国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
ことり「たまにはこの町をぶらぶらするのも悪くないかなぁ~♪」
南ことりは現在、Aqoursのメンバーが走り込みに使用していた神社の階段を登っていた!
ことり「なんだか神田明神みたい♪」
ことりは神社の頂上の祠にたどり着く…
するとそこには本来居る筈の無い生物がそこにいた!!
白パカ「メェェェェ」
ことり「ア、アルパカさん!?」
なんと頂上には自分の学校で飼っていたアルパカがいたのだ!!
ことり「ど…どうしてこんなところにアルパカさんが…」
白パカ「メェ?」
その時、アルパカとことりの目があった!!
白パカ「!!」
アルパカはことりの存在を認識すると同時にこう思った!!
こいつは俺に散々ちょっかいをかけてきやがった糞女だッ!!
便所コオロギみたいな髪形しやがって…
ぶっ殺してやる!!
ズイーz_ッ!!
ことり「えっ?」
ことりは何をされたかわからなかった!
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてなかった!
ことりは気がつくとアルパカの目の前にいた!!
それはアルパカの背後に見えるヴィジョンが引き起こした事態であることだけはことりにも理解できた!!
ことり「嘘!?アルパカさんの背後にスタンド!?」
ドゴォッ!!
ことり「ぐぁっ!?」
ことりはアルパカのスタンドに殴られて登ってきた階段に向かってまっ逆さまに落下した!
ことり(このままじゃ階段を転げ落ちちゃう…ッ!!)
だが、ことりのその心配は杞憂であった!!
ズイーz_ッ!!
ことり「!?」
ことりは再びアルパカの目の前に引き戻されたのだ!!
ドゴォッ!!
ことり「くあっ!?」
再びアルパカのスタンドに殴られて登ってきた階段へ向かってまっ逆さまに落下していく!!
ズイーz_ッ!!
ことり「またアルパカさんの前に!」
スドドドドドッ!!
ことり「きゃああああああ!!!」
アルパカのスタンドのラッシュを食らってことりは祠の隣にあった木に激突した!!
ことり「くあっ!?」
ことり(うぅ…このままじゃ…死んじゃう!!)
アルパカがことりの前へ迫る!!
ことり「やられる前に…なんとかしなきゃ!」
ことり「スピカテリブル!!」
ことりはスピカテリブルをだして地面を溶かしてそれをアルパカへ飛ばす…
が!!
ビチャビチャッ!!
ことり「ぐぁぁぁぁ!!!」
ことり「飛ばした筈の溶けた地面がどうしてことりにぃぃぃ!!」
ことりが攻撃しようとも弾き返される…
まさしくアルパカの一方的な攻撃であった!!
白パカ「…メェ」
アルパカは木の前でうずくまっていることりと頂上から見える海を交互に見てから…
白パカ「…メェ」ニヤリ
アルパカらしからぬ邪悪な笑みで笑ったのである!!
ズイーz_ッ!!
バシャァァーz_ンッ!!
ことり(…え?)
ことりは気がつくと海の中にいた!!
ことり「ぷはぁっ」
ことりは海から顔を出すとアルパカの能力を推察する!!
ことり「物体を自在に瞬間移動させる能力かなぁ?」
ことり「!!」
ことりがアルパカの能力を推理している間にアルパカは浜辺に既に移動していた!!
ことり「アルパカさんがもうこっちに…」
ズイーz_ッ!!
ドブンッ!!
ことり「ごぼぉぁっ!!」
その瞬間、ことりは海の中へ沈んでいた!
ことり「ぷはぁっ」
ことりは呼吸をしようと海から顔を出す…
が!!
ズイーz_ッ!!
ことり「ごぼぉぁっ!!」
ことりが顔を出す度に海中に引きずり込まれる!!
ことり(このままじゃ溺れ死んじゃう!!)
ことり(海中から顔を出すのはダメだ!)
ことり(だったら無理矢理だけどアレをやるしかない!!)
ことり(スピカテリブル!!)
ことりは海中でスピカテリブルを出した!!
→to be continued