国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
希「ぅぐぉ…」
海未「希!!」
海未は希の異変に気付き、助けるために矢を射ようとするが…!
海未「!?」
海未は希を操っている鏡の形状を見てそれを中止する!
海未(球状の鏡…ですか…ッ!!)
海未(この形の鏡…映せない死角は殆どありません…)
海未(これでは私の矢も鏡に映って操られてしまいます!!)
海未(…ですが)
海未(ですが、攻略できないという訳ではありません!!)
海未「ラブアローシュートォッ!!」
海未は希を盾にしてラブアローシュートが鏡に映らないようにしながら天井に向けて放ち、天井を崩落させる!
すると崩落してきた天井が球状の鏡を覆って、希は鏡に映らなくなる!
…が、それと同時に
「キャアァァァァ!??」
ガラガラガッシャァァァーz_ンッ!!
鞠莉「Oh,…trapデスか!?」
撃ち抜いた床の上には運悪く鞠莉が居り、床が崩落したために二階から落下してきた!
海未「鞠莉さん!?」
鞠莉「海未!それに希も…」
希「鞠莉ちゃん!無事なん!?」
鞠莉「えぇ…なんとか…」
海未「すみません…敵のスタンド攻撃を掻い潜るのにどうしても必要なことだったのです…」
鞠莉「…それって鏡のスタンドのことかしら?」
海未「その通りです!!」
鞠莉「奇遇ね♪マリーもさっき二階でattackされたわ!」
希「鞠莉ちゃんもやったんか…」
鞠莉「ええ、シャイニーact1の光で鏡に映った像を消さなければまずかったわ!」
鞠莉「…でもその手もみんなが居る場所では使えないわね」
海未「うぅ…申し訳ないです…」
鞠莉「No, problemよ!!」
鞠莉「一緒に居た方が敵を警戒しやすいでしょう♪」
鞠莉「シャイニーact2!!」
そう言うと鞠莉はシャイニーact1をシャイニーact1へと切り替える!
鞠莉「あまりにもspeedyなら鏡に映ってもブレブレになるから操れないかもしれないわ♪」
海未「成る程…」
希「ね…ねぇ…海未ちゃん…」
海未「希?どうかしましたか?」
希「さっきから…何か音が聞こえへん?」
ジャァァーz_ッ…
ジョボボボボボ…
鞠莉「確かに…何かのsoundが聞こえてくるわね…」
海未「ちょっと待ってください…この音は…ッ!!」
海未、鞠莉、希の三人はその音の正体がこちらに迫ってくる様子を遂に目にする!
海未「み、水です!」
海未「水が溢れて私達の方へ広がってきます!」
鞠莉「Oh, MY GOD!!」
希「これは…まずいで!!」
海未、鞠莉、希の三人は溢れ出た水から逃げるように走り出す!
海未「水は鏡のように像を映し出します!」
海未「もし水面に私達が映ってしまったら操られてしまいます!!」
鞠莉「でもヤツの使っていた鏡はスタンドが映る特殊な鏡だったわ!」
鞠莉「その鏡じゃなきゃ私達を操れないんじゃあないかしら?」
希「だとしたら水を溢れさせるなんて無駄なことをするんやろか?」
海未「何にしても出来るだけ映る物には映らない方がいいです!」
海未「その方がより安全な筈ですから!」
鞠莉「でも逃げてばかりじゃ本体を見つけられないわ!」
鞠莉「あのwaterを何とかできないの!?」
希「うちらのスタンドじゃどうしようもないよ…」
希「あの水を蒸発させられるスタンドをうちらは持ってないし…」
希「床をぶち抜いて下に水を流してもそこには花丸ちゃんたちがおるし…」
希「やっぱりここは逃げるしかないんよ…」
鞠莉「shit!やってくれるわね!」
と、そこで海未は二階への階段を見つける!
海未「階段です!上りましょう!」
海未「そうすれば水は二階まで追ってこれませんよ!」
海未、鞠莉、希の三人は階段を上って二階へ移動した!
→to be continued