国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
希「さてと、では逃げたネズミを狩るとするかなぁ」
東條希は花丸たちの居た部屋に漁船を投げつけた後、部屋を離脱した花丸たちを始末するためにホテルオハラへ再び乗り込もうとしていた!!
希「…ん?」
希はホテルオハラの内部へ乗り込もうとしたとき、ふいにある生物が目に入る!
白パカ「メェェェェ~」
希「あれは…アルパカさん?」
そう、音ノ木坂学院で飼われていたアルパカである!
こいつはまたもや懲りずに脱走してきたのである!!
因みにこのアルパカは距離を自由に操るスタンド『アフター・スクール・ナビゲーターズ』の使い手である!
希「どうしてアルパカさんがこんなところに…」
白パカ「メェェェェッ!!」
ズイーz_ッ!!
希「何ィッ!!?」
希はアルパカのアフター・スクール・ナビゲーターズの能力によってアルパカの目の前まで引き寄せられる!
白パカ「メェェェェッ!!」
アフター・スクール・ナビゲーターズの拳が希の目の前に迫るッ!!
希「ザ・ワールドッ!!時よ止まれィッ!!」
ドォーーーーーンッ!!
白パカ「」
希「な…なんやねん…こいつ…」
希「いきなり人のこと攻撃してきおってからに…」
希「見境ないんかい…」
希「…まぁええわ」
希は呟きながらホテルオハラの中へと入っていく!!
希「…時は動き出す」
スカッ!!
白パカ「メェェェェ!?」
アフター・スクール・ナビゲーターズの拳が空を切る!!
アルパカは目の前に居た筈の希がいきなり消えた事に困惑する!!
白パカ「…メェェェェ」
アルパカは希を探し出すためにホテルオハラの中へと入っていくのであった!!
海未「希があれで諦めたとは思えません!」
海未「絵里!花丸!しっかりと希の位置を探知してくださいね!!」
絵里「わかっているわ!」
花丸「了解ずら」
花丸たちはソルジャー・ゲームの熱源探知ソナーとトリコリコ・プリーズの電磁レーダーを使って希の居る位置を探しながらホテルオハラの中を移動していた!
因みにホテルオハラの中で宿泊していた客は鞠莉が従業員に指示を出して避難誘導させている!!
絵里「ッ!?ロビーの方から熱源が二つ移動してきているわ!!」
花丸「マルの電磁レーダーも二つ探知したずら!!」
ダイヤ「二つ…ですか!?」
花陽「一つは希ちゃんだとして…もう一つは…?」
鞠莉「多分アルパカね」
善子「え!?あいつ!?」
鞠莉「また懲りずにescapeしたみたいね…」
鞠莉「やれやれだわ」
海未「それで…希とアルパカの区別はつくのですか!?」
花丸「マルのはさっぱりずら」
絵里「私のは二つとも体温が少し違うわね」
花陽「なら体温が高い方がアルパカさんです!!」
花陽「アルパカさんの体温は人間より少し高いんです!!」
絵里「成る程…さすが飼育係ね」
花陽「えへへ…それほどでも…」
花丸「言ってるそばから一つこっちに近づいてきてるずら!!」
絵里「体温の高い方だわ!アルパカよ!!」
白パカ「メェェェェッ!!」
花陽「こ…興奮してるよ?」
善子「またこいつと戦うの!?」
花丸「仕方ないずら!!」
物陰
希「見つけたでぇ…」
希「背後から時止めで迫ってからはらわたぶち抜いたるわァッ!!」
→to be continued