国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
花丸「ただいまずら♪」
花丸は現在、ホテルオハラから自分のお家であるお寺へ帰ってきた!
因みに一緒に暮らしている祖父母は用事があって今は外出中である。
花丸「さてと、おやつおやつ♪」
花丸はおやつののっぽパンを食べるためのっぽパンを常備している戸棚へ取りに行く!
と、その時!
花丸は異変に気づく!
花丸「ずら?」
ここは花丸の家である。
つまりは屋内だ
にもかかわらずこの家には雨雲のようなものが天井付近に漂っていた!
花丸「!?スタンド攻撃ずら!!」
花丸「トリコリコ・プリーズッ!!」
花丸がトリコリコ・プリーズを出すのと同時に雨雲は花丸に向かって雨を降らせる!!
ただし、その雨は…
ジュウゥゥゥゥ…
花丸「あッついずらッ!!?」
沸騰寸前の熱湯であった!
花丸(このままこの熱湯の雨を浴び続けたら全身火傷で確実にお陀仏ずら!)
花丸は雨を避けるべく逃げ出すが…
スイーz_ッ!!
花丸「なっ!?付いて来るずら!!」
ならばと次はちゃぶ台を傘代わりに熱湯の雨を凌ごうとするが…
ジュウゥゥゥゥ…
花丸「ぎゃぁぁぁぁ!!ちゃぶ台も貫通するずら!!」
この熱湯の雨を傘のようなもので凌ごうとしても無意味である!
と、なるともう考えられる方法は一つである!
花丸「ズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラ…」
花丸はラッシュでトリコリコ・プリーズの電気を貯める!
そして…ッ!!
花丸「トリコリコ・プリーズサンダーッ!!」
花丸はトリコリコ・プリーズの電気熱で熱湯を完全に蒸発させた!
ジュワァァァァァァァ…
花丸「た…助かった…ずら?」
花丸は取り敢えず危難は去ったと安心する…
が!
シュボッ!!
花丸「ずらっ!?」
花丸が蒸発させた水蒸気が天井に接触した瞬間、天井が発火したのだ!!
花丸「お、お家が燃えちゃうずらぁッ!!」
花丸「ズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラァッ!!」
花丸は燃えた天井部分をぶち抜いて周りに燃え広がるのを防いだ!
花丸「このスタンドは遠隔操作型かなぁ?」
花丸「…どっちにしろ本体を見つけないとまずいことに変わりはないずら」
花丸は本体を探すために家から出ることにした!
花丸の家であるお寺の敷地内で一人の少女がスタンドで花丸に攻撃を加えていた!
フミコ「ふふっ、私のスタンド『シャングリ・ラ・シャワー』は熱湯のスタンド…」
フミコ「雨雲から熱湯の雨を降らせ、さらには熱した水蒸気を接触させることで燃やしたい物を発火させることも可能…」
フミコ「花丸ちゃんのお家は木造…」
フミコ「使ってる木材にもよるけど発火点は摂氏250℃くらいだからそれくらいの温度の水蒸気で触ってあげれば簡単に発火するんだよねぇ」
フミコ「このまま蒸し焼きにしてあげるよ…フフフフ…」
→to be continued