四大魔王より上がいた   作:てこの原理こそ最強

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いろいろあって遅れてしました!
すみません!

少し原作改変してます


第21話

聖剣破壊同盟(?)を結成した次の日の夜、一誠達はすぐさま行動を起こすらしくと連絡が入った。オレは少し寄るところがあるから途中から加わることにした

 

蓮夜「少し出てくる。クロメ、シェーレ、一緒に来てくれないか」

 

クロメ「ん、わかった」

 

シェーレ「わかりました」

 

今回の付き添いにクロメとシェーレに頼む。人選はなんとなくだ…

 

ユウキ「えー!なんでクロメなの!?ボクもー!」

 

クロメだけズルいと駄々をこねるユウキ

 

蓮夜「また今度な」

 

と頭を撫でてやると、「んー♪」と気持ちよさそうになり少しは機嫌を直してくれた

 

クロメ「ユウキはゆっくりしてて大丈夫だよ」ドヤァ

 

蓮夜「お、おい…」

 

ユウキ「むぅ…なんかよくわかんないけどムカつくー!」

 

せっかくユウキの機嫌が直ったのに…

 

蓮夜「ほら行くぞ、2人とも。じゃあ行ってくるな」

 

クロメ「うん♪」

 

シェーレ「はい♪」

 

まったく、抱きついてルンルン気分になるようなとこに行くわけじゃないのにな…

 

十六夜「蓮夜」

 

蓮夜「ん?どした十六夜」

 

十六夜「今回の黒幕の…なんてったっけ…?まぁいいや、そいつ俺にやらせろ」

 

蓮夜「ん、別にいいぞ。現れたら呼ぶわ」

 

十六夜「サンキュー」ヤハハ

 

十六夜の闘争本能丸出しの笑みを見て、オレ達は出発する

 

 

 

 

 

 

 

やって来たのはとある家

 

シェーレ「蓮夜さん、ここって…」

 

クロメ「この気配…」

 

蓮夜「2人が思ってるのはおそらくあってる」

 

何かを感じ取った2人にそう答え、目の前の家のインターホンを鳴らす

 

ピンポーン

『はい』

 

そこから聞こえてきたのは野太くオヤジ臭い声だ

 

蓮夜「オレだ」

 

『おう、空いてるから入ってきてくれ』

 

その返事を聞いて中に入ると付いてるか付いていないのかわからないぐらいの電気が付いている。そんな中をリビングのような部屋のドアを開ける。そこにはさっきの声の主だろうオヤジがソファーに座っている

 

蓮夜「邪魔するぞ」

 

「おう。それで、話ってなんだ?蓮夜」

 

クロメ「ねぇ、蓮夜。このおじさん誰?」

 

「おじさん!?」

 

シェーレ「クロメ、その言い方は失礼なのでは…?」

 

クロメの発言にげんなりするオヤジが1人

 

蓮夜「あぁ、2人ともこいつが"ただの人間じゃない"ってのはわかるだろ?」

 

クロメ、シェーレ(コクッ)

 

「おい、蓮夜!こいつって…」

 

蓮夜「やかましい。こいつはこれでも"堕天使の総督"なんだ」

 

2人はそれを聞いて少し驚いたようだが、すぐに平常になった

 

クロメ「じゃあこの人があの"アザゼル"?」

 

シェーレ「クロメ、一応様をつけたほうがいいと思いますよ?」

 

蓮夜「こんなやつに様なんてつけんでいい」

 

アザゼル「おまっ!はぁ…まぁいい。で、要件は?」

 

蓮夜「今この町で起きてること知ってんだろ?」

 

アザゼル「…一応な。だが今回のことは完全なコカビエルの独断だ」

 

蓮夜「オレが聞きたいのは、コカビエルを消していいのかという確認だ」

 

アザゼル「…すまんが、できれば生け捕りにしてほしい。こっちからも使者を送る」

 

蓮夜「善処しよう…だが約束はできない」

 

プルプル

オレがそう言い終えると携帯がなった。ポケットから取り出し画面を見ると小猫からだった

 

ピッ

蓮夜「もしもし、小猫か?」

 

『兄様、すぐに来てほしいです!』

 

蓮夜「ん、わかった。少し待ってろ」

ピッ

 

オレは携帯を切る

 

蓮夜「ということでオレ達は行く」

 

アザゼル「あぁ」

 

そう告げてアザゼルの家を後にして小猫の気配がする方へ向かった

 

 

 

 

 

 

 

小猫達がいると思われている場所へ到着すると

 

魔剣創造(ソードバース)!!!」

 

既に戦闘は始まっているようだった

 

蓮夜「おっす、お待たせ」

 

一誠「蓮夜!」

 

小猫「兄様!」

 

姿を見せると小猫が走って寄って来た

 

蓮夜「連絡ありがとな、小猫」

 

小猫「はい!」

 

蓮夜「状況は?」

 

小猫「あそこにいるはぐれ悪魔祓い(エクソシスト)が聖剣を所持しています。今は一誠先輩からドラゴンの力を譲渡された祐斗先輩が戦ってる最中です」

 

蓮夜「了解」

 

小猫から現状を聞き終えた頃、建物の中から声がした

 

魔剣創造(ソードバース)か」

 

祐斗「誰だ!?」

 

声の主が暗闇の中から姿を現した

 

「使い方次第では無敵の力を発揮する神器(セイクリッド・ギア)だ。フリード、まだ聖剣の使い方がなっていないようだな」

 

フリード「おぉ、バルパーの爺さん」

 

祐斗「なに!!」

 

一誠「それじゃあこいつがゼノヴィアが言ってた!」

 

小猫「聖剣計画の首謀者」

 

匙「!」

 

祐斗「バルパー・ガリレイ!!!」

 

バルパーが現れたことによって怒りが込み上げてきたのか、祐斗の目つきが変わる

 

バルパー「いかにも」

 

フリード「そう言うがね爺さん、このクソトカゲのベロベロが邪魔で邪魔で!」

 

そういえばフリードの足に絡みついてるものはなんだ?見るからに匙の神器みたいだが

 

バルパー「自分に流れる因子を刀身に込めろ」

 

そう聞かされて実行するフリード

 

蓮夜「へぇ」

 

一誠「気をつけろ!ヤバいぞ!!」

 

聖剣は光輝く。フリードがそれを振り下ろすと足に絡みついてたものを簡単に斬った

 

匙「うぉっ!」

 

フリード「これでパワーアップってか?それじゃあ…」

 

そう言ってフリードは振り返り、祐斗に襲いかかる

 

フリード「聖剣の餌食になってもらいましょうかぁぁぁ!!」

 

フリードは飛び跳ね、祐斗に向かって聖剣を振り下ろす

 

ジャキン!!!

 

それは祐斗の顔の正面で"巨大なハサミ"によって止められた

 

フリード「あれー?」

 

止めていたのはシェーレだった

 

蓮夜「おい祐斗、そいつの聖剣シェーレが破壊してもいいか?」

 

祐斗「蓮夜君…しかし……」

 

蓮夜「しかしもカカシもないんだよ。いいのか?悪いのか?」

 

焦れったくなってきたので、少し殺気を出しながら聞き直した

 

祐斗(コクッ)

 

祐斗は黙って頷いた

 

蓮夜「シェーレ、やっていいぞ」

 

シェーレ「わかりました」

 

シェーレはオレの言葉を聞き、1度剣を弾く

 

フリード「うぉっ!」

 

弾かれたことでフリードは態勢を崩してしまう

シェーレは素早くフリードの前に移動し、自分の神器である万物両断【エクスタス】でフリードの持っている聖剣を挟み、

 

バキィィィィン!!!

そして砕いた

 

フリード「ギャァス!!!」

 

バルパー「なん、だと…」

 

ゼノヴィア「なにがあった!」

 

それと同時にゼノヴィアとイリナも到着したようだ。おそ…

 

バルパー「おいフリード!ここは一旦引くぞ!」

 

フリード「が、合点!!!」

 

フリードとバルパーは聖剣を砕かれて勝機がなくなったのを認識したのか、目くらましを使い逃げた

 

ゼノヴィア「くそ!追うぞイリナ!」

 

そう言ったゼノヴィアを先頭に祐斗とイリナが2人を追いかけて行った。ちなみにオレとシェーレ、クロメは当然見えていた

 

その後リアスとソーナがそれぞれ自分の女王を連れて転移して来て、一誠と匙がお仕置きとして尻叩きをくらっていた。オレはというと…

 

蓮夜「シェーレ、ご苦労さん」

 

聖剣を破壊してくれたシェーレの頭を撫でて労っていた

 

シェーレ「ウフフ♪」

 

クロメ「…ズルい」

 

逆にクロメは少し御機嫌斜めになっていた

そしてオレらはリアス達に声をかけ、帰宅した

 

 

 

 

次の日にリアスから瀕死の状態で倒れていたイリナを保護したと連絡があった。そして黒幕、コカビエルと会的したとも…どうやらコカビエルはこの町で戦争を起こそうとしているらしい。それを聞いたオレは久々に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キレた…

 

 




ー次回ー

戦争は起こってしまうのか!?

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