国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~   作:ビーフクリームボロネーゼ

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ソルジャー・ゲームその③

 

絵里「ま…まさか私の攻撃を反射してくるとは…」

 

絵里「なかなかやるわね…」

 

ダイヤ「エリーチカに褒められるのは嬉しいことこの上ないのですが」

 

ダイヤ「今の貴女は敵…すぐに気絶させて肉の芽とやらを取り除かなければいけませんわ!」

 

絵里「そう上手くいくと思っているのかしら!?」

 

パキパキパキ…

 

ダイヤ「!?」

 

ダイヤはその聞き慣れない音の正体がわからなかった!

が、すぐにその正体を知ることとなる!

 

ダイヤ「こ、これはッ!!」

 

ダイヤ「凍っているッ!!空気中の水分が次々と凍っていますわッ!!」

 

絵里「私のソルジャー・ゲームには通常のビームの他にもレーザー冷却装置が備わっているのよッ!!」

 

戦闘機から蒼白い光線が放たれる!

ダイヤは間一髪でその攻撃を躱すが、光線が通過した箇所は空気も含めてカチコチに凍っていた!

 

ダイヤ(こんな冷凍ビームのようなものまで出せるとは…ッ!!)

 

絵里「それと…そこの鏡も邪魔ね!」

 

絵里「原子分解光線を使わせてもらうわッ!!」

 

ソルジャー・ゲームの戦艦から派手な色をした光線が放たれる!

その光線は鏡に命中しても反射されることはなく、鏡そのものを原子レベルで分解してしまった!

 

ダイヤ(あ…あんなものを食らったら本当に死んでしまいますわッ!!)

 

絵里「さて、これで鏡は無くなったわ…」

 

絵里「もう一度冷凍ビームを食らいなさい!!」

 

パキパキパキ…

 

ダイヤ「ッ!!」

 

ダイヤは冷凍ビームの攻撃を避けていく

 

絵里(原子分解光線は発射すると次の発射までチャージに時間がかかるけれど…)

 

絵里(まぁ、問題ないわ)

 

絵里(あとは冷凍ビームで追い詰めていけば…)

 

絵里(ふふふふふふふふ…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「はぁ…はぁ…」

 

ダイヤ(あのスタンドはまずいですわッ!!)

 

ダイヤ(ただでさえ群体型で厄介なのにあの多彩な光線の数々…)

 

ダイヤ(それにバリアまでありますので厄介もこの上ないですわ!)

 

善子「あ、ダイヤじゃない」

 

ダイヤ「善子さん!?」

 

その時!

 

ビュオォンッ!!

 

ダイヤ「!?」

 

善子「!?」

 

ダイヤの背後に突如ソルジャー・ゲームの戦闘機が出現した!

 

ダイヤ「ダイヤモンドプリンセスッ!!」

 

ダイヤはダイヤモンドプリンセスで突如出現したソルジャー・ゲームを包み込むように空気を結晶化させる!

が、戦闘機から発射された冷凍ビームは戦闘機を包み込む結晶で屈折して拡散し、ダイヤの手足に直撃する!!

 

ダイヤ「ぐぁっ!!!」

 

善子「ダイヤ!?」

 

その間に他の戦闘機たちも次々とダイヤたちの前に現れてダイヤに対して大量のミサイルで攻撃をしてきた!!

 

ズドォォォンッ!!

 

ダイヤ「きゃぁぁっ!!」

 

ダイヤはそのまま吹き飛ばされて廊下の壁に叩きつけられてしまった!

 

絵里「どこへ逃げようとも無駄よ…」

 

絵里「私のソルジャー・ゲームには熱源を感知するソナーを放つ能力が備わっているんだから…」

 

善子「あんた…絢瀬絵里…よね?」

 

絵里「そうだけれども…貴女もスタンド使いよね?」

 

絵里「ツバサ様に仇なすスタンド使いには消えてもらうわッ!!」

 

→to be continued


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