国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~ 作:ビーフクリームボロネーゼ
ここは喫茶店『松月』である!
μ'sのメンバーの一人である絢瀬絵里はこの喫茶店で一休みしていた!
絵里は注文したホットコーヒーを一口啜る!
ズズズズ…
絵里「あ…このコーヒー美味しい…」
絵里は思わずコーヒーの味の感想を零す…
と、絵里は視界の端に青い物体を捉える!
絵里「?」
その物体の正体は青い炎であった!
絵里(青い…炎?)
絵里(え?火事?嘘でしょ!?ちょっと!?)
絵里「す、すみませーん!店員さん!!」
店員さん「はーい、どうかしましたか?」
絵里「か、家事ですよ!!お店が燃えてます!!」
店員さん「え!?」
店員さんは絵里の指差す方向を見る!
店員さん「…何も見えませんが?」
絵里「え…?だって…そこに炎が…」
絵里(店員さんには見えていない…)
絵里(まさか…スタンド!?)
その時!
その青白い炎が弾け飛んだ!!
絵里(!?)
絵里はソルジャー・ゲームのユニットを出して自分の前にバリアを形成してその青白い炎を防いだ!
絵里(か…間一髪…セーフ…)
ふと、絵里は視線を横にスライドさせる…
すると!
店員さん「ひゃっ!?何!?冷たい!?」
店員さんの服には青白い炎が燃え移っていた!!
青白い炎はまるで硬貨を投げ込まれた乞食の群れのようにメラメラと燃え盛る!
絵里「ッ!!ソルジャー・ゲームッ!!」
絵里はソルジャー・ゲームのレーザーによって服の青白い炎が燃え移った部分を吹き飛ばす!
絵里「貴女は早く逃げて!!」
店員さん「え…え?」
絵里「いいから早く!!」
店員さん「は、はい!」
店員さんは松月から脱出する!
絵里(このスタンド…青白い炎の形をしたスタンド…)
絵里(さっきの店員さんは冷たいと言っていたわ…)
絵里(この炎は普通の炎と違って周りの熱を奪う性質を持っているのかしら…)
絵里は店員さんの発言からこの青白い炎の性質を推測する!
絵里(…?そう言えばなんか涼しいような…)
絵里「なぁっ!?」
絵里は体感温度からバリアで防いだ青白い炎が燃え広がっている事を感知した!
絵里「これは…まずいッ!!」
燃え広がった青白い炎はバリアを形成しているユニットをすべて焼いてしまう!!
絵里「くっ!!これでもうバリアは使えなくなってしまったわ…」
ユニットを焼き尽くした青白い炎は再び弾け飛んで絵里に迫る!!
絵里「きゃあっ!!」
絵里は間一髪でそれを回避する!
絵里「この青白い炎…なかなか手強いわね…」
絵里「どうすれば…このスタンドを倒せるのかしら…!?」
→to be continued