国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
白パカ「メェェェッ!!」
花丸「くるずら!」
ズイーz_ッ!!
善子「ッ!!」
善子はアルパカの目の前に引き寄せられた!!
ドゴォッ!!
善子「くはぁっ!!」
殴られた善子はそのままぶっ飛ばされる!
花丸「よくも善子ちゃんを!」
花丸は先程トラックを吹き飛ばした時に貯めた電気エネルギーをトリコリコ・プリーズの両腕に纏わせる!
その両腕の間にゲームセンターのコインを添えた!
花丸「トリコリコ・プリーズレールガンッ!!」
ローレンツ力で加速されたコインが凄まじいスピードでアルパカに迫る!!
が!
白パカ「メェェェッ!!」
ズオーーz_ッ!!
アルパカの目の前まで肉薄していた筈のレールガンはアルパカから離れた位置に移動させられてアルパカに当たる前に空気摩擦によって消滅してしまった!!
花丸「そんな…」
白パカ「メェェェッ!!」
興奮したアルパカが自身のスタンド『アフタースクール・ナビゲーターズ』で道路を殴る!!
ズコンッ!! プシュー
花丸(この音は…)
善子「ふふ…」
殴り飛ばされた善子が起き上がる!
善子「花丸がレールガンを放ってくれた隙に私のリトルデーモンをアルパカの周りに配備したわ!」
善子は右手を振り上げる!
花丸「待って!善子ちゃん!!」
善子「一斉射撃ィィィッッ!!!」
善子が右手を降り下ろす!!
するとアルパカの周りに配置されたリトルデーモンたちが一斉射撃を始める!
その瞬間大爆発が起きた!!
白パカ「メェェェェェェェッッ!!」
善子「ぐぁぁぁぁっっっ!!!」
善子はリトルデーモンを100体ほど出していたらしく、ダメージがフィードバックする!
ルビィ「え…?どうして…爆発して?」
花丸「ガスに引火したずら!」
そう、アルパカが地面を殴った際にガス管が破壊されてガスが漏れ、リトルデーモンの攻撃によってそれが引火したことで大爆発が起きたのだ!!
ロンリイェスト・ベイビ「くくくく…今のは俺がいなけりゃ起こらなかった爆発だなァ…」
ロンリイェスト・ベイビ「コンビとか組んだらもっとこいつらを追い詰められたかもなァ~」
善子「何…言ってるのよ」
ロンリイェスト・ベイビ「あぁ?」
善子「コンビを組む!?誰かれ構わず不幸に巻き込む奴がよく言うわ!」
善子「でも安心しなさい!あんたとコンビを組んで痛い目を見る奴なんか現れないから!!」
ロンリイェスト・ベイビ「何を言って…」
ロンリイェスト・ベイビ「!!」
ロンリイェスト・ベイビは自分の体内にこそばゆい感覚を感じ取った!
ロンリイェスト・ベイビ「ぎゃはははははははwwwwwwww」
善子「あんたの攻略法を見つけたのよ!」
善子「私は今、スライムをあんたの接続部分に潜り込ませたわ!」
善子「そして滅茶苦茶に暴れてもらっている!!」
カチャッ!!
ロンリイェスト・ベイビ「しまった!?気を抜いた隙に接続部分を外してしまった!!」
善子は接続部分の外れた首輪を首から取ってリトルデーモンのドラゴンに渡した!
ドラゴンはそのまま首輪を海に落とした!!
ボチャッ!
ロンリイェスト・ベイビ「ヒィィィ~ッ!!やめろォ~ッ!!海水なんかに浸けたら錆びてしまう!!助けてくれェェェェッッ!!」
善子「…あんたを助けてくれる不幸好きなんてどこにもいないわよ!」
ロンリイェスト・ベイビ「ゴボゴボゴボ…」
ロンリイェスト・ベイビはそのまま海の藻屑となって沈み、二度と地上に姿を現す事は無かった…
そしてそのうちロンリイェスト・ベイビは考えるのをやめた…
ロンリイェスト・ベイビ
再起不能(リタイア)
鞠莉「oh!アルパカ!!」
花丸「鞠莉さん!?」
鞠莉「アルパカが急にescapeしてしまって迷惑かけたわね♪」
ルビィ「あ…いえ…」
鞠莉「それじゃあマリーはアルパカを回収するからじゃあね♪」
はなまるびぃ「あ、はい」
善子「結局散々な一日だったわ…」
花丸「でも敵スタンドを撃退できてよかったずら」
ルビィ「お泊まり♪お泊まり♪」
善子「本当に嬉しそうね…」
善子「でもまぁ、今回の一件で不幸体質とも決別できたような気がしたわ」
花丸「…本当に?」
善子「えぇ、あの首輪と一緒に私の不幸体質は海に沈んで消えた…」
善子「私はそう思って…」ベチョッ!
善子「ぶぉへぇッ!!」
ルビィ「善子ちゃん大丈夫!?」
花丸「しゃべっているタイミングで鳥の糞が口に…」
花丸「まだまだ善子ちゃんは静かに暮らせそうにないずら…」
→to be continued
ロンリイェスト・ベイビ
本体:不明(死亡)
破壊力:E
スピード:E
射程距離:E
持続力:A
精密動作性:C
成長性:E
金属製の古代エジプトのような装飾の首輪と同化した物質同化型のスタンド。
本体は数千年前に既に死亡している。
この首輪を着けた対象に最悪の場合死亡するような不幸をふりまく。
この首輪に対する攻撃はそのまま着用者の首に向けられる。