四大魔王より上がいた   作:てこの原理こそ最強

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一誠が悪魔になります



第8話

 

ー次の日の放課後ー

 

前日の騒動から一日が経ちオレは今オカルト研究部に来ている。昼間一誠は元浜と松田にあの堕天使のことを聞いていたみたいだが2人とも覚えていないようだった。当然だな。

今祐斗が一誠を呼びに行ってるらしい。

いつも思うが朱乃のお茶はなんでこんな美味しいんだろ……レムのも美味しいがな

リアスはというとなぜかシャワーを浴びている…てかなんで部室にシャワーがあるんだよ。そんなことを思っていると祐斗が一誠を連れてきた

 

祐斗「失礼します部長」

一誠「し、失礼します」

 

蓮夜「よう一誠。祐斗も」

 

オレは一応あいさつする…が、一誠は入って来るやいなやシャワールームに釘付けになっている

 

蓮夜(まったくこいつわ)

小猫「いやらしい顔」

と子猫がつぶやく

 

一誠「うぉー!こっちには学園の五大マスコットの1人である塔城小猫ちゃん!」

と聞くと小猫が一誠の腹にパンチを入れる

一誠「ぐはっ!なんで〜…?」

 

リアス「ごめんなさいね 昨日お風呂に入れなかったから」

 

蓮夜「いいから早く着替えろ」

 

リアス「わ、わかったわ…」

 

 

 

 

数分後

 

 

朱乃「粗茶ですが」

 

一誠「ウォー!こっちはリアス先輩と並ぶ学園の二大お姉さまの1人である姫島朱乃先輩!」

 

リアス「お待たせしたわね、私たちオカルト研究部はあなたのことを歓迎するわ」

 

一誠「はあ…」

 

リアス「でもオカルト研究部とは仮の姿なの」

 

一誠「は?それはどういう」

 

リアス「単刀直入に言うわ…私たちは"悪魔"なの」

 

一誠「……はい?」

 

リアス「そしてあなたを襲った天野夕麻」

 

一誠「っ!やめてください…その話を今するのは…その……不愉快なんで」

 

リアス「天野夕麻は実現していたわ」

 

一誠「……じゃあ本当にオレは襲われたんですか…」

 

リアス「そうよ、兵藤一誠君。イッセーって呼ばしてもらうわね」

 

蓮夜「一誠、残念だが事実だ」

 

一誠「ていうか蓮夜もあそこにいたってことは…」

 

蓮夜「あぁ……オレも悪魔だ」

 

一誠「そうか…」

 

蓮夜「それでだ一誠 お前はこれから生きるのに二つの選択肢がある 一つ、オレらの記憶をなくして今まで通り生活すること。もう一つは…」

 

リアス「私の眷属になって悪魔として生きることよ」

一誠はリアスのその言葉にめちゃくちゃ驚いている

 

オレは一誠が来る前にリアスと話していた。どうやらリアスは一誠が持つ"神器"に目をつけたらしい

 

リアス「あなたには神器が眠っているわ」

 

一誠「神器ってなんですか?」

 

 

〜リアス、一誠に神器を説明中〜

 

 

リアス「……というものよ」

 

一誠「なんかすごいんすね」

 

リアス「それに頑張れば自分だけの眷属を持つことができるし重婚もできる。あなたのハーレム王という夢も叶うわ」

 

一誠「マジか蓮夜!」

 

蓮夜「あぁ〜一応事実だ」

 

一誠「ぜひ眷属にしてください!!」

 

単純だなこいつ

一誠の決断にリアスは自分の駒をかざす。しかし一つでは転生できず八つでようやく転生できた。一誠の神器はそうとうなものらしい

 

一誠「ん?そういえば蓮夜にも眷属がいるのか?」

 

蓮夜「あぁ 紹介しようと思ってたんだ、みんな…」

 

オレがそうつぶやいた瞬間オレの背後に魔法陣が出てきたみんなが姿を現した

 

蓮夜「ここにいるみんながオレの眷属であり家族だ」

 

一誠「な、なんだってー!!小猫ちゃん以外の残りの学園の五大マスコット、ユウキちゃん、クロメちゃん、犬千代ちゃん、タツマキ先輩がお前の眷属だとー!!!」

 

ユウキ「あ、先輩悪魔になったんだー よろしく♪」

満面の笑みであいさつするユウキ

 

クロメ「まぁ頑張れば」

全く興味なさそうなクロメ

 

犬千代「小猫それちょうだい」

そんなことより小猫が食べてるお菓子に食いつく犬千代

 

タツマキ「マスコットじゃないわよ!」

ツンツンしているタツマキ

 

一誠「それに学園の二大お嬢様の深雪ちゃんと雪菜ちゃんまで!!!」

 

深雪「こんにちわ兵藤くん」

礼儀よくあいさつする深雪。達也そんな睨むな

 

雪菜「どうもです兵藤先輩」

こっちも礼儀正しくあいさつする雪菜

 

一誠「こっちは美人天然ドジっ娘のシェーレ先輩!!!」

 

シェーレ「初めまして〜」

お辞儀してあいさつするがメガネを落とす。さすがドジっ娘

 

一誠「そして我らが元気ハツラツお姉さんのカナリアちゃんも!!!」

 

カナリア「ヤッホー兵藤くん」

気軽に言うカナリア

 

一誠「そんで学園の美少女妹のアンナちゃん、ティナちゃん、レムちゃんだとー!!!」

 

アンナ「」

無言でオレの背後に隠れるアンナ

 

ティナ「よ、よろしくお願いします…」

こっちもまたオレの背後に隠れるティナ

 

レム「よろしくお願いします」

行儀よくお辞儀するレム

 

一誠「それによく知らないが美女2人!!!と達也と十六夜か…」

 

黒歌「白音〜!」

小猫「姉様!」

小猫に飛びつく黒歌

小猫も嬉しそう

 

ジブリール「私はジブリールと申します、以後お見知り置きを」

自己紹介するジブリール

 

達也「よろしくな」

深雪のことで少し睨む達也

 

十六夜「へぇ〜」

一誠の神器に気づいたのか嫌な笑いをする十六夜

 

一誠「なんて羨ましいんだ!!!」

一誠は今日一番の大声を出した

 

 

 

 






なんか無理矢理感がすごくてすいません

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