国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
白パカ「メェェェェッ!!」
花丸「来るずら!!」
ズドドドォォォォンッ!!
白パカ「メェッ!!?」
花陽「え?」
「見えない相手に能力が効かないならここは私に任せなさい!」
「貴女たちは希を追いかけて!!」
海未「絵里…」
海未「…分かりました、ここは行きましょう!」
花丸たちは絵里を残して希を追いかけて行った!
絵里「さて、始めましょうか?」
絵里「アルパカさん?」
白パカ「メェェェェェェェェェェェッ!!」
希「うぅ…少しは視力は回復したんやけど…」
希「まだまだ本調子というわけにもいかへんなぁ…」
その時、希の耳に追いかけてきた花丸たちの声が聞こえてきた!
希「追ってきたか…まずいなぁ…」
希「ザ・ワールドッ!!」
ドォーーーーーンッ!!
希「時を止めているうちにさっさと逃げるでぇ…」
時を止めてその間に移動を続ける希…
希「時間切れや…時は動き出すッ!!」
ズドォォォォォォォォォォンッ!!
希「な!?」
先程、希の居た場所に花丸のレールガンが通過していく!!
希「小癪なッ!!ウチの位置を探知しとるなァッ!!」
そこへもう一発トリコリコ・プリーズのレールガンが希へ向かって突っ込んでくる!!
希「ザ・ワールドッ!!」
希はザ・ワールドでレールガンの弾を弾き飛ばす!!
希「ウチから見えない所から自分達だけウチの位置を探知して攻撃しとるようやな…」
希「ズル賢い奴等や…」
時を止めて一方的に攻撃しようとしているお前が言うな!!
「リトルデーモンッ!!」
希「!?」
希の周りをリトルデーモンが包囲していたッ!!
希(もう追い付いてきたんか…クソッ!!)
ズドドドォォォォンッ!!
希(落ち着け!東條希!)
希(幸いウチは壁を背にしとる…)
希(三方向からの攻撃程度ならザ・ワールドで捌ききれない攻撃ではあらへん!!)
希「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!」
メキメキッ!!
希「!?」
その時、希は確かに聞いた!!
自分が背にした壁をレールガンが貫通してくる音をッ!!
希「ザ・ワールドッ!!時よ止まれッ!!」
ドォーーーーーンッ!!
希は振り返って自分が背にした壁を見返す!
するとレールガンが壁を貫通してもう少しで希へと突っ込んでくるところであった!
希「うぉぉ…危な…」
希はレールガンを回避し、リトルデーモンの攻撃を掻い潜る!
希「…時は動き出す」
ズドォォォンッ!
希「…段々と視力も回復してきたなぁ」
希「…そろそろ反撃といこうか」ペロリ
→to be continued