ハイスクールYU×E×TU(凍結)   作:アルター2354

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旧校舎のディアボロス
転校生


駒王市に引っ越し俺は自分の住む家に居るんだが

 

「なんだこの、人外魔境の地は人間じゃない奴多すぎだろ」

 

俺は子供のころこんな所に住んでいたのか、よく無事だったな

一体何人の悪魔とかが居るんだか

 

「まあ、とりあえず明日から学校だからな、万全の支度をしなければな」

 

明日から行く学校、駒王学園だったかどんな奴に会えるか楽しみだ

 

 

 

翌日

「ほう、個々が駒王学園か、なんと言うか悪魔臭い学園だな」

 

それもその筈この学園は悪魔が管理している土地にある学園なのだから

 

「ま、俺に害さえなければ関係の無いことだがな」

 

校門を潜るとまず職員室に向かい担任の先生に会い挨拶のため教室に向かった

教室の外で待って合図をしたら入ってこいとのことだ

 

「え~、今日から入る転校生を紹介するぞ」

 

先生が転校生の話をすると教室じゅうが騒ぎだし男か女かの質問も聞こえた

残念俺は男だ

 

「転校生入ってきなさい」

 

合図を受け俺は教室に入っていく

教室に入るとまず男どもが残念がった顔を見せ、女どもが喜んでいるように見えた

教卓にたどり着き、黒板に自分の名前を書きながら挨拶をした

 

「俺の名は藤村 黄牙だ短い間だがよろしく頼むぞ」

 

若干上から目線で挨拶をすると

窓側の席で残念がっていた一人の生徒が

 

「アーーーーーーー!」

 

こちらを指差し叫びだした

 

「お前本当に藤村 黄牙か?」

 

いきなり本人確認をされた

 

「当然だ正真正銘俺が藤村 黄牙だが、貴様は誰だ?」

 

男は俺が藤村 黄牙であることに驚きながも名を名乗った

 

「俺は兵藤 一誠だよ。ほら昔よく遊んだろ」

 

あー、そんな奴いたな昔のこと過ぎて忘れてたわ

 

「紫藤 イリナはいないのか?」

 

「お前が引っ越してから直ぐに外国行っちまったよ」

 

「そうか」

 

なんだイリナは引っ越したのか

一誠と会話をしていると周りの女子どもが気になったようで質問をしてきた

 

「あの、黄牙君はこの野獣と知り合い何ですか?」

 

野獣?何故一誠が野獣なのだまあいいか

 

「まあ昔の知り合いではあるがそこまで仲が良いと言うわけでもないぞ」

 

「おい、黄牙昔は俺と仲良かったじゃん」

 

「今は今昔は昔だ」

 

「ほんと、変わったな黄牙」

 

そこまで変わっか俺は俺からすれば余り変わったとは思わないんだがな

 

「お前ら、静かにしろまだHR中だぞ、黄牙も席に座れ、席は丁度空いてる兵藤の後ろだ」

 

こうして藤村 黄牙の学校生活が始まった

 

 

昼休み

 

「黄牙一緒に飯食おうぜ」

 

「いや俺はいいや行かなきゃいけない場所あるし」

 

「そっか、じゃあ今度な」

 

さて、行きますか猫達の要るところへ

俺はこの学園に入った時すぐに気ずいた、所々猫がいることに

こうして昼になる校舎裏に集まっている猫に餌を上げようとしてるのだ

 

「ほら、餌だぞお前ら」

 

餌を上げようとすると数匹の猫がフゥゥゥゥゥと全身毛を立て警戒をしてきた

まっそりゃ初めて会った奴だもんな警戒するよな

 

「そんなに警戒すんなって、何もしやしねえよお前らに飯をやるだけだ」

 

俺が餌を上げようとしていると

 

ガサッ

 

人が来た、出てきたのは銀髪で小柄の少女で小学生のような身長の子だった。俺が居たことに大層驚いた顔をしたがすぐ真顔に戻り猫の元に行き猫に餌をやっていった

 

「なんだ、ちゃんと餌は貰っていたのかなら俺は必要ないな戻るか」

 

ここに居てももう意味ないからな

教室に戻ろうとすると餌をやっている小柄な少女が話掛けてきた

 

「貴方は誰ですか?」

 

直球だな

 

「あ、あぁ俺の名は藤村 黄牙だ。よろしくな少女よ」

 

俺が名を名乗ると先程より大層に驚きながら言った

 

「私は搭乗 小猫です。なぜ猫達に餌を上げようと?」

 

「そんなもの決まってるだろう、俺が猫好きだからだ」

 

「そうですか」

 

俺が猫好きと聞いた瞬間どこかで懐かしいそうな顔をしていた

これが搭乗 小猫との初めての出会いだった

 

翌日

学校にて一誠に呼び出された

まったくなんの用だと言うんだ

 

「黄牙俺に彼女が出来た」

 

「ハァ!」

 

一誠に彼女が出来た

 

 




ようやく本編に入りました

ネタバレになりますが黄牙は死にません

感想などありましたらよろしくお願いいたします

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