国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~   作:ビーフクリームボロネーゼ

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シャイニーact1は光るだけのスタンドとか言っちゃダメ、ゼッタイ!


シャイニーact2その①

 

海未(act2…聞いたことがあります)

 

海未(スタンドの中には姿や能力を自在に使い分けられるものがあると…)

 

海未(しかし…まさか彼女が!!)

 

鞠莉「この能力をawakeさせてくれたルビィには正直言ってgratitudeしてるのよ♪」

 

鞠莉「これで貴女をspeedyに始末できるね!!」

 

ドゴォッ!!

 

海未「ぶはぁっ!!」

 

シャイニーは海未の腹に向かってすさまじいスピードで突っ込んだ!

海未はそのあまりのスピードにスタンドで防御することもできずにダメージを食らってしまう!!

 

海未(は…速い…速すぎる!!)

 

シャイニーはその高速で海未を攻撃する!

パワーこそact1の時に比べて落ちているものの、攻撃の手数がact1の時と比べ物にならなくなっていた!

 

海未「ぐぅ…ザ・リーズン!!」

 

海未は自分のスタンドの矢で鞠莉を攻撃する!

 

海未(このスピードのスタンドには当てられなくても本体になら…!)

 

が、しかし!!

 

バシバシッ!!

 

鞠莉に向かって飛んでいった矢は全てシャイニーact2によって弾き飛ばされてしまった!

 

海未(私を攻撃していたあの状態から本体を守れるなんて…!!)

 

その時、海未の後ろから声が聞こえた!

 

ダーリン「海未!!」

 

海未「これは…真姫のダーリン!」

 

そこには真姫のスタンド『ダーリン』がいた!!

 

ダーリン「ルビィから連絡を受けたわ!花丸と知らない人が倒れているから来てくれって…」

 

そう、ルビィは鞠莉の背後に周り込む前にスマートフォンで真姫に連絡していたのだ!!

 

海未(ルビィ…ナイスです!!)

 

海未「そうですね…では花丸の治療をお願いします」

 

ダーリン「敵と戦ってるみたいだけど…大丈夫なの?」

 

真姫の問いに海未は堂々と答える!!

 

海未「大丈夫です…彼女は私が倒します!!」

 

ダーリン「そう…分かったわ!!」

 

鞠莉「回復なんてさせると思っているの!?」

 

鞠莉がダーリンに目掛けてシャイニーact2を差し向けようとするが…!

 

海未「貴女の相手はこの私です!!」

パシュンッ!!

 

ザ・リーズンの矢が鞠莉を襲ったため、すかさずガードに回った!

 

鞠莉「しつこいわね!貴女のstandじゃマリーのシャイニーact2には敵わないわ!!」

 

海未「それは…どうでしょうか!!」

パシュンッ!!

 

海未はザ・リーズンの弓から矢を次々と放っていく…!!

 

海未(こうなれば物量作戦です!!)

 

海未(数射てば…当たります!!)

 

鞠莉「はぁ…数を増やせばvictoryできるほどこの勝負は甘くないわ!」

 

しかし、その矢は全てシャイニーact2によって弾かれてしまう!

 

海未(そんな…あれだけの数の矢が軌道を変えて襲っているのに全て弾かれてしまうなんて…!)

 

鞠莉「無駄無駄無駄ァ♪そんな欠伸がでるようななまっちょろいspeedでは私のシャイニーに攻撃は当たらないわぁ!」

 

海未(くっ…数射っても当たらないなんて…)

 

海未(どれだけ放とうと全て防御されてしまう…)

 

海未(ん?…防御される?)

 

海未(…成る程)

 

海未(突破口を見つけましたよ!!)

 

海未の中には確かにこのシャイニーact2を打ち破る為の手だてが見えていた!!

 

→to be continued


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