国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~   作:ビーフクリームボロネーゼ

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ザ・スピリチュアル・ワールドその⑥

白パカ「メェェェェッ!!」

 

善子「来るわッ!!」

 

鞠莉「みんな!私の方を向かないようにして!!」

 

鞠莉「シャイニーッ!!」

 

希「ザ・ワールドッ!!時よ止まれィッ!!」

 

鞠莉がシャイニーact1を発光させるのと希がザ・ワールドで時を止めるのは同時であった!!

 

ピッカァァァァーッ!!

 

ドォーーーーーンッ!!

 

善子「」

 

花丸「」

 

ダイヤ「」

 

海未「」

 

鞠莉「」

 

絵里「」

 

花陽「」

 

白パカ「」

 

希「よし、これで奴等を始末し…」

 

希が花丸たちを攻撃するため物陰から出ると!!

 

希「ぐぁっ!!ま、眩しい!!」

 

止まった時の中でシャイニーact1も一時失明するほどの眩い光を放ちながら止まっているため、希も一時失明してしまう!!

 

希「うぉぉ!!目がぁ!!目がァァァァァァァァァッ!!」

 

希「この便所ホタル共がァァァァッ!!」

 

希「時間切れ…や…時は動き出すッ!!」

 

白パカ「メェェェェッ!!?」

 

鞠莉「まずはアルパカを失明させたわ!!」

 

花丸「ッ!!もう一つの反応が近くに来てるずら!!」

 

絵里「希だわ!!」

 

希「み、見つかった!!」

 

希「まずいッ!!」

 

希は失明した状態で戦っても勝てないと判断したため、その場からの離脱を試みる!

 

花陽「逃げたよ!」

 

ダイヤ「逃げる…ですか?」

 

鞠莉「この状況で逃げるということは…間違いないわ」

 

鞠莉「ヤツはさっきの光で失明しているわ!」

 

花陽「じゃあチャンスだよ!追いかけようよ!」

 

海未「そうですね…取り敢えずアルパカは今、能力が使えない状態ですし放置しても問題は…」

 

白パカ「メェェェェッ!!」

 

ズイーz_ッ!!

 

鞠莉「what!?」

 

白パカ「メェェェェッ!!」ドゴォッ!!

 

鞠莉「ぐぁっ!!!」

 

ダイヤ「鞠莉さん!?」

 

善子「そんな…確かに鞠莉がアルパカの視力を奪った筈なのに…」

 

花丸たちは驚愕した!

本来、アルパカのスタンド『アフター・スクール・ナビゲーターズ』はアルパカが目視できる範囲でしか能力が使えず視力を奪われると能力が使えない筈である!

にもかかわらず、鞠莉のシャイニーact1の光で視力を奪った筈のアルパカが距離を操る能力を使って鞠莉を攻撃した事が花丸達を困惑させていた!

 

白パカ「メェェェェッ!!」

 

だが、種を明かせば意外と単純である!

アルパカのスタンド能力は目視の範囲!

そして光も当然目視できる物である!!

つまり、このアルパカは光が自分の目に入って失明しきる前に光と自身の距離を離して回避したのである!!

そう、鞠莉は最初からアルパカの視力を奪ってなどいなかったのだ!!

そして、つまりこのアルパカはッ!!

前回の失敗から学習し、成長しているッ!!

 

白パカ「メェェェェェェェェェェェッ!!」

 

花丸「何だかよくわからないけど、このアルパカさんがまだ戦闘体勢だってことは分かったずら」

 

善子「…やるしかないのね」

 

花丸「やるしかないずら!!」

 

→to be continued


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