ハンターになって人理修復に参戦   作:YO!Hey!

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いっときですが、スマホから日間ランキングみたらランキングに入ってて階段滑り落ちました。
皆さんも歩きスマホは気をつけてくださいね。
というわけで今回はちょっと変わってぐだ子視点で書いてみました。

また、これ以外にも再び番外編を書こうと思ったので今回は皆さんからのアイデアやご意見、お待ちしております。


傍から見るとこんな感じ

『このあたりかな。よし、この辺にサークルを設置しようか』

 

「了解です、ドクター」

 

「あぁー、疲れたー。2日間も歩くのはたいへんだね。」

 

『そんなこともあろうと、マスターの為に強走薬を持ってきた。飲むか?』

 

「怪しいものはいらないよ・・・」

 

 

それとその瓶どっから出したの今?

 

 

『このポーチには魔法がかかっていてだな・・・』

 

「まぁ!それはすごいわ!他にどんなものがあるのかしら?」

 

『回復系アイテムにシビレ罠落とし穴は基本として他にも爆弾や簡単な調合素材、持ってるだけで攻撃力と防御力を上げる護符・・・というか爪、こやし玉に閃光玉、今回の夜営用に肉焼きセットなんかもあるぞ。

あぁそういえばそろそろ剣を研いどかないと・・・』

 

 

そう言ってハンターは砥石らしきものを取り出し、剣を磨き始めた・・・と思ったら2、3回で終わってしまった。え?剣の手入れってそんな簡単なの?

 

 

「そんなわけがないだろう。本来なら錆をとったり、防腐加工を施したりして布で磨くんだ」

 

『硬い外殻を持つモンスター相手に、すぐ切れ味が落ちる武器を狩場でそんな丁寧にやってる暇はない。これもハンター式研磨術だと思ってくれ』

 

 

少なくとも普通の狩人は爆弾持ってたり閃光玉とか調合素材なんて持ってないと思う・・・。まぁ確かに言ってることは正論、なのかな?モンスターって言うのが見たことないから分からないけど。

 

 

「あら、あなたの冒険譚かしら?おもしろそうね!ぜひ聞かせてくれないかしら?」

 

「僕としてはそんな野蛮な事に興味は湧かないんだけどねぇ」

 

「確かにハンターさんの高い戦闘力はいったいどんなモノを相手に培ったものなのか気になります」

 

『僕も気になるな。聞いた話ではその武器や防具も自分で倒したモンスターから得た素材で作ったんだろう?』

 

『うーん・・・それこそ上から下までピンキリだからな。種類によって特徴や生態も全然違うし』

 

 

じゃあ強く印象に残ってるのはどんなやつ?

 

 

『そうだなぁ・・・例えば腕と頭と尻尾に爆発するバクテリア飼ってるやつとか、周囲に凶暴になるウイルスをばら撒く闇色の衣を纏った迷惑竜、常に腹が減りすぎて周りの生態系を壊滅させてしまう腹ペコゴーヤとかかな?

ちなみにこの大剣は今言ったウイルスばら撒くやつの進化系みたいなやつから作った武器だ』

 

「「「「「『・・・』」」」」」

 

 

・・・それはいったいどんな生き物たちなんだろう。というかそんなのがいる世界で人は生きていけるの?あっだからそれを狩るキチガイ(ハンター)が必要なのか。納得。

 

 

『あっ、そういえば音楽を使うモンスターもいたぞ。アマデウス』

 

「へぇ、どういったモンスターなんだい?」

 

『踊って鳴いて自分回復させたり、自分の防御力を上げたり、他の大型モンスターを呼んだりするな。』

 

「それは僕に喧嘩を売ってるのかい?」

 

「やはり厄介な奴もいるようだな」

 

 

やっぱり男どうしの方が喋りやすかったりするのかな?

ジャンヌたちも盛り上がってるしマシュ連れてあっちに行っとこっと。

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

「うふふ、こんな風にお喋りしたのなんて初めてだわ♪やっぱり出会いはこうでなくっちゃね」

 

「私もこういった会話をするのは初めてなので参考になりましたマリーさん」

 

「マリーは、言われていたよりも、その、純真なのですね」

 

 

私もマリーアントワネットがこんなに可愛い少女だとは思わなかったなぁ。いったいどういった意味での全盛期だったんだろうか。

 

 

「そちらの会話も終わったようだね。ずいぶんと盛り上がっていたみたいだけど。」

 

「明日もまた歩いて移動することになるだろう。今日はもう休んだ方がいいのではないか?」

 

 

あ、アマデウスさんとエミヤ。ボーイズトークは終わったの?

 

 

「あぁ・・・僕達も会話はしてたんだけどなんというかその、話せば話す程彼の世界の異常性が際立ってね・・・」

 

 

あっ…(察し)。あれ?そのハンターは?

 

 

「奴は試したかったことを思い出したとか言ってほら、あそこに」

 

 

んん?あれは何してるんだろう?大きい樽を置いて、離れて、樽に向かって歩いて・・・あ、樽が倒れた。

何やってるのハンター?

 

 

『いや、ただ爆弾をすり抜けられないかとな』

 

 

ホントに何をやっているの!?

て言うかその樽爆弾だったの!?倒して爆発したらどうするの!?

 

 

『あぁー確かにペイントボール当てただけで爆発するからな。その事は考えてなかった。爆弾の爆発程度じゃハンターは死なないし。

だが一度出してもまたポーチにしまえると分かったのは嬉しい。

これなら設置した途端にエリア移動されて勿体ないから自分で蹴って爆発させる、なんてこともしなくてすむ』

 

 

 

ハンターの世界に病院とかは無かったのだろうか?

主に頭とか精神の。

 

 

『それよりこの先の方針を話しておこうか、次は・・・』

 

 

 

『ムッ!気をつけろ!サーヴァント反応が接近しているぞ!』

 

「!!」

 

『・・・このタイミングと言うことはあいつか?』

 

 

「寂しい夜ね・・・こんな時間にゴメンなさい?少し時間をくれないでしょうか?」

 

 

「あなたは・・・!」

 

「黒ジャンヌのところにいた、ライダーのサーヴァント!」

 

「ええ、狂化なんてスキルを付与されたせいで壊れた聖女の手先になった狂ったサーヴァント、真名はマルタです」

 

「マルタ・・・?マルタは確か・・・」

 

『マルタと言えば竜種を祈りだけで沈めたという立派な聖女だ!気をつけろ!ライダーのサーヴァントとして召喚されたと言うことは彼女は恐らく・・・!』

 

 

「はい、先程言った通り私は狂化を付与されているので、貴方達の期待しているように仲間になることはできないわ。気張ってなきゃ後ろから背中を突き刺してしまうような味方なんて嫌でしょう?

だから、私を倒しなさい。躊躇なく、この胸に刃を突き刺しなさい。

貴方達がこの先もやっていけるのか、試させてもらいます。

さぁ、来なさい!大鉄甲竜、タラスク!!」

 

 

え?竜?

 

 

()()()()()()()()()!!』

 

 

『あ、勝ったわこれ』

 

 

ハンターが気の抜けた声でそう呟きながら剣を抜いた。

 

 

____________________

 

 

 

 

「グゥ、グルルル・・・(姉御より、いや姉御並に恐ろしい奴がいるじゃねぇか・・・)」

 

「まさかタラスクの突進を大剣で受け止めるとはね・・・とんでもないドラゴンスレイヤーがいたもんだわ・・・!」

 

『いや、オタクの舎弟も中々強かったと思うよ。攻撃が大振りだからヒットアンドアウェイで勝てたけど』

 

 

それでも十分強いと思うんだけどなぁ・・・

 

 

「まぁいいわ。確かに貴方は強い、だけど竜の魔女が従える究極の竜を倒すには伝承の再現。真の竜殺しが必要でしょうね。

・・・リヨンに行きなさい。かつてリヨンと呼ばれた都市に。そこに貴方達の助けとなる存在がいるでしょう。

 

あとアンタ!今度舎弟って言い方したらぶん殴るわよ!!」

 

 

『最後の最後に素が出たな』

「「「「『「「ポカーン・・・」」』」」」」

 

 

「あっ、ちょっと待って!今のなし!テイクツーを・・・!」

 

 

その言葉を最後に聖女は消えていった・・・。

その夜、ハンター以外なんとも言えない気分のまま眠りについた・・・。

 




マルタは城に帰ったあと、主人公たちにヒントをあげるためにこっそり抜け出して来たということで。そして試そうとした結果がこれだよ。

戦闘カットしすぎかな?
後半戦では頑張って描写するのでよろしくお願いします。

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