国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
希「まずい見つかったッ!!」
希「中でざわいついとるで…」
希「あいつらの中に探知系の能力を持っとるやつがいるいうことか…」
希「まぁ、でも時を止めてすぐに始末に行けば問題ないかな」
希「ザ・ワールドッ!!」
ドォーーーーーンッ!!
希は時を止めると真姫たちのいる部屋の前まで来て扉を開ける!
希「なっ!?」
しかし、その部屋の中には誰も居なかった!!
希「どういうことや!あの短時間で逃げられるはずが…」
希「ッ!?時間や…」
希「そして時は動き出す…」
時止めの時間切れ(時を止めているのに時間切れとは…)が訪れたため、ザ・ワールドの能力が解除される!
「なっ!?」
「貴女は…」
「東條…希ッ!!」
希「な、なんやとォォォォォォッ!!?」
誰も居ない部屋から驚きの声が聞こえてきた!
しかも頭の中に響いてくるとかそんな感じでは断じてなく、耳に直接聞こえてきたのである!
「ズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラァッ!!」
希「ぶぼぉっ!!?」
希はいきなり見えない所からラッシュを食らって吹っ飛ばされる!
希(見…見えなくなっとるんか…?)
希(ステルス能力まで…)
と、ここで全員のステルス能力が解除されて、全員の姿が露になる!
絵里「やはりここにいる全員にステルスを使うと時間が短くなるわね…」
希(ステルス能力はえりちの能力か…)
真姫「希…ことりたちを始末し損ねたからとどめを刺しにきたってわけ?」
希「…まぁ、それもあるけれど」
希「こんなに沢山スタンド使いが集まっとったらいっぺんに始末できるやろ?」
ダイヤ「まぁ、随分と舐めてくれますわね…」
善子「ここにいる全員を相手にして勝てると本気で思ってるの?」
今ここにいるメンバーは戦闘が不可能な真姫、ことり、理事長を除いても花丸、善子、ダイヤ、鞠莉、海未、絵里、花陽の7人のスタンド使いと同時に戦わなければならず、並みのスタンド使いならば恐らく秒殺である。
だが、現在の希のスタンド『ザ・ワールド』は違うッ!!
希「当然やろ…」
希「ウチのスタンドは無敵なんやから…」
希「ふふ…ふふふふふ…」
善子(ま、まずい…)
善子(こいつのこの能力…何かヤバいッ!!)
善子(今すぐに出し惜しみをせずに総攻撃を仕掛けるべきだわ!!)
善子「リトルデーモンッ!!」
善子はリトルデーモンで希に対して総攻撃を仕掛ける!!
希「ザ・ワールドッ!!」
ドォーーーーーンッ!!
善子「」
花丸「」
ダイヤ「」
海未「」
鞠莉「」
絵里「」
花陽「」
真姫「」
ことり「」
理事長「」
希「よし…しかし…」
希「一斉射撃をけしかけてくるとは…」
希「このリトルデーモンの攻撃を全部弾き飛ばすだけで精一杯やな…」
希はリトルデーモンの攻撃を全て払い除ける!
希「時間やな…時は動き出す…」
ズバババァーーーンッ!!
善子「なっ!?」
花陽「え?何が起こったの?」
善子(馬鹿な!!私のスタンドの攻撃が全て弾かれるなんて!!)
希「やはり津島善子…お前から先に始末した方がええみたいやなぁッ!!」
花丸「させないずらッ!!」
花丸「ズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラァッ!!」
希「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!」
希と花丸のスタンドのラッシュが互いに激しくぶつかり合うッ!!
ダイヤ「ダイヤモンドスプラッシュッ!!」
ダイヤがダイヤモンドスプラッシュで横から援護を入れるッ!!
希「ぬぅっ!邪魔をするなァッ!!」
希「無駄ァッ!!」
が、ダイヤモンドスプラッシュはザ・ワールドによってそのままダイヤへと弾き返されてしまう!
ダイヤ「ぐぁっ!!!」
花陽「ダイヤさん!?」
善子(あの物量の攻撃を…少しの時間差もなく同時に捌ききるなんて…そんなこと…)
善子(…少しの時間差もなく…)
善子(ッ!!?まさかッ!!)
希の能力に気付いた善子が叫ぶ!!
善子「気をつけてッ!!そいつの能力は時を…」
希「もう遅いッ!!ザ・ワールドッ!!」
ドォーーーーーンッ!!
→to be continued