国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~   作:ビーフクリームボロネーゼ

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ミラー・チケットその②

 

鞠莉「さようなら…鞠莉ちゃん!!」

 

鞠莉「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

鞠莉「シャイニーッ!!」

 

鞠莉は自身のスタンド『シャイニーact1』を出すと反射的に発光の能力を使用する!

 

ピッカァァァァァーz_ッ!!

 

その瞬間、鞠莉の身体は敵のスタンド使いの操作から解放されて自由になる!!

 

鞠莉「え?自由になった!?」

 

だが、光が収まると鞠莉の身体は再び何者かに操られて動きを止めてしまう!

 

鞠莉(ぐっ…また身体の自由が利かない…)

 

鞠莉「くぅ…一瞬だけ操作を受け付けなくなったから焦ったじゃあないですか!!」

 

鞠莉(光を出すと自由が戻ってくるということは…)

 

鞠莉(操作の条件も光が関係するということよ…)

 

鞠莉(それってつまり…)

 

鞠莉「でも光を出せるのは一瞬だけみたいだね…」

 

鞠莉「誰が一瞬しか出せないなんて言ったのかしら?」

 

鞠莉「ッ!!」

 

鞠莉「シャイニーッ!!」

 

鞠莉はシャイニーを再び発光させる!

すると鞠莉の身体は再び何者かの操作から解放されて自由になった!!

 

鞠莉(光を全開にすることで解かれる操作に…)

 

鞠莉(全面鏡張りの部屋…)

 

鞠莉(そして私はさっき見てしまったわ…)

 

鞠莉(この部屋の鏡に私のスタンド『シャイニーact1』が映り込んでいるのを…)

 

鞠莉(精神の具現化した存在であり、一般人には見えないスタンドというものは鏡を使う能力か物質同化型のスタンド以外は鏡に映らないはずよ!)

 

鞠莉(それが映っているということは…)

 

鞠莉(あの鏡がスタンドの能力によって生み出された特殊な鏡だということの証明に他ならないわ!!)

 

鞠莉(つまり私が操られたsecretはあの鏡にあるということよ!)

 

鞠莉(そして強い光は鏡に映った私の像を消すわ!!)

 

鞠莉(つまり今、私達を襲っているこのスタンドは…)

 

鞠莉(鏡の中に映った私達の像をひとりでに動かすことで、その動きを像の本人に強制させる能力よ!!)

 

鞠莉「さてと、タネが割れたらやることは一つね♪」

 

鞠莉「Shyaaaaaaaaaaaineeeeeeeeeeeeeeeeeeeeyyyyyyyyyyyyyyyy!!!!!!!!」

 

鞠莉はシャイニーact1のラッシュで部屋の鏡を全て破壊する!!

 

鞠莉「Greatね♪」

 

鞠莉「あとは皆にもこの敵のスタンド能力のことを教えnightね♪」

 

鞠莉は仲間に敵のスタンド能力を知らせるために移動する!!

鞠莉が出ていった後、割れた鏡でいっぱいになった 部屋に一つの影が現れる!

その正体は全身が鏡張りで、胸の部分に『YOU』と書かれたスタンドだった!!

 

「あっちゃー鞠莉ちゃんのスタンドとは相性最悪だったかぁ…」

 

「ま、いっか」

 

「鞠莉ちゃんがダメなら別の人を狙えばいいんだよ!」

 

「ふふふふふふふふ…」

 

→to be continued




この話を投稿するに当たってこのビーフクリームボロネーゼは悩みました…
その悩みの種というのもスタンドというものは鏡に映るのか?
という事です!
確かに、鏡を使うハングドマンや本物の人形に取り憑くエボニーデビルなんかは明確に鏡に映る描写があるのですが、シルバーチャリオッツなんかは鏡にしっかり映っている描写がないので、どうなんだろうかとあれこれ考えまして…
取り敢えず一旦の結論としては鏡を使うスタンドと物質同化型のスタンド以外は鏡に映らないということで書かせてもらいました。
マン・イン・ザ・ミラーのところが手元に無くて確認できないのですが、パープルヘイズが鏡に映っているような描写はあったでしょうか?
もし、スタンドが普通に鏡に映るようであれば後々修正を加えていきたいと思います。
因みにこの問題は鏡だけでなく写真なんかにも通じる問題ですね!
スタンドって写真に写りましたっけ?
意見があればよろしくお願いします!!

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