国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
黒澤ルビィの傍に立つこのスタンド…
コイツの名前は『デイ・デイ・デイ』!!
射程距離は1mにも満たないスタンドで、周囲に強い放射線をばら撒く能力を持った近距離パワー型のスタンドである!!
本体である黒澤ルビィはこのスタンドの放つ放射線の影響を受けにくくすることができるが、それでも完全に被曝しないわけではない!!
本体のルビィもまた、徐々に徐々にこの放射線によって汚染されてしまうのである!!
そしてこのスタンド『デイ・デイ・デイ』は現在、ルビィの操作から完全に離れてしまっている!!
つまりこのスタンド『デイ・デイ・デイ』は暴走状態にある!!
デイ・デイ・デイ「しゃぁろろろろろろろろろろろろろろぉぉぉぉぉぉん…」
花丸(あのスタンドは恐らくルビィちゃんの操作が利かない暴走状態にあるずら!)
花丸(だからルビィちゃんは自分であのスタンドを引っ込める事ができないずら!)
花丸(だからオラが無理矢理ルビィちゃんのスタンドを引っ込めさせるしかないずら!)
花丸(そのためにはルビィちゃんに気絶してもらわないと…)
花丸「ごめんね…ルビィちゃん!!」
花丸はルビィ目掛けて一直線に走り出す!
が、そこでそれを妨害しようとデイ・デイ・デイが立ち塞がる!
花丸「ズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラァッ!!」
花丸はデイ・デイ・デイにラッシュを叩き込む!
が!
デイ・デイ・デイ「しゃぁろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!」ズドドドドドドドドドドドドォォォォォォォォォーz_ンッ!!
そのラッシュも、同じくデイ・デイ・デイから放たれたラッシュによって相殺されてしまう!!
花丸「このスタンド…スピードも素早いずら!」
花丸「!?」フラッ
花丸は突如、目眩の様なものに襲われる!
身体全体に倦怠感が徐々に広がっていき、吐き気に襲われる!
そして…ッ!!
花丸「ヴォェェェッ!!」
花丸はついに胃の内容物を嘔吐してしまう!!
花丸(うぅ…放射線の影響が身体に響いてきたずら…)
花丸(戦いが長引けば長引くほど不利になるずら…)
花丸(早く…決着を…着けないと…)
花丸は懐からコインを取り出して宙に投げ飛ばす!
そしてトリコリコ・プリーズの両腕を伸ばして照準をデイ・デイ・デイに合わせる!
花丸「トリコリコ・プリーズレールガンッ!!」
コインがローレンツ力によって加速されて音速を超えた速度でデイ・デイ・デイへと迫っていく!!
…が!!
バシュッ!!
花丸「なっ!?」
デイ・デイ・デイは片手でそのレールガンを弾き飛ばしてしまった!!
花丸「嘘…レールガンが…」
花丸の口から血がだらだらと滴り落ちる!
どうやら歯茎から血が出ているようだ!
そして髪の毛も抜け始めてきた!
花丸(放射線の影響が…酷く…なって…ッ!!)
花丸(この…状態…で…こんなに…強い…スタンドを…倒せる…ずら?)
デイ・デイ・デイ「しゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁろろろろろろろろろろろろろろろろろろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんッ!!!!!!!!!」
→to be continued
デイ・デイ・デイ
本体:黒澤ルビィ
破壊力:A
スピード:A
射程距離:E
持続力:A
精密動作性:E
成長性:A
放射線を撒き散らすスタンド。
本体はこのスタンドの影響を受け難くはなるが、それでも完全に被曝しない訳ではない。
ルビィの精神力が未熟なため、能力が暴走している。