魔女の贈り物 リプレイ   作:蛮族

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※これは、フリーのオンラインセッション用ソフト「どどんとふ」を利用したオンラインセッションのログを文章としてまとめたものです。また、描写などの発言は順序を入れ替えてわかりやすくしていたり、解説を入れていたりします。


魔女の贈り物 1回目

 

 

 

 プレイヤーの自己紹介が終わり、記録をとることを思い出した蛮族が「蘭堂豪」としてセッションログの録画を開始したところから始まる。

 

 

 

 どどんとふ:「蘭堂 豪」が録画を開始しました。

 蘭堂 豪:録画忘れてました;

 KP雪面兎:録画機能久しぶりに見たなぁ

 Larun:びっくりした(

 KP雪面兎:準備がよければどうぞ

 

 ここで確認のため、KPによる賛成反対の投票が行われるも 賛成3反対1 という結果になる。

 Larunさんが入力ミスしてしまったことに少々気まずい思いをしているようだが、投票表示がいきなり出てくるので、これは文章入力中だと割と良くあるミスだ。

 

KP雪面兎:では、これより

KP雪面兎:魔女の贈り物、開幕しますね

KP雪面兎:どうか最期までお付き合いお願いします。

 

蘭堂 豪:よろしくお願いします

 

Larun:ミス、すみません(

 

KP雪面兎:ラルさんはまあ、焦らずやろう

 

Larun:よろしくお願いします

 

モーガン・田中:いあいあー^^/

 

KP雪面兎:iaia-

 

KP雪面兎:--------------------------------------------------

 

 

 そんなこんなで、セッションが始まる。

 

 

 

魔女の贈り物

 

KP雪面兎:季節は秋も深まった頃、冬の手前

KP雪面兎:肌寒い日が続いています

KP雪面兎:皆さんは各々の時間を過ごしているところでしょうか

KP雪面兎:そうですね、せっかくですからモーガンさんのBarに皆さん集まってるところからスタートしましょう

 

 どどんとふの背景画像が、バーの写真に切り替わった。

 こういった演出も、どどんとふのセッションの醍醐味であり、KPの腕の見せ所でもある。

 

モーガン・田中:おおー^^

蘭堂 豪:おお、バーだ

 

KP雪面兎:白井との関係から皆さんでなんとなく集まって飲む

KP雪面兎:そんな関係でしょうか?

 

モーガン・田中:じゃあ私は,ジャズ・バンドと演奏してようかな

 

KP雪面兎:いいですねー

 

蘭堂 豪:豪はきっとバーなのにソフトドリンクばかり頼むに違いない

蘭堂 豪:健康マニアなので、お酒は飲まないのだ

 

KP雪面兎:普段はここに白井もいるのですけど

KP雪面兎:ここ数日は体調を崩して居るようで顔を出しませんね

 

モーガン・田中:楽器演奏いいですか?

 

KP雪面兎:どうぞ

 

モーガン・田中:1d100<=(65) 芸術<楽器演奏>

Cthulhu : (1D100<=65) → 60 → 成功

 

モーガン・田中:やったー 

 

 クトゥルフ神話TRPGは100面ダイスによって判定を行う。

 そして、どどんとふでは特定のコマンドを入力することでそれらの結果を簡単に、公正に表示することができる。わりと結果が偏りやすいことでも有名。

 また、行動をロールプレイする上でKPに「~したいですがいいですか?」と許可を先にとってから判定するのがマナーであり、それを指摘されるまでもなく理解しているモーガン・田中のプレイヤーはそれなりのTRPG経験者であることが伺える。

 

KP雪面兎:モーガンさんの演奏が今日もBARに響く

KP雪面兎:どことなく皆さんの頬が緩んで見えますね

 

蘭堂 豪:「せっかくのいい演奏なのに、白井さんがいないとはついてないね」

蘭堂 豪:そういってシンデレラを飲みます

 

モーガン・田中:(笑みが溢れる)

モーガン・田中:「やぁ皆さんいらっしゃい.」

 

 

KP雪面兎:白井が床に伏せってからはかれこれ数日経過と言ったところ

 

蘭堂 豪:病状などは誰か知っているのでしょうか?

 

KP雪面兎:そうですね。高熱、とだけ

KP雪面兎:白井もただの風邪だって言ってました

KP雪面兎:直接見たわけではありませんけどね

 

モーガン・田中:「やっぱり白石さんがいないと,何か少し張り合いないねー(笑み)」

蘭堂 豪:「風邪とはいえ、入院するほどだからな。少し心配だな」

モーガン・田中:「確かに...重くないといいけどね...」

 

 

 などとロールプレイしながらも、何故か挙動不審なKPと蘭堂

 

KP雪面兎:ジャズバーだから多分こんな感じ・・・?

蘭堂 豪:バーいったことないんですよね(

蘭堂 豪:まあ、雰囲気で

モーガン・田中:こんな感じですよ^^//

砂野 夕香:ちょっと自分には縁遠いかな...(行ってみたいとは思いますが

モーガン・田中:これにレコードとかオーディオとかいい意味でごちゃごちゃしている感じですね

 

 戸惑うKPとプレイヤー。経験がなくてもノリで演出して乗り切るのもTRPGに必須のスキルであるようだ。知識があるモーガン・田中だけが頼りである。

 

KP雪面兎:砂野さん辺りは少し知ってるかもしれないけど

KP雪面兎:最近、街で風邪が流行っているみたいです

 

砂野 夕香:「こんばんわ」

砂野 夕香:「白井さんがいらっしゃらないとやはり活気に欠けますね...」

 

KP雪面兎:そんな風に活気に欠ける面々

 

蘭堂 豪:KP、今は夜なんですよね

 

KP雪面兎:夜ですね、現在

 

蘭堂 豪:ふむ、明日はみな休日といったところでしょうか

 

KP雪面兎:そうですね、明日から休みですね

KP雪面兎:だからこそお酒入れても大丈夫

 

蘭堂 豪:もしそうなら、お見舞いを提案してみようかと

 

KP雪面兎:どうぞー

 

砂野 夕香:「世間も風が流行してますし皆さんお気をつけて...」

モーガン・田中:「白井さんに今度,レコードでも持って行ってあげるか...」(ギターを片付けながら)

 

蘭堂 豪:「そうだな、皆、明日は時間あるかな?」

蘭堂 豪:「ここで心配しているより、いっそお見舞いとしゃれ込もうじゃないか」

蘭堂 豪:「車は俺が出そう」

蘭堂 豪:と、二人に提案します

 

砂野 夕香:「そうですね、せっかくですし行きましょうか」

モーガン・田中:「明日なら....えっと...ちょうど空いてるな」

 

KP雪面兎:二人は受けてくれそうですね

KP雪面兎:(受けろというKPからの熱い声援

 

蘭堂 豪:では、飲みながら予定を話し合いましょう

 

モーガン・田中:「ちょっと変わり種のガーシュインでも持っていくか.....」ぼそぼそ

砂野 夕香:「・・・落ち着けそうなものでも持って行こうかな」

砂野 夕香:「(具合...は見てみないとわからなそうだし)」

蘭堂 豪:「まあ、俺はお勧めの健康食品(怪しい)をもっていこうかね」

 

 

KP雪面兎:そんな風に相談してこの日は解散するでしょう

KP雪面兎:夜も更けて解散し、次の日でいいですか?

 

蘭堂 豪:まあ、そんな流れで(プロレス風)

モーガン・田中:はーい

砂野 夕香:了解しました

モーガン・田中:自宅からガーシュインのCDを持って行きます

 

KP雪面兎:了解です

 

次の日

 

蘭堂 豪:特に問題がなければ、皆を乗せて車で病院まで行きます。

 

KP雪面兎:次の日の昼ですね、蘭藤さんの車で移動

KP雪面兎:ちなみに入院まではしてないです

KP雪面兎:自宅療養中ですね

 

蘭堂 豪:なるほど

モーガン・田中:fmfm

 

KP雪面兎:時刻は13時くらいですね

KP雪面兎:教会の横にある住まい

KP雪面兎:そこが白井の家です

 

蘭堂 豪:ん~、途中でコンビニかなにかで

蘭堂 豪:人数分のマスクをよういしていいですか?

蘭堂 豪:風邪らしいですし

 

KP雪面兎:構いませんよー

 

蘭堂 豪:では、それを各自に渡しておきましょう

 

KP雪面兎:ではみなさんマスク装備

KP雪面兎:マスクを装備して今は白井の家の前です

KP雪面兎:部屋まではまだ入っていないですね

 

砂野 夕香:「お気遣いありがとうございます」

砂野 夕香:「この教会を訪れるのも久しぶりですね...」

 

モーガン・田中:「蘭堂さん気を使わせてしまいましたね...」

 

蘭堂 豪:「まあ、お見舞いで俺らまで病気になってもね」

 

砂野 夕香:「体調、快方に向かっていればよいのですが…」

 

モーガン・田中:「えぇ...そのようだと嬉しいのですがね」

 

蘭堂 豪:「いつまでもここにいてもしかたない」(といってチャイム的なものを鳴らしましょう)

KP雪面兎:ピンポーン

 

モーガン・田中:教会前と変わったところなどはありませんか?

KP雪面兎:教会に変化は無いですね

モーガン・田中:fmfm

KP雪面兎:ただ、白井が床に伏せっている関係で少し手入れできてないのかなと言った具合

モーガン・田中:なるほど

 

白井 巧:『はい…白井です』

KP雪面兎:チャイムを押して少しするとインターホン越しに

KP雪面兎:咳込みながら擦れた声が聞こえてきました

 

蘭堂 豪:「蘭堂だ。モーガンさんと砂野もいるぞ。」

蘭堂 豪:「見舞いにきたんだ」

蘭堂 豪:と、用件を言いましょう

 

モーガン・田中:ギターケースをおろし,笑みを浮かべている

 

白井 巧:『来てもらって悪いが…』

白井 巧:『うつしたら悪いからな』

KP雪面兎:そう言って扉は開きませんね

 

砂野 夕香:「そんなに悪いのですか...?」

蘭堂 豪:「俺にぬかりはない、マスクも装備している。」

蘭堂 豪:と、感染の危険がないことを説明しましょう

蘭堂 豪:医学でうまく説明できませんかね?

 

白井 巧:『……』

 

モーガン・田中:「そう言わずに,白井さんが好きそうなガーシュインのCDを持って来ましたよ」

モーガン・田中:手にcdちらちら

 

KP雪面兎:渋々と言った具合にロックが外れましたね

 

蘭堂 豪:よし。

蘭堂 豪:遠慮なく入りましょうかね

 

砂野 夕香:「失礼します...」

 

KP雪面兎:CDに負けたのかもしれませんね(苦笑

 

モーガン・田中:「やはり,ジャズには目がないですねー」ぼそぼそ

 

蘭堂 豪:では、皆ではいるでOKですかね

モーガン・田中:はーい

蘭堂 豪:建物に入ります

 

 

KP雪面兎:では何度か入ったことのある白井の家ですね

KP雪面兎:インターホンから戻ったのか白井はベッドで大人しくしています

白井 巧:「来てもらって悪いな」

 

蘭堂 豪:KP、彼は一人暮らしなのでしょうか?

KP雪面兎:独り暮らしですね

蘭堂 豪:了解です

 

蘭堂 豪:「格闘をたしなむあんたがそこまで体調を崩すとはね」

蘭堂 豪:といってさりげなく健康食品をおきます

 

砂野 夕香:「いえいえ、体調はどうですか?」

砂野 夕香:風邪とのことですが顔色はやはり悪そうですかね

 

モーガン・田中:部屋の様子はどうですか?

 

KP雪面兎:そうですね

KP雪面兎:部屋の様子は荒れてたりしません

KP雪面兎:ほとんど休んでいるのでしょう

 

モーガン・田中:fmfm

 

KP雪面兎:皆さん目星どうぞ

 

 

蘭堂 豪:1d100<=65 目星

Cthulhu : (1D100<=65) → 64 → 成功

 

モーガン・田中:1d100<=(32) 目星

Cthulhu : (1D100<=32) → 44 → 失敗

 

砂野 夕香:1d100<=75 目星

Cthulhu : (1D100<=75) → 91 → 失敗

 

砂野 夕香:怖い

 

蘭堂 豪:何気に危ないw

 

 あやうくファンブル(大失敗)であわやおかしな出来事が発生するはめに、と戦々恐々とするプレイヤー達。

 

KP雪面兎:そうですね失敗の方も白井の顔色が良くないなってわかります

 

砂野 夕香:了解です

 

KP雪面兎:成功の方は風邪のせいでしょうか

KP雪面兎:少し厚着過ぎるかなって思いますね

KP雪面兎:まあ、寝るにしても流石に着込み過ぎて寝辛いって印象です

 

蘭堂 豪:・・・?

モーガン・田中:fm..

 

蘭堂 豪:「病院はなんていってるんだい?無論診察は受けたのだろ」

 

白井 巧:「病院は風邪、って言ってたよ」

白井 巧:「流行っているみたいだ…」

 

モーガン・田中:室温はどうですか?

 

KP雪面兎:室温は正常ですね

 

 

砂野 夕香:「まあ風邪も悪くすると行けませんしね...ちゃんと治さないと」

 

蘭堂 豪:医学で、診察してみることは可能でしょうか

 

KP雪面兎:構いませんよ>医学で診る

 

蘭堂 豪:「最近はヤブもおおいしな。ちと俺が見てみよう」(自身もヤブ

 

砂野 夕香:「診るなら私が見ますよ・・・?」

 

蘭堂 豪:1d100<=50 医学

Cthulhu : (1D100<=50) → 3 → 決定的成功/スペシャル

 

 健康マニア、何故か医者並みの診察力を発揮

 

 

蘭堂 豪:超診察した

 

モーガン・田中:おおー

 

砂野 夕香:(凄い

 

蘭堂 豪:なんかすいません

 

砂野 夕香:自分も医学生だから医者じゃないですし(

 

KP雪面兎:技能チェックはどうぞと言わないので該当してる内容出たら記録しておいてください

 

モーガン・田中:「ここの教会には白井さん1人なんでしたっけ?」

白井 巧:「住み込みで俺だけだな」

 

 会心の診察(?)をしたことに盛り上がるも、突然どどんとふから流れていた穏やかなBGMがKPによりカットされる。

 

KP雪面兎:では蘭藤さんが診察をすると

 

KP雪面兎:服の裾に赤黒い斑ができていますね

KP雪面兎:蕁麻疹とかそんなレベルでは無く

KP雪面兎:全身大火傷しているような錯覚すら覚えるでしょう

KP雪面兎:それは白井の顎下あたりまでびっしりと広がっています

 

蘭堂 豪:「……これは。明らかに風邪ではないぞ」

蘭堂 豪:どこらへんが風邪なんだろうか

 

モーガン・田中:「そうか...大変だな.. CDここに置いとくぞ」といってCD置いておきます

モーガン・田中:「....? 蘭堂さんどうかしましたか」

 

蘭堂 豪:「いったいどこの病院で診察を受けたんだ。」

 

KP雪面兎:確かに目の前の彼は人なのだけれど

KP雪面兎:乖離したソレを見たあなたはSANc

KP雪面兎:1d5どうぞ

 

蘭堂 豪:デスヨネー

 

 蘭堂、ロールプレイでスルーしようとするもやはり正気度チェック。

 

蘭堂 豪:1d100<=40 SANc

Cthulhu : (1D100<=40) → 64 → 失敗

蘭堂 豪:1d5 減少値

Cthulhu : (1D5) → 4

蘭堂 豪:がっつりへったなぁ(

 

砂野 夕香:「どうかしたのですか...?」

 

 

KP雪面兎:軽い吐き気を憶えながらも堪えますね

 

白井 巧:「なにかの感染症だと思ってるよ」

 

蘭堂 豪:「これは、皮膚病・・・?」

 

モーガン・田中:「...?! 蘭堂さん大丈夫ですか?!」慌て気味で

 

砂野 夕香:「え・・・?」

 

 

 事態の急変に戸惑うプレイヤーをしりめに、先ほどまでの和やかな音楽に戻る。

 

KP雪面兎:蘭藤さんは触れたと思うので、体温は凄く高いとわかりますね

KP雪面兎:まあ、見る為だけのCなので

KP雪面兎:動揺したこともあり、どんな病気だったかな・・・?といったところです

 

蘭堂 豪:青ざめた顔で、服を戻しましょう

 

白井 巧:「こんな有様だからな、あまり来ない方がいい」

白井 巧:「どこから感染するかもわからない」

 

蘭堂 豪:「そんなこと言ってる場合か。他の病院にはいってないのか?」

 

砂野 夕香:「風邪と診察されたとはいえ...皮膚にまで出ているのならもう一度診察を受けたほうが良いかもしれませんよ...?」

 

白井 巧:「そうするつもりだよ」

 

モーガン・田中:「蘭堂さん,彼の具合は...?」耳打ちします

 

蘭堂 豪:みなに、見たものを共有します

 

KP雪面兎:共有できました

KP雪面兎:実際に見たわけでは無いのでSANcはなしで

 

砂野 夕香:「…」絶句

 

蘭堂 豪:「・・・どこの病院に行ったんだ?」

蘭堂 豪:と、診察先を聞きます

 

白井 巧:「大学病院だよ」

KP雪面兎:街の中央にある一番大きな病院を言いますね

KP雪面兎:まあ、あそこなら問題ないよな・・・?って思う程度の施設

 

モーガン・田中:「........この病状になる前に何か変わったことなどなかったのか?...」と白井に聴きます

 

白井 巧:「普段通りだよ」

白井 巧:「ただ…同じように熱が続いている子供の家に見舞いに行ったか」

 

蘭堂 豪:「その症状が出た後もそこへ通院してるのか?」

 

白井 巧:「患者が多いみたいだから」

KP雪面兎:濁しながらも、自分より他の人優先してもらってる

KP雪面兎:ってことを話しますね

 

蘭堂 豪:病院か、すでに同じ症状でパンクしているのか・・・

 

砂野 夕香:「そう...ですか」

 

蘭堂 豪:「あんたらしいよ」

 

砂野 夕香:「安静にしてくださいね...」

 

白井 巧:「はは…」

白井 巧:「休んでいればよくなるさ」

蘭堂 豪:「……俺たちにできることはなさそうだな。」

白井 巧:「近づかないでもらうのが一番助かるな」苦笑

 

砂野 夕香:「(普通の風邪とは違うしお薬でもちょっと...難しそうだなぁ)」

 

モーガン・田中:「......やっかいだな...」ぼそぼそ

 

砂野 夕香:「そうは言いますがずっと家に一人でいるのもあれですしね...」

 

蘭堂 豪:ちなみに、部屋の中に処方された薬などはあるのでしょうか

 

KP雪面兎:ありますね

KP雪面兎:一般的な風邪に処方する普通の薬だとわかるでしょう

 

蘭堂 豪:アカン

 

 風邪でない病気に処方されている風邪薬、という不穏な現状が明らかに。

 

砂野 夕香:「病は気からと言いますが...気が病まないようにはしたほうがいいですよ」

 

白井 巧:「まあ、うつらない範囲でな」

白井 巧:「はは、気が病むことはないさ」

 

砂野 夕香:「ふふっ…まあ貴方の性格ならそうかもしれませんね」

砂野 夕香:「どうぞお大事に...」

 

蘭堂 豪:「いいたいことはわかったが、ちと気になる。」

蘭堂 豪:「同じような症状がないか調べてみよう」

蘭堂 豪:その、お見舞いした子供の家を聞き出そうかと

蘭堂 豪:同じ症状かもしれません

 

KP雪面兎:子供の家は聞けましたね

 

蘭堂 豪:では、長居してもあれなので特に他にすることがなければ退室します

 

モーガン・田中:「ガーシュインでも聴いてリラックスしてくれな....」

 

白井 巧:「任せろ」

KP雪面兎:リラックスは快諾された

 

砂野 夕香:「ただ何かあればまたご連絡ください。すぐに飛んできますよ」

 

白井 巧:「その時は頼む」

 

砂野 夕香:Kpさん、彼とは連絡先を交換していますかね

砂野 夕香:もし交換していなければ私のものだけでも置いていこうかなと

 

KP雪面兎:友人知人なので持ってて構いませんよ

 

砂野 夕香:了解しました、自分からは以上です

 

モーガン・田中:私も退室します

 

 感染源らしき子供の情報を入手し、探索者達は白井の部屋を後にする。

 

 

KP雪面兎:ではここからどうしましょうか?

 

蘭堂 豪:病院で問い詰める、子供の症状の経過を見に行く

蘭堂 豪:あるいは他の何かだね

 

砂野 夕香:大学病院でちょっとお話聞きたいけど...んー

 

KP雪面兎:宣言決まりましたらどうぞ

 

砂野 夕香:そうだなぁ、子供の病状進行してるかもしれないし子供から行こうとは

 

蘭堂 豪:先に、子供の方を調べてみたい。結末がわかるだろう。(

蘭堂 豪:恐らくは、酷い事になってる

 

モーガン・田中:子供のとこへいくと感染しそうですね

 

砂野 夕香:(後回しにして手遅れパターンも考えられなくはないしなぁ

砂野 夕香:親御さんにお話聞くだけでも収穫は得られるかと

 

蘭堂 豪:ん~、まあ確かに

 

モーガン・田中:確かに

 

 PTAが聞いたら激怒するような内容の発言を連発する探索者達。子供の命より友人や自分達の身の安全を大切にする何ともすばらしい会話である。

 

蘭堂 豪:無難に病院で同じ症状について聞いてみるとか?

蘭堂 豪:KP、子供の家の連絡先まで知ってても構わないのでしょうか

 

砂野 夕香:ただ、私達は子供さんとは面識ないですし

砂野 夕香:ちゃんとお話を聞いてくれるかはわかりませんが...

 

モーガン・田中:2つに別れたほうが良さそうですね

モーガン・田中:白井さんに一言入れてもらうと話が通りやすくなりそう

モーガン・田中:子供のとこ

 

KP雪面兎:タブ別れてもいいですよ

 

 ここでいうタブとはチャット画面のこと。どどんとふでは、複数のシーンに別れて行動した時のために、チャットもタブで分けることができるのだ。便利!

 

蘭堂 豪:では、2手にわかれますか

 

砂野 夕香:そうですね...自分は子供さんの方に行きたいなと

 

KP雪面兎:子供の方はそうですね、白井が言伝してくれるでしょう

 

砂野 夕香:白井さん助かります

 

蘭堂 豪:車はどっちのほうがいいかな

蘭堂 豪:まあ、なくてもそう変わらない気もするが

 

KP雪面兎:その辺りもお任せします

 

蘭堂 豪:ふむ、では車で家まで送って

蘭堂 豪:そのまま病院にいこう

蘭堂 豪:では、二人にお任せします

 

モーガン・田中:私も子供方へ行こうかな

 

KP雪面兎:了解

砂野 夕香:了解しました、そちらお願いします

 

KP雪面兎:では病院はメイン、子供はサブ1で

 

モーガン・田中:はーい

 

 

 ここからは、別々のチャットへ。

 

 

 次に続きます。


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