜「はぁ、明日葉、お疲れさん」ナデナデ

 

明日葉「うん///」

 

後からケンカしいながら入って来たのは朱雀 壱弥(すざく いちや)千種 霞(ちぐさ かすみ)で昔から中が悪い。その後にオレの元に駆け寄ってきたのは霞の妹の千種 明日葉(ちぐさ あすは)

 

この5人に今回のオーディンの護衛を頼んだ

 

アザゼル「久しぶりじゃねぇか。北の国のじじぃ」

 

オーディン「ふん、久しいの。悪ガキ堕天使」

 

サーゼクス「お久しゅうございます。北の主神オーディン様」

 

オーディン「サーゼクス、招きに生じてきてやったぞい」

 

セラ「ようこそいらっしゃいました、オーディン様」

 

セラはお嬢様のようにスカートを摘んでお辞儀する

 

オーディン「う〜ん、いかんなセラフォルー」

 

セラ「はい?」

 

オーディン「せっかくの宴だと言うのに若い娘がそんな色気のない姿でどうする」

 

セラ「…では!ミルルン☆ミルルン☆スパイラル☆」

 

セラはまた魔法少女に変身した

 

オーディン「ほう、それは何じゃ?」

 

セラ「あら、ご存知ないですか?これは魔法少女ですわよ☆」

 

オーディン「ほう、なかなか悪くないのぉ」

 

蓮夜「はぁ、このエロじじぃ」

 

オーディン「なんじゃと!蓮夜、相変わらず儂には辛辣じゃのぉ!」

 

「オーディン様ご自重ください!ヴァルハラの名が泣きます!」

 

オーディン「お前は固いのぉ。それだから未だに勇者の1人も貰い手がないんじゃ」

 

「なっ!…う…うえぇぇぇん!どうせ私は彼氏いない歴=年齢のヴァルキリーですよ!」

 

蓮夜「はぁ…女性泣かせんなよ爺さん。ほら、ロセも泣かないで」よしよし

 

ロスヴァイセ(以後ロセ)「うっ…うぅ…蓮夜さ〜ん…」

 

蓮夜「久しぶりだな。また綺麗になったか?」

 

ロセ「えっ!そ、そんな!綺麗だなんて…///もう、蓮夜さんたら…///」

 

泣いてたと思ったらいきなり顔赤くしてニヤニヤしだした。忙しいやつだな

 

オーディン「こいつはうちのロスヴァイセじゃ。器量はいいんじゃがこのように固くてのぅ。男の1人もできん」

 

そこへ

 

ミカエル「お待たせして申し訳ないありませんでした。オーディン殿、あいも変わらぬご壮健ぶり嬉しく思います」

 

ミカエルとお付きの紫藤 イリナが到着した

 

ミカエルが到着したことでようやくみんなへの発表ができる

 

サーゼクス「悪魔、神、堕天使の3勢力は過去を反省し同盟を結んだが再び争いを起こさせないよう皆の力を借りたい。どうかよろしくお願いする。オーディン殿、意見がなければ調印を」

 

オーディン「ん…」

 

っ!これは!

 

『異議あり』

 

オーディンが調印をしようといたところにどこからともなく声が聞こえる

 

オーディン「やはり貴様か…愚か者めが」

 

そして天井のほうで魔法陣が開き声の主が現れた

 

「我こそは北欧神、ロキだ」

 

アザゼル「これは珍客ですな」

 

サーゼクス「ロキ殿、北欧の神といえども其方にこの場を荒らす権利はない」

 

ロキ「我らが主神殿が我ら以外の神話体系に接触するのは耐え難い苦痛でな」

 

オーディン「ロキよ。今すぐヴァルハラに戻るなら許してやらんでもないが…」

 

ロキ「許す?ふざけるな老いぼれ」

 

ロセ「主神になんてことを!」

 

ロキ「他の神話体系と結んだことは我らが迎えるべきラグナロクが実現できないではないか」

 

アザゼル「どっかで聞いた話だな、おい!てめぇ禍の団と繋がってやがるな?」

 

ロキ「協力関係にあるのは認めよう。だがこれは私の意思だ。出でよ!私の愛しき息子よ!」

 

ロキがそう唱えると1匹の大きな獣が出現した

 

グワァァァァ!!

 

蓮夜「うるせぇよ、犬っころ」

 

ドガッ!!

 

オレの1発のパンチでその獣は吹っ飛んでいった。ホントなら1発で終わらせられるんだが、この場を血みどろにするわけにはいかないから加減した

 

蓮夜「とりあえず動きを封じて移動させるか。ジブリール!」

 

ジブリール「はい、マスター」

 

オレの声でオレと共にジブリールがロキと獣に一時封印の魔法をかける。ここで始末してもいいんだろうが一応ロキも北欧神、オーディンの意向を聞かないでやるのも問題なのでこの措置をとることにした

 

ロキと獣の背後に魔法陣が出現し、そこから出た鎖がロキ達の動きを封じ魔法陣に引きずり込んだ

 

ロキ「クッ!神崎 蓮夜!!!」

 

ロキはそう叫びながら封印された

 

サーゼクス「ありがとう蓮夜くん。助かったよ」

 

蓮夜「あれぐらいならここにいる誰でもできんだろ。それよりもこれからどうするんだ?」

 

サーゼクス「うむ。そのことについてこれから話し合う予定だ」

 

オレはそう聞いて話し合いが行われる部屋へ移動した

 

 

 

 

 

話し合いの結果、各国の魔王クラスの者が戦えばそれこそ戦争へと発展しかねない。そこでオーディンが“ミョルニルを持ってくるまで足止め役を選出することで決まった。そこでその場に足止め役を買って出たのはリアスだった

 

サーゼクス「足止め役を買って出ると…?」

 

蓮夜「転送だけなら何人でもできるが、いいのか?」

 

アジュカ「厳しい戦いになるぞ?」

 

リアス「覚悟の上です」

 

リアスは不安ではあるが覚悟を決めた目をしていた

 

セラ「ウフッ、志願者はあなただけじゃないみたいね」

 

その声と共に開かれたドアに立っていたのはソーナだった。。そう、リアスがくる少し前にソーナはセラに自分も足止め役を志願してきたのだった

 

リアス「ソーナ」

 

ソーナ「私達シトリー眷属より3名、志願いたします」

 

そこにはソーナ、椿先輩、匙の3人が立っていた

 

セラ「どうしてもって聞かなくて。まぁ今回のことは私達の失態でもあるしリアスちゃんもこの子も魔王の身内だから納得できる人選とも言えるんだけど」

 

アザゼル「既に2人は決まってるんだ。人選に費やす時間はねぇぞ?」

 

リアス「2人?ってことはまた蓮夜!?」

 

蓮夜「またって何だよ。今回はオレは大人しくしてろ、ここにいる全員から言われちまった」

 

ミカエル「今回、こちらからは…」

 

リアス「イリナさん!」

 

ミカエル「彼女は戦力として申し分ありません」

 

リアス「お任せを」

 

ロセ「相手はアースガルドの神、私も参ります」

 

サーゼクス「オーディン殿がミョルニルを転送するまでの間、時間を稼いでくれ」

 

それを聞いたリアスとソーナは気合を入れた顔をして部屋から退出した

 

セラ「…蓮くん……」

 

蓮夜「わかってるよ。手は出さないが近くで見守ってればいいんだろ?」

 

サーゼクス「すまないな」

 

蓮夜「お前らが心配なんはよくわかってっからな。まぁ死なせはしねぇよ」

 

先ほどオレはやれないとは言ったがそれは戦闘に参加しないだけの話であって、近くで観察しないわけではない。いくら魔王の2人でも格上の相手に自分の妹達が挑むのに心配ないわけがない。だから危険と判断したらオレが介入することになった

 

外へ出てジブリールが張った魔法陣の上にアーシア、ギャスパー以外のグレモリー眷属とソーナ達3人、ロセとイリナが立ち転移していった。そのすぐ後で

 

蓮夜「んじゃあオレも行きますか。霞と明日葉、あと黒歌、悪いんだが着いてきてくれ」

 

霞「あいよ」

 

明日葉「わかった」

 

黒歌「了解にゃん」

 

オレもその3人を連れて転移した

 




ー次回ー

リアス達とロキとの戦闘を開始

そして一誠に思わぬ出来事が…

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