国木田花丸の奇妙な冒険~プリーズサンシャイン~   作:ビーフクリームボロネーゼ

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星空凛がやって来る!その①

時刻は夕暮れも近い午後…

辺りには帰宅途中の学生がちらほらと見受けられる…

そう、ここは浦の星女学院への通学路である!

そしてその周りをうろうろと右往左往している人物が一人…

 

凛「はぁ…」

 

そう!

彼女の名前は星空凛!!

μ'sのメンバーの一人で現在は綺羅ツバサに肉の芽を埋め込まれており、彼女の忠実なる下僕である!

 

凛「館でにこちゃん達と遊んでたらたまには仕事をしろって英玲奈さんに追い出されちゃったよ…」

 

凛「仕方ないから奴らを始末するために浦の星女学院を探してたら道に迷うし…」

 

凛「もうどうしたらいいんだにゃ!」

 

…星空凛は説明口調な独り言を発しながら浦の星女学院を探している!

その目的は彼女が先程独り言で言った通り、国木田花丸達を抹殺するためである!

 

凛「それにしても…」

 

凛「花丸って変な名前だにゃ!」

 

凛「うどん屋さんかにゃwwwwwwww」

 

他人の名前を馬鹿にするような独り言を呟いているとついにそれは見えてきた!!

 

凛「おっ!やっと見つけたよ!!」

 

凛の目的地であり、花丸達Aqoursのメンバーが通っている学校…

『浦の星女学院』である!

凛は早速敷地内へと侵入する!

 

凛「さて…と、早速誰でもいいから探しだしてぶっ殺しに…」

 

「させないわよ!!」

 

凛「ッ!!」

 

突如背後から聞こえた声に凛が振り返ると…!

 

善子「あんた…確かμ'sの…」

 

凛「…津島…善子…か」

 

凛「ちょうどいいにゃ…この場で血祭りにあげてやるッ!!」

 

善子「ッ!!やっぱり刺客だったようね!!」

 

善子「リトルデーモンッ!!」

 

善子はリトルデーモンを出して凛を取り囲む!

 

善子「あんたは完全に包囲されたわ!!」

 

善子「このまま一斉射撃をぶち込まれたくなかったら大人しく降参しなさい!!」

 

凛「あっはっはっはっはっはwwwwwwww」

 

凛「…馬鹿かにゃ?」

 

そう言うと凛は自身のスタンドを出した!!

 

善子「なっ!?」

 

善子「…何よ…それは…」

 

善子「そのふざけた格好があんたのスタンドだっていうの!?」

 

凛「ふざけたお団子にふざけた黒い羽を刺したふざけた堕天使には何も言われたくないにゃ」

 

善子「ふざけてないわよっ!!」

 

凛の出したスタンドは分類するならば装着型に分類されるスタンドであった!

猫耳に猫の手、尻尾と猫のひげが着いており、スタンド使いから見ればただのコスプレにしか見えない!!

 

凛「これが凛のスタンド『スピニング・ミラクル』だにゃ!!」

 

善子「スタンドを出したということは…降参する気が無いと見なすわッ!!」

 

凛「見なすもクソも降参する気なんか始めっから無いにゃ」

 

善子「ッ!!分かったわ…」

 

善子「今この場で地獄の裁きを下してあげる!!」

 

善子「リトルデーモンッ!!一斉射撃ィッ!!」

 

凛を取り囲んだリトルデーモンが凛に目掛けて一斉に攻撃を仕掛ける!!

並みのスタンド使いならば一溜まりもない攻撃である…

が!!

 

スドドドドドッ!!

 

善子「がはっ!?」

 

善子(今…いったい…何をされたの!?)

 

善子(全ての矢や砲弾が…私に跳ね返ってきた…ッ!?)

 

凛「あっはw」

 

凛「ださっ」

 

善子「今…私に…いったい…何を…ッ!!」ボタボタ…

 

凛「は?答えるわけないの分かってて聞いてるのかにゃ?」

 

善子(うぅっ…何を…されたのか…食らった私にも…分からない…ッ!!)

 

凛「さて…じゃあそろそろこの死に損ないに止めを刺そうかにゃ」

 

凛「じゃあね…化けて出られても迷惑だからさっさと成仏するにゃ」

 

ドスッ!!

 

→to be continued


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