国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~   作:ビーフクリームボロネーゼ

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ラブノベルスとセルフ・コントロールその③

 

真姫(ダーリンッ!!)

 

真姫は自身のスタンド『ダーリン』を出して再び呼吸をする!

 

真姫(よし、準備万端よ!!)

 

真姫(それじゃあ行くわよ!!ダーリンッ!!)

 

真姫はダーリンを自身が幽閉されている部屋から出す!!

 

真姫(そう…この作戦は距離が肝心よ…)

 

真姫(近すぎず…遠すぎず…)

 

真姫(適度な距離から手頃な物を…)

 

真姫(ッ!!ここから600mほど離れたところにロードローラーが停まっているわ!!)

 

真姫(これを利用させてもらうッ!!)

 

真姫は窓から離れるように自室の出入口である扉を背にして張り付く!!

一方、彼女のスタンド『ダーリン』は本体から600mほど離れた位置にあるロードローラーを持ち上げると真姫が幽閉されている密室に目掛けて投げ飛ばした!!

ダーリンの精密動作性は堂々のA判定である!!

600m離れた位置から真姫の部屋を確認してそこに目掛けて重量のある物体を投げ飛ばすことなど朝飯前である!!

 

ズドガッシャァァァァァァァァァーz_ンッ!!!

 

真姫の閉じ込められている部屋にダーリンが投げ飛ばしたロードローラーが突っ込む!!

それによって部屋の壁は完全に破壊された!!

突っ込んできたロードローラーは真姫に当たるギリギリのところで巧く止まった!!

 

真姫(…ちょっぴり危険だったかしら?)

 

真姫(でも…これでこの部屋に風穴を開けることはできたようね!!)

 

真姫(近距離でパワーが出せないなら遠距離からこの部屋を破壊すればいいのよ!!)

 

因みに真姫の閉じ込められていたこの部屋は希に襲撃されたときに泊まっていた部屋とは別の部屋のため、ホテルオハラは客室を二つも潰された事になる!!

全くもって迷惑な話である!!

 

真姫(さて、下の客室へ移動するわよ…)

 

真姫はロードローラーを激突させて開けた部屋の大穴から部屋を出て下の客室のバルコニーへと移動する!

 

真姫(幸い下の客室には人は泊まっていなかったようね…)

 

真姫は幽閉されていた部屋の下の客室のドアから廊下へと出た!

 

真姫(これで密室からの脱出は成功したわね…)

 

真姫(あとは私を閉じ込めた張本人…)

 

真姫(私のママを…見つけ出して倒す!!)

 

真姫(ママは恐らく数時間後に私を始末できたかどうか確認するためにもう一度あの部屋を調べに戻ってくるはずよ…)

 

真姫(そこを…仕留めて見せるわッ!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫ママ「さて、そろそろ真姫ちゃんもお亡くなりになっている頃でしょうし…」

 

真姫ママ「死体だけ確認して今日のところは撤退しましょうか…」

 

真姫ママ「いいでしょ?聖良さん?」

 

聖良「別に…構わないですけど…」

 

聖良「悪運の強い連中の事です…まだ生きているかもしれません…」

 

聖良「油断は禁物…ですよ?」

 

真姫ママ「わかっているわ♪」

 

聖良「では…気を付けて」

 

聖良のスタンド『セルフ・コントロール』の能力によって空間が裂け始める!!

 

真姫ママ「さて、我が娘がどんな姿で死んでいるのか…」

 

真姫ママ「楽しみだわぁ」

 

→to be continued


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