国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
海未は鞠莉に向かって矢を放った!
それが作戦開始の鏑矢であった!!
ルビィ「ッ!!」ダッ!!
ルビィはダッシュでその場を離脱した!!
鞠莉「おやぁ?ルビィは逃がしたのですか?」
海未「ええ、彼女はスタンド使いではありません…この闘いに関わらせるのは危険ですから…」
鞠莉「アンダスタン!じゃあ、遠慮なくいかせてもらうわ♪」
ルビィside
ルビィ「よ…よおし…頑張ルビィ!」
ルビィは自身の決め台詞で活を入れた
ルビィ(確かここの小道を曲がってこういくと…)
ルビィ(…見えた!!)
ルビィの視界には小原鞠莉の後ろ姿が映っていた!
そう、彼女は逃げるふりをして鞠莉の後ろに周り込んでいたのだ!!
ルビィ(そしたら次は…)
ルビィは鞠莉の10mほど後ろの路肩に停められた車の開いた窓に手を突っ込み目当てのものを引っ張り出す!
ルビィ「あった!」
ルビィの手に握られていたものは木製のバットだった!
ルビィ(後はこれで鞠莉さんを…)
ルビィはこれから自分のやる行いを躊躇っていた!
ルビィ(こんなので叩いたら…普通は死んじゃうよね…)
ルビィ(でも…海未さんは鞠莉さんはスタンド使いだからこれくらい大丈夫だって言ってたけど…)
海未の口から出任せである!
ルビィ(でもやらなきゃ鞠莉さんを正気に戻せない!!)
覚悟を決めたルビィは鞠莉の後ろ姿に向かって突き進む!
この間も鞠莉と海未の戦闘は続いており、幾度となく鞠莉のシャイニーは目が眩む程の光を放っていたが、スタンドの見えないルビィには全てが無効であった!!
そして…ルビィは鞠莉の真後ろ…
木製バットの射程圏内に入った!!
鞠莉「!!」
ルビィ「ピギィッ!!」ブンッ!!
バットが降り下ろされるのとほぼ同時に鞠莉はルビィの存在に気がついた!
…が、時すでに遅し!!
鞠莉「がぁっ!」
鞠莉はルビィの木製バットのスイングを頭に受けてその場に倒れた!
ルビィ「や…やった…」
海未「ナイスです!ルビィ!」
海未はルビィ…そして倒れた鞠莉に近づいていく!
ルビィ「はい、やりました!海未さ…」
ドゴォッ!!
ルビィ「…へ?」
ルビィは自身の身に何が起こったのか理解できなかった!
理解できないままそのままぶっ飛んでいった!!
海未「…なっ!?」
鞠莉「shit!!やってくれたわね!」
鞠莉「でも頭を殴られたおかげで新たな力をgetできたようね…!」
鞠莉は高らかにその名を叫ぶ!!
鞠莉「シャイニーact2!!」
ルビィをぶっ飛ばし、鞠莉の側に戻ってきたそのスタンドは先程の大柄な人型のスタンドとはうってかわってハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみほどの大きさだった…
代わりに移動のスピードがとてつもない速さであった!!
海未「act2…まさか!!」
鞠莉「そのまさかよ」
鞠莉「このマリーのシャイニーは新たな姿と能力を獲得したのよ!!」
→to be continued
シャイニーact1
本体:小原 鞠莉
破壊力:A
スピード:C
射程距離:D
持続力:D
精密動作性:B
成長性:A
近距離パワー型のスタンドで発光する能力を持っており、光の加減は合図を送る程度から相手を一時的に失明させるレベルまで自在に調節が可能。
また、この光もスタンドのためスタンド使いでない人には見えない。