ハンターになって人理修復に参戦   作:YO!Hey!

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UA2万突破記念はどんな話を書こうか・・・。
しかし番外編多すぎですかね?あまりに多すぎたら本編と番外で小説分けますか。

猫カフェ(料理作るのも癒すのも全て猫がやるカフェ)を開く。



カルデア猫カフェ計画

昨日は予想通り疲れが溜まっていたらしいロマンを含むカルデア職員の飯に調味料と称して不老蛾から作られた薬をこっそり入れた。

みんな最初は「体の調子が良くなってきた!」と言ってモリモリ食ってたが、俺が(気を使って)食後にネタバレすると逆に皆して吐きそうになっていた。ちゃんと体にいい物だと言ったが虫を、それも蛾を食ったという事にショックを受けたらしい。

 

 

 

不老蛾。

モンハンクロスから出てきた古代林にのみ生息する虫。因みに素材ではなく、精算アイテムである。

不死虫と同じく非常に長寿で、美しい外見をしているらしい。

観賞用として人気がある他、滋養強壮の薬の原料であり、珍重されているという。

更に大不老蛾というのもいるが、いかに美しくともデカい蛾は勘弁して欲しいものだ。

 

 

 

特にエミヤがやばかった。

俺の料理を・・・ザァケヤガッテェェ!!と言わんばかりにバックドロップして来て、以降俺が台所に入ることすら禁止した。

流石にスマンと思ってるが俺を大剣ごと投げるとかお前筋力Dだったよな?何よりそこに驚いたわ。

 

 

しかし、ダヴィンチちゃんや所長も本来よりはるかに少ない人数で仕事をするスタッフたちに疲れが溜まるのはわかるらしく、食事以外にもせめて精神的な疲れを取るものが必要と考えていた。勿論健全なものである。

だが当然限られた資源しかないカルデアにそんなものを用意してる余裕は無い。そこで俺は考えた。

 

 

『なぁダヴィンチちゃん、アニマルセラピーって知ってるか?』

 

「勿論知っているとも。動物と触れ合うことでストレス軽減などをする行為だろう?

だがそれがどうしたんだい?ここにいる動物なんてフォウ君くらいのものだよ。そのフォウ君もマシュ君や立香君くらいにしか懐いてないしね」

 

 

パンツァーフォーならぬビーストIVである霊長の殺人者に癒される人類とかそれなんて超越者?

いや確かに見た目は可愛らしいし、俺のスキルも反応しないから無害なんだろうけども俺にはハードル高すぎだわ。

 

 

『いや、アニマルセラピーに猫はどうかと思ってな。まぁ確実な話では無いが』

 

「いいと思うが・・・カルデアに猫なんていないよ?まさか特異点からレイシフト適正を持つ動物でも捕まえてくるのかい?」

 

『捕まえるのも確かにハンターではあるが流石にそこまではしない。それに俺は化け物専門だよ。ただマスターの運次第なだけだ。』

 

「私がどうかしたの?」

 

「おや、起きてたのかい。それじゃあ第1特異点修復祝いとしてこれをあげようか」

 

「これって確か呼符だっけ?1枚で召喚が可能になるっていう。四つもあるけど全部使っちゃっていいの?」

 

「勿論!そのための呼符さ。それでまたサーヴァントを召喚して次の特異点も頑張ってくれたまえ」

 

 

この召喚で前衛サーヴァントが来たら俺後衛に回るんだ・・・。

次はローマで戦闘もほぼ人間相手だから対人に特化した英霊が来て欲しいなぁ。

 

あ、そういえば昨日の片付けてねぇや。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

「!?、くっさ!!

なんでこの部屋こんなに臭くなってるの!?」

 

「そういえば昨日ハンター君がこの部屋に入ったのを見たような・・・」

 

『すまない、あのままだと嘘つき絶対焼き殺すガールが来そうだったので召喚室にこやし玉放り投げて来れないようにした。

反省はしているが後悔は微塵もしていない。むしろいい仕事したあとの爽快感すらある』

 

 

 

こやし玉。

名前の通り、モンスターのクソと素材玉を調合して作る手投げアイテムである。

主に同じエリアにいる2頭以上のモンスターの内一体をエリア移動させ、狩りやすくするために用いられる。他にも拘束攻撃をしてくるモンスターに投げると拘束攻撃を解除できるという効果もある。

モンスターの中には拘束攻撃でハンターを丸呑みにしたり口の中に入れる者もいるのだが、ソイツらには勿論体内に直接おみまいしている。

そしてモンハンの初代う〇こ投げ機はご存知ババコンガである。

 

 

 

「令呪をもって命ずる。ハンター、1人でこの部屋を掃除せよ」

 

 

ちょ、おま。カルデアに戻って折角回復した令呪を・・・。

ああ、体が勝手に・・・これ落としたらその瞬間来るとかそういうことは無いよな?

 

うわ〜一晩経って固まってるからメッチャ落としにくい。

しかも臭いしホントに強烈だな・・・実際に触るとこれを投げられるモンスターが哀れだわ。

 

 

 

——1時間後——

 

 

 

清姫は来なかった。嬉しくてガッツポーズをした時に聞こえたような気がする呪いの声はきっと俺の気のせいだろう。

 

 

「さて、気を取り直して召喚しようか!」

 

 

そう言ってマスター注目の第一球、投げたぁ!

光輪の数は・・・三つか、早速サーヴァントかよ。

そして見えてきたのは・・・マスターの半分くらいの身長、猫背気味の姿勢、頭の上でピクピク動いている耳、モフモフしてそうな体。

 

もしかしたらと思っていたがやはり来たか。

てかサーヴァント枠かよ!

 

 

「ニャニャッ!初めましてですニャ旦那さん!

サーヴァントニャンター、雇用に応じて参上しましたニャ!」

 

「・・・え?猫?」

 

『お、もしかしてお前アイクか?』

 

「ニャ、旦那さん!?お久しぶりだニャ!」

 

『まさかお前まで来るとは・・・どうやってここに来たんだ?』

 

「それが僕にもよく分からないのニャー。旦那さんが煌黒龍を倒して帰ってきた後、一緒に寝たはずなのに気がついたら知識だけ与えられてここに呼ばれてたのニャー」

 

 

アイクは俺がクロスで最初に雇った毛の茶色が普通のアイルーより少し濃い色をしたオトモアイルーだ。

名前はその時アイルーアイルー言ってたら思い浮かんできたものをなんとなく付けただけなので天!空!や大!天!!空!!!は使えない事を明記しておく。

 

 

「それにしても旦那さんが2人・・・どっちをどうやって呼ぼうかニャ・・・」

 

『今は俺もマスターに仕えるサーヴァントの身だ。俺の事は管理人さんみたいにハンターさんとでも呼べ』

 

「了解したニャ。それじゃあ新しい旦那さん、これからよろしくニャ」

 

「う、うん・・・一応聞いておきたいんだけど戦える、の?」

 

『安心しろマスター。そいつらはしぶとさや不死身性で言えば俺以上だぞ?恐らくオトモアイルーにクエスト中死という概念は無い。地面に潜っただけで瀕死から何度でも復活するしな。

それにどちらかといえばアイルーたちはハンターを助ける優秀なサポーターなんだ。

タマニサボルケド((ボソッ』

 

「へえーこんなに小さいのにねー」

 

「興味深い生き物だが・・・今は残りの3回もチャチャッと済ませてしまおうか。説明は終わったあとによろしくね?」

 

「わかりましたニャー」

 

 

恐らくアイクが来たのは縁召喚ではなく、俺自身を触媒とした触媒召喚なんだろう。

思えばエミヤが来た時も俺がエミヤと戦った後のこともあり、俺とエミヤに縁ができたのだと思われる。

これは召喚のとき俺は席を外した方がいいか?いつか俺との縁であっちのモンスターたちが来てしまいそうだ。

 

てことは次も俺と縁のある奴が来るかな・・・ん?光輪が1本?てことは概念礼装か?

 

んん!?二足歩行猫の影がたくさん!?(ハンター)と縁があるたくさんアイルーがいる場所と言えば・・・!

 

 

「「「「「「「アイルー農場ニャ!」」」」」」」

 

『これで食料問題は解決ぅー!』

 

 

今ならアルトリアシリーズが揃ってももう何も怖くない・・・!

嘘です調子乗りました。流石に七人以上のアルトリアたちを養えるとは思えない。

とりあえず固まってたマスターにこのアイルーたちのことを簡単に説明してダヴィンチちゃんには後日所長に相談してもらって野菜なんかの生産プラントを貸して貰える事になった。

それまでは試しにスタッフのアニマルセラピーの仕事に就いてもらうとする。

 

これで食料問題もスタッフの問題も一気に解決だな!

さてさて、次はなんだ?

 

 

「光輪は一つ・・・残念、また概念礼装のようだね。」

 

「あ、出てきた。なんだろうこれ、カード?

えーっと名前は『マイセット』、効果はこのカードに登録した装備と換装することができる。か」

 

『なんだか名称からしても効果からしても俺専用としか思えない。絆礼装?俺もう絆レベル10になってたの?俺チョロすぎかよ』

 

 

まさかマイセットが概念礼装として来るとは。

登録できるのは一種類だけ、その時着てるものと合わせて2つの装備を特異点に持ってくことができるようになるのか。いや、他にも召喚できたら3つ4つと状況に合わせて変えることも・・・夢が広がりますな。

 

 

「ハンターの専用礼装なの?それならハンターが持ってた方がいいよね。はい、これあげる。」

 

『ああ、ありがとうマスター。しかし、前衛のサーヴァントが来ないな・・・俺も次の特異点ではサポートか狙撃手にまわりたいんだが』

 

「え?ハンターってエミヤみたいなこともできるの?」

 

『おう、バリバリできるぞ。アーチャーとしては弓にライトボウガン、へビィボウガンの3つを使う事ができる。次の特異点で見せてやろうか?』

 

「人のことを言えないが便利すぎないかい君?」

 

『特大のブーメランが刺さってるぞ。まぁ最後の呼符を使おうか、セイバーかランサー辺りが来てくれねぇかな〜』

 

 

さて、光輪の数は・・・3つ!しかもセイントグラフは金のセイバー!

これは来たんじゃないのか!?

 

 

「——新選組一番隊隊長、沖田総司推参!

ってアレ?なんでこんなにたくさん猫がいるんですか?しかも二本足で立ってる!?私来る場所間違えちゃいました!?」

 

 

対人特化サーヴァント来た!これで勝つる!

と思いたいが病弱が戦闘中に発動するとだめだから俺も前衛固定じゃね?ヤバくない?

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば僕こっちに来る瞬間白い着物着た角の生えた女の子見た気がしたニャ」

 

「あ、私も見ましたよ。一体あの子は誰だったんでしょう?」

 

『ヘェー、ソーナノカー。イッタイナニモノナンダー』

 

 

前衛云々よりヤベェよ・・・!!

 

まさかバーサーカーのセイントグラフが召喚されたらそこに割り込むために座でスタンバってるのか?うん、俺次から召喚の時は絶対席外すようにするわ。




文章おかしくなった・・・。

ハンターが対人苦手なら対人特化サーヴァントを呼べばいいじゃない!という考えから桜セイバーを呼びました。
ハンターのアイテムに病弱を治すまでは行かなくとも軽減するものあったかな・・・?

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