ちょっと長くなりそうなので
修行を2つにします
焼き鳥野郎襲来から1日が経った次の日、オレは眷属のみんなと一緒に山にきている。昨日焼き鳥野郎が帰って行った後、リアスから特訓を
見て欲しいと言われたのでここにきたのだ。ちなみにオカルト研究部のメンツと一緒にきている
一誠「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…」
蓮夜「一誠、こんなんでへばってたら強くなんてなれないぞー?」
一誠が大量の荷物でダウンしかけていた。それを見て
アーシア「あの、私も少し持った方が…」
リアス「いいのよ、あれくらいこなしてもらわないと」
アーシアがそんな一誠を見て手助けしようとするがリアスがそれを止める
祐斗「お先に」
達也「じゃあな」
十六夜「早くしろよ?ヤハハ」
一誠「くそっ!木場のやつ余裕見せやがって!てかお前らなんでオレの倍ぐらい荷物大きいのにそんなスイスイ行けるんだよ…」
蓮夜「ん?まぁ鍛えてるからな。女性陣はジブリールの転移魔法で先に言ってる」
オレと達也と十六夜は女性陣の荷物を一緒に持っている。女性陣の荷物はなにかと多い…
目的地に着くとさっそく修行を始める。時間がないからな…
蓮夜「さて、お前達にはそれぞれオレの眷属が何人かついて教える。まずは祐斗」
祐斗「はい!」
蓮夜「お前は同じ騎士のユウキと雪菜、それとクロメに教われ。3人ともよろしくな」
ユウキ「はーい♪」
雪菜「わかりました」
クロメ「わかった」
祐斗「よろしく」
蓮夜「次に小猫だが…達也と黒歌、頼む」
達也「あぁ」
黒歌「了解にゃ〜♪」
小猫「お願いします」
蓮夜「達也には体術を、黒歌には仙術を教われ。比率は2人に任せる。
そんで朱乃にはジブリールがついてくれ」
ジブリール「かしこまりました」
蓮夜「朱乃…何があったか知らんし聞く気もないが、自分の力に向き合え」
朱乃「……善処いたしますわ」
蓮夜「アーシアは回復役になると思う。だから同じような非戦闘員のカナリアにいろいろ教われ」
アーシア「は、はいです〜」
蓮夜「カナリア、魔法の使い方だったり簡単な防御魔法を教えてやってくれ」
カナリア「うん!お任せあれ〜!」
蓮夜「リアスお前は、深雪とレム頼む」
深雪「かしこまりました」
レム「わかりました」
蓮夜「魔法に関してはこの2人だが戦術とかを聞きたかったらオレか達也に聞いてくれ」
リアス「わかったわ」
蓮夜「最後に一誠だがお前には他の奴らをつける。鼻の下を伸ばしてたりなんかしてたら死ぬからな…みんなは一誠が死なない程度に頼むな。特にタツマキと十六夜」
一誠「マジか…」
タツマキ「なんでこんなことを私が」
十六夜「わかったよ」
ティナ「わかりました」
犬千代「わかった」
アンナ「…(コクッ)」
蓮夜「ライザーを倒したいならアンナは特にいい訓連になるぞ」
一誠「なんでだよ?」
蓮夜「見た方が早いか…アンナ」
アンナ「ん…」
オレがアンナを呼ぶとアンナは能力を発動し、周りが一瞬のうちに炎に包まれた
蓮夜「これが理由だ。アンナサンキューな」
アンナの頭を撫でるとアンナは少し頰が緩む
リアス達はこんな小さいアンナがありえないみたいな顔をしている
蓮夜「じゃあ解散。オレは全部の場所を見て回るから」
ー祐斗修行場ー
祐斗「はぁー!」
クロメ「遅い…」
祐斗「はぁ…騎士の駒の力…全開にしてるのに…はぁ…当てられる気がしないなんて…」
蓮夜「大振りが多いぞ」
雪菜「それに木場先輩は真っ直ぐすぎます。フェイントなども入れた方が…」
ユウキ「クロメも手加減してあげなよ〜?」
クロメ「わかってる…それよりもユウキ」
ユウキ「ん?なに?」
クロメ「ズルい」
ユウキ「いいじゃん♪」
ユウキは今オレに抱きついている
蓮夜「ユウキさんや…離れてくれやしませんかね?」
ユウキ「ダメだよ〜♪」
蓮夜「いや、他んとこも行かないとだし…」
ユウキ「むぅ〜、わかった…」
蓮夜「じゃあこの後もよろしくな」
オレはそう言ってクロメと雪菜の頭を撫でた
クロメ「うん♪」
雪菜「わ、わかりました///」
クロメは機嫌が直って、雪菜は耳まで真っ赤になった
ユウキ「あー!2人ともズルい!」
そう言っているユウキをあとにして、オレはその場を離れた
ー小猫修行場ー
蓮夜「達也、状況はどうだ?」
達也「あぁ、仙術より体術優先でやっている」
蓮夜「わかった。引き続き頼む」
達也「わかった」
オレは仰向けに倒れている小猫とその側で小猫に仙術を行なっている黒歌に近づいた
蓮夜「小猫この後も頑張れ。黒歌はサポートよろしくな」
小猫「はぁ…はぁ…はい」
黒歌「任せろにゃ〜♪」
ー朱乃修行場ー
朱乃「雷よ!」
ジブリール「そんなんでは蟻も殺せはしませんよ?」
朱乃「はぁ…はぁ…くっ!」
一体どれだけ魔法を放ったのかその辺がクレーターだらけになっていた。その一方ジブリールは1回も放っていないみたいだな。あいつがやったらこんなもんじゃないからな
蓮夜「おーい、とりあえず少し休め」
朱乃「…わかりました」
ジブリール「私には休憩など必要ありませんが、マスターがそうおっしゃるなら致し方ありませんね」
2人がゆっくりと降りてきた
蓮夜「ほれ」
オレは持っていた飲み物を朱乃に渡す
朱乃「ありがとうございます」
蓮夜「どうだジブリール」
ジブリール「正直に申しますと、話になりませんね」
蓮夜「いやいや、そりゃお前には対してはそうだが聞きたいのは焼き鳥野郎の奴らには対抗できるかだよ」
ジブリール「そうでございますね…女王相手ぐらいまでならなんとかなりそうでございます」
蓮夜「そうか」
ジブリール「しかし、まだ自分の力"全て"を使おうとはしません」
朱乃「…」
蓮夜「そうか…朱乃、別にそれを使おうが使わないかは自分で決めることだ。だがな、自分のそれとリアスの人生を天秤にかけてどっちが大切かなんてことはお前自身が分かっているはずだぞ」
朱乃「っ!それは…」
朱乃はそれをきくと篭る
蓮夜「まぁいい…ジブリール、引き続き頼むな。あんまやりすぎんなよ?」
ジブリールの頭を撫でると珍しく頬を赤くする
ジブリール「かしこました♪」
蓮夜「朱乃、よく考えろ」
オレはそう言い残して去った
ーアーシア修行場ー
カナリア「あ!蓮ちゃん!」
カナリアがオレに気づいて呼んだきた。だが蓮ちゃんは恥ずかしいからやめてほしい…
蓮夜「アーシアはどうだ?」
カナリア「シアちゃん魔法の才能あるよ!もう基礎段階ができるようになっちゃったよ!」
蓮夜「へぇ、すごいじゃないか(シアちゃん?)」
アーシア「そ、そんな…!」
蓮夜「じゃあこの後も頼むな」
これまでと同じように頭を撫でてやる
カナリア「了解だよ♪」
ーリアス修行場ー
ちょうど休憩中のようだった
蓮夜「よーっす、どうよ調子は?」
レム「あ、蓮夜くん。リアス先輩は魔法自体は強力なんですが…」
深雪「その大きい魔法しか使わないのですぐ疲れてしまうみたいです」
蓮夜「そうか、なら最小限で放てる魔法を教えてやってくれ」
深雪「はい、そう思って今その練習中です」
蓮夜「さすがだな」
そう言って頭を撫でる
深雪「ん///」
レム「むぅ〜」
レムが頰をぷくっと膨らませてこっちを見ている
蓮夜「あーわかってるよ、ほれ」
レムの頭も撫でてやる
レム「ふふっ///」
リアス「仲がいいのね」
蓮夜「そうか?」
レム「仲がいいことはいいことですよ♪」
深雪「そうですよ♪それにもう長いお付き合いじゃないですか♪」
蓮夜「それもそうだな、じゃあ2人とも引き続き頼むな」
深雪、レム『はい♪』
蓮夜「リアスもがんばれよ」
リアス「ええ」
ー一誠修行場ー
蓮夜「さて、一誠は生きてるかな?」
とつぶやきながら山の方に向かっていると
「ぎゃーーーーーーー!!!!!」
大きな悲鳴と爆発音が聞こえてきた
蓮夜「あ、生きてた」
なぜか心配ではなく生存確認をするオレであった
少し進むと崖の上にティナがいた。オレは崖の上に跳躍した
ティナ「お兄さん♪」
蓮夜「おーティナ」
ティナは抱きついてきた
蓮夜「どうだ?一誠は死んではいないみたいだが」
ティナ「はい、タツマキさんが岩を飛ばしたり十六夜さんが殴りかかったりと様々な攻撃を避けさせて体力向上を目指してます」
蓮夜「あー、でもあいつら本気の1割も出してねぇな。退屈そうだな」
ティナ「そうですね。特にあのお二方はそうでしょうね」
犬千代「犬千代も退屈。一誠弱すぎ」
蓮夜「犬千代!よくわかったな。気配は消してたんだがな」
犬千代「蓮夜の匂いがした」
蓮夜「あー、匂いはどうにもできないからな。オレそんな臭う?」
ティナ「そ、そんなことないです///」
犬千代「蓮夜はいい匂いする」
アンナ「安心する匂い」
蓮夜「アンナ!お前もか!」
アンナ「違う。蓮夜がいるところはすぐにわかる」
蓮夜「あはは、アンナには敵わねぇなー
じゃあ3人ともこの後もよろしくな。夕飯になったらまた呼ぶ」
そう言って3人の頭を撫でる
ティナ「わ、わかりいました///」
犬千代「蓮夜のご飯」
アンナ「楽しみ」
オレは戻って夕飯の支度をする
一誠「死ぬーーーーー!!!!!」
次回はオリ主とその眷属たちも修行するシーンを入れたいなと思います