魔女の贈り物 リプレイ   作:蛮族

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蛇足的なあとがき

ログを整理していくだけでしたが、見直してみると色々考えさせられるシナリオでした。

思えば、街での聞き込みが中途半端だったのかな、とか。

 

文才があれば情景の描写をもっと細かく書けたのですが、まあ他の投稿作品を見ていただけるとわかると思うのですけど、根気が続かないんですよね。

 

そういう意味ではログを整理するだけでいいこのリプレイもどきはやってて楽しかったです。

 

需要があるかはわかりませんが、今後も続けていこうかと。

今後はMAPデータとかきちんと確保しておかないとなぁ…。

 

クトゥルフ神話TRPGに興味がある、やってみたいというひとにはログだけだと割りと意味不明だったかもしれませんので、余白を使って取りとめもなく説明(勧誘?)していこうと思います。

 

 

 

 

 

ようこそ、クトゥルフ神話の世界へ。

 

クトゥルフ神話は、偉大な作家ラヴクラフト氏の作品を元に、数多くの作家が今尚作品を作り続けているアメリカ発祥のコズミックホラーです。

 

そもそも、「宇宙の外にあるおぞましい脅威」という意味のコズミックホラーというジャンル自体がこのシリーズによって広まったといえます。

 

この作品群に影響を受けたといわれる物で有名なのは「エイリアン」や「プレデター」ですね。古い映画ですが、未だにファンが多いシリーズです。

 

また、円谷プロダクションの看板作品であるウルト○マンシリーズや、戦隊物の作品にもかなりの影響を与えていて、敵のボスの名前がまんまクトゥルフ神話の神格の名前だったりもするんです。

 

クトゥルフの神々は、人類の英知の及ばない強大な存在です。

ニコニコ動画とかで知識を得た人だと、わりと戦って解決するゲームだと思われてたりするかもしれませんが、基本的に

 

不条理な力を持った得体の知れない存在と、それに纏わる怪事件

 

に巻き込まれた

 

別段強くもない一般市民

 

 

恐怖のあまりお漏らししたり現実逃避したりして尊厳を失いながらえっちらおっちら生還を目指す

 

という趣旨のゲームです。

 

Lvをあげてドラゴンを倒すとか、皆で協力して偉大な冒険譚を生み出すとか、そういうヒロイックなゲームではないのですね。

 

プレイヤーの分身たる探索者は弱者であり、理不尽なほど強い敵の悪意に満ちた事件から生存の道を探り出す、というある種のエスケープゲームです。

 

時に、理不尽な選択を迫られたり、後味の悪い結末を迎えることもあります。

無残にも命を絶たれ、生き残りも破滅してしまうということもあります。

 

ですが、酷い目に合わされる事がわかっていて、それでもこのゲームをやりたいという人は絶えません。

理由は人によって色々ありますが、動画などでこのゲームを知った人はなんとなくわかるのではないでしょうか?

 

圧倒的逆境から、力を合わせて生還する探索者。

 

その達成感は、一度はまったらやみつきになること請け合いです。

実のところ、現実と違ってわりと頻繁に奇跡が起きちゃいますからね。(クリティカル的な意味で)

 

ルールブックも、コンピューターゲームを一式揃えるのに比べたら十分安いです。

昔と違っていまはオンラインで遠く離れた人とも遊べるので、時間の都合さえ合わせられれば一緒に遊ぶ人は簡単に見つけられますし。

 

もし、それでも決心がつかないという人はいちど「どどんとふ」の公式サイトで他の人のセッションを生で見てみると良いでしょう。

リアルタイムで遊ぶ人をみれば、ここの解説もどきよりよっぽどわかりやすいと思いますし。


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