兎に優しいIS世界   作:R.H.N

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キャラ設定に関しての項目です。

一夏やセシリアといった本作未登場キャラはまだ未筆の状態となっております。

キャラが登場して暫くしたら加筆の予定ですので、暫くお待ち下さい。

今更考えるとキャラが相当多かったので幾つかに別けて執筆致します。



~兎に優しいISキャラクター設定1~

 

 

 

 

「原作キャラ」

 

 

 

 

 

《篠ノ之 束》

 

原作において、白騎士事件引き起こしたり、福音の暴走に関わってるらしき発言が千冬から出てるなど、作中における大体の元凶、二次創作でもアンチ、ヘイトを集めやすいマッドな兎さん。

 

 

だがしかし、本作ではISが認められてJAXAで開発することとなり、白騎士事件を引き起こす理由が無くなった他、正晴、義照、みとり達JAXA職員とIS開発過程で交流していくなかで性格が非常に丸くなっている。

 

 

正晴が実は自分と同い年で、自分以上に《認められなかった》存在でありながらも精神的にめげずにあり続けてJAXA理事長に至った所や、ごく普通に彼と非常に良く気が合う点もあり、ISの開発を続ける中で段々と正晴に惹かれつつあった。

 

 

段々と想いが強くなる中、白騎士事件が発生、千冬の偉業を見届けたあと、訳あって、護衛艦「いずも」艦上で正晴に勢いのまま告白、正晴がコレに応え指輪を渡されたとき、自分の恋心に始めて気づくこととなる。

 

 

現在は自宅近くに建てられているJAXAの専用工廠(白騎士製造元である)に自宅通いで勤務中、ISがなぜ女性にしか適正を持たないのかを調べる傍ら、同地に設立されたISの専用機開発を行う国営メーカー「篠ノ瀬製作所」の所長として、半年毎に2~3人分の個人専用機開発を行っている。

 

 

原作と比べると随分大人しく、また正晴と言うストッパーがいるので生活に乱れが発生しておらず、政府の保護プログラムも無いため世界中を逃げ回るようなこともしていないし、家族仲も随分良くなっている。

 

 

やっぱりIS開発の第一人者であるが故、世界各地で行われるIS関連の講演会に正晴共々引っ張りだこであり、忙しいながらも充実した日々を過ごしていると言える。

 

 

 

 

 

 

 

《織斑 千冬》

 

ちーちゃん、ブリュンヒルデ、チッフ等々の呼称で呼ばれている世界で最初のIS登乗者、原作でも束同様理不尽な強さを誇っていたが今作でもそれは健在。

 

 

白騎士事件で自己防衛機能持ちが多少混じっているミサイル群をISで大量に撃墜し、英雄扱いの存在なのだが、白騎士に乗るために着用したISスーツがフルフェイスだったのと、本人が恥ずかしさで顔出しNGになったので、表面上では事件時の、白騎士パイロットは不明扱いだったが、すぐにJAXAでISを運用したことがあるのが当時テストパイロットを勤めた彼女だけだったのがバレてしまい、現在では千冬のプライバシーも鑑み、暗黙の了解じみた事になっている。

 

 

原作において、公人としては非常にしっかりとしているが、多少(?)のブラコン気味と結構暴力的な所のある人物であり、私人としてはかなりズボラなダメダメ人間・・・・・・

 

 

なのだが、本作ではことあるごとにその辺りをみとりにチクチク突かれ、煽られてはみとりとの壮絶な追いかけっこを繰り広げ、その事を聞いた一夏が「・・・みっともないよ、千冬姉(要約)」と呟いてクリティカルヒットしたらしく、自身のズボラな部分を直そうと奮闘中である。

 

 

 

 

 

 

 

《カレン・オルコット、チャールズ・オルコット夫妻》

 

 

原作では既に故人であり、原作での名前が不明なため作者が名付けた名称だが、一応ヒロインの両親として原作にて言及されているので此方に記す。

 

 

原作では単なる列車事故での他界となっていたが、本作では「英国陸軍が間接的に関与している日本首相暗殺未遂に巻き込まれる」形でレール爆発による列車事故に遭遇、しかし首相のファインプレーにより難を逃れ、共に生存することとなる。

 

 

元々オルコット家は英国でも有数の貴族で、第一次世界大戦前後の時期には当時最新鋭の戦艦の建造費用を丸々一隻分負担することがあったなど恐ろしい財力を有していた。

 

 

・・・が、二次大戦後の英国貴族への反動で一時没落、夫妻が事故に遭遇したのは、現代になって、カレン夫人の奮闘で劇的な復帰を果たしたばかりの時期であった。

 

 

尚、白騎士で大量のミサイルが放たれたのにも関わらず、あろうことか迎撃を疎かにし、(列車事故時に、軍が付近一帯に警戒網張るため人員を割いたのが一因)おまけに軍の人間が間接的にとはいえ首相を暗殺しようとした事が世間に知られ、日本からのヘイトがMAXになっていた時期に事件の後始末に奔走して平穏のうちに処理して見せたのはジェームズ公である。

 

 

(メタ的な話、実はさりげなくブルー・ティアーズがセシリアの機体じゃ無くなりかけているのだが、それは内緒である。)

 

 

 

 

 

 

「オリキャラ」

 

 

 

 

 

村ノ瀬 正晴(むらのせ まさはる)

 

 

JAXAの(元)理事長。

 

 

束のISに関する論文発表をみて、あの場においてただ唯一内容を完全に理解し「多少の設計変更は否めないが、実現可能ではある」と言う事実と、ISに注ぎ込まれた束の夢を真っ先に察知し、発表後、しょぼくれる束と千冬の元へやって来た人物。

 

 

後に自身が総責任者となってISの開発を行うのだが、初期の頃は束のコミュ障を矯正するところから始める必要があったなど、苦労することが多かった。

 

 

んで、開発を進めるなかで丸くなった束の性格と彼女のISへの情熱に惹かれ、ひっそりと恋心を抱くこととなる。

 

 

一応、婚約指輪を購入しいつでも渡せるように持ち歩き続けていたが、束の初期の性格から鑑みて恋の成就は殆どあり得ないだろうとも思っていた。

 

 

・・・が、そこで白騎士事件が発生、「いずも」艦上での束の告白を聞き、内心大慌てしながらも思いの丈をぶつけ、無事婚約へと至った。

 

 

立場はJAXAの理事長であるが、本来の専門分野はコンピューター、ロボット工学、生物工学などであり、更に言えば、「機械で人と同じ存在を生み出す」事を研究していた。

 

 

ただ、その目標に関した論文他、彼が世に送り出した論文のおおよそ九割五分が学会に黙殺されており(認められた残りの五分が宇宙開発関連だった。)、その中には後にISに必要と判断され開発されたハイパーセンサーや、白騎士のレールガンに使われた合金のベースとなった合金など、後々になって必要性と実用性が実証された物もあり、特にハイパーセンサーに関しては完全に彼に特許があったため、使用料の関係で一財産を構築している。

 

 

現在はJAXA理事長の座を任期満了に伴い勇退、束と同じく「篠ノ瀬製作所」の副所長としてIS適性の分析と専用機の受注生産を行う傍ら第3~5世代辺りを目指した新世代のISを研究している。

 

 

 

 

 

 

 

《槇田 義照》(まきた よしてる)

 

 

日本国(元)首相。

 

 

無学(中卒)、ノンキャリア(昔は広島で刑事をやっていた)、無経験(首相になるまでの下積み一切ナシ)のトリプルパンチでお飾りであると言う評価から名宰相へワープ進化した変わり者の日本国首相。

 

 

昔から広島で刑事を目指しており、中卒で刑事になることができた(恐らく)類い希な人物である。

 

 

刑事時代は銭○警部並みの腕を発揮しており、「割とどうでも良い所が気になってプライベートで深く調べてみたらとんでもない事件を引っ張り出してしまった」事が良くあった。

 

 

・・・が、その度に第一線で事件解決に貢献し、特に「原爆ドーム立てこもり事件」はAKで武装した10名前後のテロリストを単独かつ竹刀一本で無傷制圧したり、国会議員の汚職事件では議員の巧妙な隠蔽により他が成果を挙げられない中、彼一人で議員をチェックメイトに追い込むだけの証拠を発見し続け、議員を失職に追い込むなど「もう全部こいつひとりでいいんじゃないかな」と言われる八面六臂の活躍をしていた。

 

 

んで、地元広島で大人気となった結果、票集めの為に現在の所属政党から出馬要請が入り、最初これを渋るも地元民の応援もあり出馬、地元で現職に圧倒的大差を付けて当選、そのまま「こいつ人気あるしついでに首相に据え付けようぜ」と言う流れのままに首相に就任することとなる、酷い。

 

 

首相就任後は自分じゃ政治の前線は無理と判断してマジで御輿役に撤し、内閣内部の人間関係の調整に奔走、政務を自分より有能なのに大体任せ、基本的には国民の人気取りに徹していた。

 

 

ただ、首相として筋は通せるだけ通す主義であり、自身に意見する能力がないのを良いことに、住民と首相に事前説明ナシでダムの建造計画の発表と建造予定地の住民立ち退き交渉を始めた時は、その話を聞いた直後に激怒、国土交通大臣、財務大臣、農林水産大臣、環境大臣、計画関係者全員を怒鳴り付けて呼び出し、丸四時間に及ぶ有無を言わせぬ説教の後、上記大臣全員を即時罷免して建設予定地周辺の住民とダムの必要性云々で討議し、結局要らないことがわかり計画をおじゃんにするなど、完全に仕事をやってないわけではない。

 

 

束のIS発表の時、実は元から出席予定のつもりが交通渋滞に巻き込まれ大遅刻をかまし、やって来たのは発表も殆ど終わりの頃であった。

 

 

 

だが、そこで参加者向けに配られていたISに関するパンフレットを見て、「コレスゴいやん!、JAXAに招聘して早速開発だ!」と発表を殆ど見ずに束のIS開発に力を貸すことを決めてしまっていた。

 

 

直後にJAXAへIS開発費を回すため、補正予算案を通そうと奮闘するのだが、後に彼はこの時の事を振り返り、「関係各所を説得するときに、この点(発表を殆ど見ていない事)を突かれ、3日以内で予算案成立のつもりな行程の筈が、三倍ちょいに伸びて十日もかけてしまった。」と語っている。

 

 

この時、最後の壁として立ちはだかり、予算を出し渋る財務大臣を38時間に渡って説得し続け、根勝ちして予算案の承認を得たことと、開発中、彼が訪問する度に毎度毎度、束と正晴の両人から互いの惚気話を聞かされていた事は、後にISが世界に広がるにつれて、知る人ぞ知るIS誕生における秘話として語り草となる。

 

 

原作キャラとの遭遇が一人突出して多い人物であり、原作ブレイクの功績をもっとも大きく残している人物でもある、具体的に挙げれば。

 

 

1、束のIS開発を公的に認め、JAXAで白騎士を開発することで束の手による白騎士事件を未然に阻止、ISの宇宙開発用としての道を生存させる。

 

 

 

2、セシリアの両親を列車事故(と見せかけたテロ)から逃れさせ生存させる。

 

 

3、一夏の鈍感、箒の暴力要素を(ある程度)修正、二人を引き合わせ婚約仲にまで発展させる。

 

4、白騎士事件後の篠ノ之家離散を未然に阻止序でにJAXAの協力を得て束の白騎士事件における無実を証明、束の国際指名手配を未然に阻止する。

 

 

 

そんな原作ブレイカーな人物であるが、白騎士事件後、アラスカ条約締結のタイミングにて列車事故時の後遺症を理由に内閣を総辞職し、後任として天ヶ瀬深那を指名し、惜しまれつつも政界を去り、自由気ままな旅をし始める。

 

 

あるときはオルコット家へ、あるときはJAXAを顔パスし、あるときはをフランスのブレスト港を観光していたりと、ISによって変化する世界を正しく謳歌している模様。

 

(尚、たま~に、はっちゃけすぎてアホをやらかし、折檻されたり物理的報復を食らっていたりする)

 

 

現在、右目をほぼ失明、右足に軽度の障害が残り、左腕は無理矢理くっ付けられてて動かない状態であり、見た目に反して不自由な状態である。

 

(その状態で、何処からともなく竹刀を取り出してセシリアに突きつけたり、いつの間にか剣道大会の会場にやって来ていたりと、人外疑惑が出かねないスペックを有する)

 

 

 

 

 

 

 

《川城 みとり》(かわしろ みとり)

 

インフィニット・ストラトス開発に直接関わったJAXA職員の一人で、主に機体制御の関係を担当した。

 

 

PICと呼ばれる機体制御システム産みの親であり、「彼女とPICが無ければ、ISの乗り手を育成するのは、宇宙飛行士を生み出すのとそう変わらない物であっただろう」と言われている。

 

 

お調子者な面が強く、良く千冬をからかっては半ば命がけの追いかけっこを始め、大体デカいたんこぶを6つぐらいつけられて3時間ぐらいぶっ倒れるのがIS工廠での日常風景であった。

 

 

昔から機械いじりが好きで、子供の頃その知識を活用して自宅にやって来た強盗をトラップの数々で撃破するリアルホーム○ローンをやらかしたことがある。

 

 

現在はJAXAからの派遣として篠ノ瀬製作所に出向している扱いで、分析中に判明したISが有している独自の相互情報網の解析とISに関するデータを集積するデータベースの設営を行っているほか、たまに専用機開発の方を手伝っている事がある。

 

 

実は願掛けに篠ノ之神社を利用することを提案したのは束ではなく彼女、一夏や箒とも良く会っている。

 

 

一文字違いの東方二次創作キャラ、《河城 みとり》をベースにしており、外見は彼女に準じている。

 

 

(メタ的な話をすれば、本当はそのまんま流用の筈が、名字を間違えたまま通していたことに今更気づき、一文字違いを表記することとなった。)

 

 

《上田 行信》(うえだ ゆきのぶ)

 

 

ISを飛ばす上で、航空法などの既存の法律との兼ね合い問題の解決のため、外部から呼び出された法律家。

 

 

本来、法律家関係は沢山いる法律家の内、信用できるのからテキトーにと言う流れで招聘されようとしていたのだが、たまたま彼が航空評論家も兼ねていることを理由に、正晴の父経由で正晴から紹介され、実質的にIS開発チームの顧問弁護士兼ISの評価要員として招聘された。

 

 

顧問弁護士としては彼を経由してIS関連の法整備が進められたり、白騎士事件直後、警察が航空法違反でJAXAを起訴した時も、白騎士事件当時の状況の不味さを利用して、正当防衛と緊急避難を適用するように法廷を誘導、あっさり無罪を勝ち取ったりした。

 

 

航空評論家としては、束の理論を見て、設計段階での不備を即座に見抜き、特に「なるべく機体を垂直に飛ばす」事と「大気圏突入後の機体制御」が極端に困難であることを指摘、ハイパーセンサーとPIC導入のきっかけを作った。

 

 

現在はJAXA顧問弁護士と篠ノ瀬製作所の顧問弁護士を兼任、ついでに世界各地で開発されている色んなISの性能評価を束達と共に行っている。

 

 

 

 

 


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