国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
花丸「え?」
花丸は園田海未の言葉の意味を理解できないでいた!
花丸(一緒にA-RISEを倒す?)
花丸(A-RISEってあのスクールアイドルのA-RISEだよね…)
花丸(それを倒すって事は…)
それでも花丸は海未の言葉を理解しようとした結果、間違った理解をしたのである!
花丸「それはつまりマルにμ'sに入ってほしいってことですか?」
海未「全く違います」
キッパリと言われて内心少しだけ凹む花丸であった!
海未「A-RISEは私たちμ'sにラブライブで勝つためにあろうことか石仮面に手を出したのです!!」
花丸「石仮面?」
新しい単語が出てきて再び首を傾げた花丸に海未は説明をする!
海未「石仮面は吸血鬼を作り出す道具です。この道具で力を得たA-RISEの綺羅ツバサは二人のスタンド使いを連れて暴虐の限りを尽くしたのです!!」
花丸「は、はあ…」
吸血鬼などという架空の生物と思われるものまで話に挙がり、花丸は生返事を返すしかできなくなった!
海未「そこで私たちは彼女達を止めるために立ち上がったのです!!」
海未「スタンドはスタンドでしか倒せないので、まず私たちは…」
海未「いえ…正確には生まれつきのスタンド使いであった私以外のμ'sのメンバーはスタンド使いとなりました。」
海未「私のスタンドの能力で…」
花丸は海未のスタンドの能力が気になったので訊いてみることにした。
花丸「あの…海未さんのスタンドって…」
海未「私のスタンドはザ・リーズン(勇気の理由)」
海未「能力は弓と矢です。」
花丸「矢!!」
花丸は昼間に起こった出来事を即座に想起した!!
と、同時に昼間の出来事は夢ではなかったのだと悟ったのである!!
海未「昼間貴女に刺さった矢は私の矢です。」
海未「そしてあの矢はスタンド使いの才能のある者を探知して刺さった者をスタンド使いにする能力を持っています!!」
花丸「マルにスタンド使いの才能が…」
海未「はい、μ'sのみんなにも才能はありました。」
海未「それでμ'sのみんなはスタンド使いになったのですが…」
海未の表情が暗くなる…
海未「私以外のみんなは綺羅ツバサに捕まって肉の芽を埋め込まれてしまい、操られてしまったのです!」
花丸「そんな…」
海未「そしてA-RISEは現在このS県N市内浦の町の何処かに潜伏しているのです!!」
今もこの内浦の町の何処かに人に得体知れない物を埋め込んで操る人物が潜んでいる…
花丸「成る程…そんな事情が…」
花丸「分かりました。協力します!」
花丸が協力を決意するのにその事実は充分な理由だった!!
海未「ありがとうございます!!では早速…」
花丸「早速…?」
海未はスタンドを出した!
海未「貴女のスタンドの能力を見せてください!!」
花丸「えぇぇぇぇぇぇ!!」
海未のスタンド『ザ・リーズン』は花丸に向けて矢を放ったッ!!
花丸「ず、ズラァッ!!」
対して花丸のスタンドはこの矢を拳で弾き落とした!!
海未「成る程、精密動作性は高いようですね…では…」キリキリ
ザ・リーズンは弓を引き絞る!!
海未「連射はどうですか!!」
沢山の矢が花丸に襲いかかる!!!
花丸「ず、ズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラズラァ!!」
だが、その矢は全て花丸のスタンドによって弾き落とされたッ!!
海未「スピードも凄まじい…」
と、その時!!
バチバチバチィッ!!
花丸「ずらっ!?」
花丸のスタンドの両腕から突如として電気が流れ出したのである!!
海未「なるほど…拳のラッシュによって発電する能力ですか!!」
花丸「み、未来ずら~」
海未「花丸、このスタンドに名前をつけてください」
花丸「な、名前…」
海未「名前があった方が呼びやすいですし…」
花丸「じゃ、じゃあ…」
花丸は深呼吸してから自信のスタンドの名前を呼んだッ!!
花丸「トリコリコ・プリーズッ!!」
花丸「このスタンドの名前はトリコリコ・プリーズずらっ!!」
→to be continued
トリコリコ・プリーズ
本体:国木田 花丸
破壊力:A
スピード:A
射程距離:C
持続力:C
精密動作性:A
成長性:D
外見は近未来的なデザインの人型。
物理攻撃によって充電する。
空振りでも充電できる。
充電によって溜め込んだ電気は攻撃などに転用が可能。
花丸の未来に対する憧れが形になった物。
勇気の理由(ザ・リーズン)
本体:園田 海未
破壊力:D
スピード:B
射程距離:A
持続力:B
精密動作性:A
成長性:D
黒髪長髪の弓道衣を着て弓矢を持ったスタンド。
矢を放つ事ができる。
この矢はスタンド使いの素質を持つ者に当たった場合、スタンド能力を発現させる。
また、スタンド使いの素質を持つ者を見つけ出す能力も持つ。
スタンド使いの素質の無い者、矢が当たった時既にスタンド使いだった者には普通の攻撃になり、スタンドにこの矢が当たったとしてもレクイエム化はしない。
また、この矢もスタンドなので、自在に操れる。