女の子を追っていた男達を倒すと捕まっていた獣耳少女が怯えながらもこっちによってきた
にしても、獣耳かぁ、可愛いなぁこの子
現実に獣耳がいる筈もないと言う最初の考えを忘れ呆けていた
「あの、あ、ありがとうございましゅ//」
あ、噛んだ可愛いなぁ
尻尾をブンブン揺らしながら恥ずかしがってる可愛い
そう言えばなんで尻尾や獣耳なんて着いているんだ?
「えっと君は誰なんだい?何故追われていた。それにその、耳と尻尾は本物か?」
次々と疑問に思っていたことを全て言っていくと
「あ、あの一気に言われると判らないので1つずつ言ってください」
緊張しながらも言っているのか尻尾が落ち着きなく動いているのがまた可愛い
おっと、本題からずれてしまった先ほどの質問を一から聞かなくては
「えっと、まず君の名前は」
ヤサカ クノウ
「八坂 九重です」
へ~、八坂 九重って言うんだ可愛い名前じゃん
「九重ちゃんって言うんだどうして九重ちゃんは追われていたのかな」
こんな小さい子が追われることなんて普通はあり得ない、となると貴族の娘とか特別な力を持っているとかなのかな?
「えっと、その、妖怪の長の娘だからとか言ってた!」
「妖怪の長の娘!」
妖怪って、マジでいんのかよそう言うの。そういやさっきの奴等も言ってたな、この地に住む妖怪だとかなんとか
「つまりそれは、君は妖怪で更にその長の娘だったから追われていたと」
「は、はい、そう言うことになると思います」
そうなのか、本当にいるんだな妖怪とかってこんな小さな子が嘘をつくはけないし
だがこれで耳と尻尾が本物かどうかの説明つくな
「九重ちゃんは一体何て言う妖怪なんだい?」
最後に妖怪と言う存在を知り最初に気になったことを聞いた
「わ、私は九尾です」
わーお、九尾ってあの有名な九尾?凄いね、まさかこのリアルの世界にそれもこんな可愛い子がいるってこれは現実か?
夢か現実かを確めるかのように自分の頬をつねっていると
「あの、助けて貰ったかわりに、わ、私の家で、お、お食事でもどうですか?」
いきなり食事に誘われた、どうしよう、いままでこう言うこと言われたことないんだよな
ま、誘われたからには乗るけど
「いいよ、それでいつ九重ちゃんの家にお邪魔すればいいのかな?」
「明日、今と同じ時間に八坂神社で良いですか?」
八坂神社か、そういや名前にも八坂ってあるし八坂神社が家だったりしてな
翌日
「ようこそおいでになさいました。藤村 黄牙様」
数人の獣耳と尻尾を生やした使用人のような妖怪たちに案内され九重の家八坂神社に入っていった
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