国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
ここは沼津のスクールアイドルショップである!
Aqoursメンバーの一人である黒澤ルビィは親友の花丸と共にこのスクールアイドルショップでアイドルグッズを物色している最中であった!
ルビィ「じゃあ、ルビィはあっちの方を見てくるね」
花丸「分かったずら」
ルビィは花丸から離れた場所にあるグッズを見るために移動する…
と、その時!
ズブズブズブ…
ルビィ「?」
ルビィの耳に何か異様な音が聞こえる…
そしてその正体はすぐに分かった!
聖良「こんにちは…黒澤ルビィさん」
ルビィ「ピギィッ!?」
ルビィの目の前にいきなり一人の少女が出現したのだ!
聖良「綺羅ツバサ様は貴女に興味があるんですよ…」
聖良「ついてきてもらえますか?」
ルビィ「あ…ぁ…」
ルビィは腰が抜けて動けないでいる!
花丸「どうしたずら!?」
花丸がルビィの異変に気づいて近づいてくる!
聖良「チッ、面倒くさいのに勘付かれてしまいましたね…」
聖良「ほら、いいから早くこっちに来てください!」
聖良はルビィの腕を引っ張って自身が出現した亜空間に引きずり込んでいく!
ルビィ「ピギィッ!?助けて!!花丸ちゃ…」
花丸「ルビィちゃん!!」
花丸はルビィを助け出そうと手を伸ばすが間に合わず、ルビィは亜空間に引きずり込まれて聖良と共に消えてしまった!
花丸「ルビィちゃんが…拐われた…」
花丸「ッ!!まずはこの事を皆に知らせないと…」
花丸はスマホを取り出すと連絡を始めた!
ダイヤ「全員の回復を待っている暇はありませんわ!!」
ダイヤ「一刻も早くA-RISEの館に乗り込むべきです!!」
ここはホテルオハラの真姫の借りている部屋の一室である!
現在この場所にはルビィ誘拐の事情を知らされたスタンド使い達が集まっている!
善子「でも…ルビィがA-RISEの館の中に居るとも限らないし」
善子「私達を急かして準備不足のまま館へ突入させるのが目的だったとしたら…」
ダイヤ「そんなことを気にしている場合ではありませんのよ!!」
ダイヤ「あぁ…私のかわいいルビィがぁ…」
ダイヤは妹が拐われたことでかなり動揺している!
海未「ですがここはダイヤの言う通りだと思います」
海未「ルビィが何をされているかわかりませんし…」
海未「すぐに助けにいかなければ取り返しのつかないことになるかもしれません…」
ダイヤ「あぁ…そんな…ッ!!」
花丸「まだそうなっていると決まった訳ではないずら」
海未「それに館の場所が知られていることをあちらが知ってしまえばどのみち館を放棄して逃げ出すでしょう…」
海未「回復を待っていられないというのも事実です」
ダイヤ「では!」
海未「ええ、今すぐ突入しましょう!」
希「でもええの?今日のうちのスタンドはハーミットパープルなんやけど」
海未「かまいません、念写は館の内部構造を把握するのに役に立ちますから…」
希「確かになぁ…うちが入ったことのない場所もあるしなぁ…」
花陽「それじゃあ、早速いきましょう!」
ことり「善は急げ!だよね♪」
真姫「私はまだ治療が終わってないエリーを治さないといけないからお留守番してるわ」
絵里「ごめんなさいね…私の…せいで…」
真姫「別に…貴女のせいじゃあないし…」
鞠莉「じゃあ、留守番ヨロシクね♪」
こうして花丸、善子、ダイヤ、海未、鞠莉、ことり、花陽、希はA-RISEの館への突入を敢行するのであった!
→to be continued