ZOIDS ~Era Travelers~   作:Raptor

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第6話 決意

 

 

空気が綺麗だからだろうか。

 

星の輝きがいつもよりも明るい気がした。

 

一行はシュンのあの問いの後に食事を済ませないまま酒場を出た。

 

一度解放戦団のアジトに帰ってみて結論を出したい。と言ったシュンに合わせ明朝出立することを決めたのであった。

シュンはケイトとともに空き家を借りて夜を過ごしていた。

 

2人では広すぎる空き家の中で寝転んでいるが、この空き家に入ってから2人は一言も言葉を交わしてはなかった。

 

沈黙がひたすら流れ続ける。

 

 

 

 

 

だがその沈黙を破るように口を開いたのは彼だった。

 

「なぁ、シュン。俺はシュンのその気持ちわかるぜ。」

 

「え?」

 

「シュンは戦争が嫌いなんだろ?それぐらいわかる。俺だって戦争は嫌いさ。」

 

お互いに天井を見つめたまま、視線を合わせることなく言葉をかわす。

 

「お前はミズハと違って軍人だからこのまま解放戦団とディガルドがぶつかりあったらどうなるかわかるんだろう?」

 

「ああ。こんなこと言ったらオスカーに悪いとは思うけどな。ディガルドはおそらく強大な軍事力を持ってるはずだ。それに対して解放戦団はあくまでレジスタンスにすぎない。全面戦争になったらどうなるかなんて分かりきってる。」

 

現実で起きた戦争でその光景は嫌という程見てきた。

 

ネオゼネバスの侵攻を少しでも抑えようとしていたガイロスのレジスタンスを何度も目にしてきたのだ。

 

小型ゾイドやコマンドゾイドで編成された部隊が旧大戦の時のように軍を相手に戦えるわけない。

あの頃とは技術も規模も違いすぎる。

昨日の破壊されたバイオゾイドのように、レジスタンスのゾイド達ががネオゼネバスのゾイドに踏みにじられながら歩いて行く光景を嫌というほど見てきた。

ましてやネオゼネバスやディガルドはかなりのオーバーテクノロジーの持ち主だ。

 

「そうだよな。俺だってわかってるさ。」

 

「わかってるならなんでケイトは戦ってるのさ!?」

 

起き上がり声を少しだけ荒げる。

 

その後ケイトはすぐには答えず、ゆっくり目を閉じながら深呼吸をした。

 

「シュン、一つだけ覚えておいてくれ。」

 

ポツリと呟くようにケイトはそう言った。

 

「お前の知っている戦争とこの戦争は違う。この戦争は誰もが笑顔で暮らせるために、その世界の実現のために戦ってるんだ。そのためには誰かが犠牲にならなければならない、礎にならなければいけないんだ。」

 

ケイトはそこまで言うと灯りの火に息をふきかけた。

 

真っ暗になった空間でも彼は話し続けた。

 

「俺からも質問だ。お前は大事な故郷を奪われたことがあるか?故郷を奪われたもの達の気持ちがわかるか?もしそれがわかるなら俺もお前の意見に賛同してやるよ。」

 

星も月も何もない闇の空間に解き放たれたその言葉はただただ空間をさまよい、そして消えて言った。

 

 

 

 

 

 

 

次の日の朝、村の入り口に集まった4人はなんだか暗い面持ちで立っていた。

 

「じゃあ私はプテラスで先にアジトにもどるわね。」

 

レイはそう言って縄ばしごをゆっくりと登ってく。

プテラスは大きく羽ばたくと二、三歩前進して大空へと舞い上がった。

 

プテラスとともに舞い上がった土に苦い顔をしながら今度はケイトが口を開く。

 

「ところでミズハはどうすんだ?」

 

そういえばそうである。

てっきりレイのプテラスに乗って行くものだと考えていたのだが。

 

「大丈夫よ、シュンのライガーゼロに乗せてもらうから。」

 

ここで驚きの一言である。

 

「え、ちょっと待ってよ!!」

 

女の子どころか男ですら一緒のゾイドに乗せたことない。

そもそもシュンの乗っているライガーゼロは単座式だ、2人なんて乗れるはずがない。

 

『もぉ、シュンはいちいちうるさいのですね。おとなしくミズハの言うことに従うのですよ。』

 

光の精霊はそう言ってくるがそう簡単に納得できない。

 

「だってよ、光の精霊。俺のライガーゼロは単座だぜ。」

 

『そのことなら心配いらないのですよ。』

 

「え?」

 

いつもながら訳のわからないことを言ってくる光の精霊。

何が心配いらないのだろうか。

 

『昨日ライガーにお願いして単座を複座にかえてもらったのですよ。』

 

 

…………………。

 

 

思わず思考が停止してしまう。

 

本人はえっへんとでも言いたいが如く威張る光の精霊。

そもそもライガーにお願いしたところで単座が複座になるのだろうか?

 

「まあ俺のモルガに乗せるよりかはマシだろ。と言うことだ、シュンよろしくな。」

 

ケイトはそう言うのいそいそと自らの愛機に向かって歩いてく。

昨晩の問いかけがあった以降なんだかケイトが冷たく感じた。

 

ただただその姿を呆然と見つめているシュンであったが、ミズハの方へ向き直ると「じゃあ一緒にいこうか。」と声をかけた。

 

「うん、よろしくねシュン。」

 

彼女は昨日のシュンとのやりとりが嘘かのようにニコッと笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

村を出てもケイトとの会話は一切なかった。

 

しかしそれに反比例するかのように

 

「私ライガーゼロ初めて乗った!高速ゾイドって乗りごごち悪いって先入観あったけど全然そんなことないんだね!」

 

ひたすら喋り続けている彼女がいた。

開いた口が塞がらないとはあのことだろう。

ひょっとしたら無理でもしてるんじゃないかと心配になってしまうほどだ。

 

それにしてもほんとに複座式になっているとは。

まさかとは思っていたがきっちりと綺麗に複座式になっているとは思わなかった。

 

『だから言ったじゃないですか。』

 

もしかして心の声まで読んでるいるのだろうか?

 

『当たり前なのですよ、私の意識はシュンの意識とリンクしているのです。』

 

「意識とリンクしてるってどういうことだよ?」

 

『シュンやライガーを通して伝わってくる意識伝達をスムーズにキャッチして反応しているのですよ。』

 

わかりやすく説明してくれているのだろうがますます難しい解説をしてくる。

 

「ごめん、ますますわからないんだけど………。」

 

『シュンはおバカちゃんなのですね。簡単に言うと、私を身につけていれば声に出さなくても思いが伝わると言うことなのですよ。なので装備者であるシュンは私を必ず身につけてなければならないのです。』

 

つまりは心の中を常に読まれていると言うことである。

 

「俺に、発言の自由はないわけね………。」

 

残念ながら苦笑いするしかない。

 

「ねぇ、シュン。」

 

まるでタイミングを見計らったように、今度はミズハが口を開いた。

 

「シュンは時代の旅人のおとぎ話知ってる?」

 

ミズハの口から出たから疑問は唐突なものだった。

 

「かつて世界が混沌としていた時に、この世界を救ってくれたのは、過去からやってきた不思議な力を持つ青い髪の女性と1人の男性だったわ………。」

 

 

そうしてミズハはゆっくりとその話を続けた。

 

 

かつて絶対的な王政によって統治していた強大な国があった。

 

王の一存により、国の方向性が決まり、逆らう国や民は一人残らず処刑にされる、そんな国だった。

 

あるとき、その王国はとても良好な外交を築いていた隣国を資源の欲しさから侵略。

その暴挙に反発した周辺諸国は同盟を結び反撃。

様々なところで火の手が上がり、世界は大きな戦争へと進んでいった。

 

最初は有利に勝ち続けていた王国であったが、周辺諸国の団結力を徐々に追い詰められていった。

戦争は八年続いたが、互いの消耗戦に終わりが見えることなく、九年目を迎えようとしていた。

 

しかし戦局は一変した。

 

失われたzi(ロスト・ノヴァ)』の一部解読に成功した王国は完全体ではないものの魔竜デスザウラーを復活させた。

魔竜デスザウラーの力によって勢いを取り戻した王国は大陸の三分の二を支配し、確実に勢力を広げていた。

 

 

そんな時だった。

一年を通して全く霧が晴れない「霧の谷(ミストバレー)」と呼ばれる地域にある小さな街に2人のゾイド乗りが突如現れた。

 

男女の二人組であったが、見慣れない顔立ちや服装、そしてこの地域の人間が見たこともない恐竜型のゾイドに乗っていた。

 

彼らは言った。

 

「奴を倒して取り戻したい相棒がいる。」と

 

二人は残存していた兵力をかき集め、デスザウラーを討伐するために王国を目指した。

 

二人の乗っていたゾイドはとても強力であり、その圧倒的な力を持って大陸を縦断して行った。

 

話を聞くと彼らはこの世界の人間ではないという。

 

なんでも、囚われてしまった大切な相棒を探して様々な時代を旅してようやく見つけたと言うのだ。

 

一同は仰天したが、見たこともない強力なゾイドやその姿から納得し彼らを「時代の旅人」と呼んだ。

 

彼らは反帝組織と共に苦戦の末デスザウラーを討伐。

世界は安寧を取り戻した。

 

 

 

 

 

「これが私の知っている時代の旅人のおとぎ話よ。」

 

「不完全とはいえ、あのデスザウラーをほぼ二人で倒すなんて………。」

 

恐ろしいことだ。

デスザウラーを倒した逸話はシュンもいくつか知っている。

しかしそれは様々な偶然や奇跡が重なって起きたような話だ。

 

「まぁ、でも所詮おとぎ話でしょ?」

 

おとぎ話なんて作り話みたいなもんだ。

深く考えない方がいい。

 

と思っていた時だった。

 

「おとぎ話なんかじゃない!!」

 

後ろの座席から怒号が飛んできた。

 

振り返るとミズハがうっすら涙を浮かばせながら息を荒くしていた。

 

「彼らは、私たちの希望のために戦ってくれた。私たちのことを何も知らないで戦争になるから俺は戦いたくないなんて言ったあなたとは大違いよ!!バカにしないで!!」

 

まさか怒られるとは思っていなかった。

 

『シュン、今回ばかりはミズハの言う通りなのですよ。』

 

光の精霊は珍しく穏やかにシュンにそう言う。

 

「ミズハ、ごめんよ………。」

 

「許さないわ!みんなそうよ、時代の旅人の話はおとぎ話だって、そんな奇跡のような話あるわけがないって!!」

 

ミズハの怒りはおさまらない。

 

「あなたが本物の時代の旅人なら証明してよ………、時代の旅人はおとぎ話なんかじゃないって。」

 

シュンはその言葉をきき、ただ拳を握り締めるしかなかった。

 

 

 

 

「おい、シュン聞こえるか。姿勢を低くしろ、ディガルドの奴らだ。」

 

ふと顔を上げると丘の向こうから煙が上がっているのが見えた。

 

「ディガルドだと!?」

 

「ああ、おそらく工業都市ディーハルトが襲われている。」

 

モニター拡大してみるとそこには大量のバイオラプターとひときわ大きなバイオラプターがいた。

オスカーたちが言っていた大型のバイオだろう。

 

「ケイト行こう!!」

 

「無理だ。」

 

考える間もなくそう言い放つ。

 

「なんでだよ!あの街、襲われてるんだろ、助けないと!!」

 

ライガーゼロを前に進めようとするとケイトのモルガが割って入った。

 

「バカも休み休みに言いやがれ、あれはバイオメガラプトルだ!バイオラプターの何倍もの能力がある、俺たちが二人で戦ったところでかないやしない!!」

 

「それでも!!」

 

「うるせぇ!戦う覚悟がないやつがそんなこと言うんじゃねぇ!」

 

背中のグラインドキャノンはライガーゼロのコックピットに照準が合っている。

それがなにを意味しているのか、軍人であるシュンにはよくわかっていた。

 

「わかったよ………ごめん、ケイト。」

 

モニターにはディーハルトが襲撃されている光景が鮮明に映し出されていた。

 

建物は破壊し尽くされ、逃げ惑う人々は惨殺されて行く。

親と引き剥がされる子供。

無差別な攻撃。

 

目を覆いたくなるような現実である。

 

「おれ、何してんだよ………。」

 

シュンは目頭が熱くなっているのを感じた。

 

 

 

その後のことは全然覚えてない。

 

気がついたら解放戦団のアジトだった。

 

「無事だったんだな。レイから色々と報告を聞いている。だが詳しい話は後だ、まずは少し休んでくれ。」

 

ライガーゼロを降りたシュンに向かって出迎えたオスカーはそう言った。

 

「……はい………。」

 

覇気の無い声で短くそう言うと仮眠が取れる簡易ベットのある部屋へと入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が張っていたのか、はては疲れていたのか。

不思議なことに眠るまでは一瞬だったようだ。

 

シュンは例にもよってまたあの白い空間にいた。

 

「またこの空間かよ………。」

 

彼は見覚えのある空間に立ち尽くし、辺りを見回した。

例のごとくそこは何も無い空間でただただ真っ白い空間が広がってるだけである。

 

しかしよく耳を澄ますと後ろの方からカツカツと音がしてきた。

 

振り返るとうっすら人影が見える。

 

「誰だ!」

 

思わずシュンは叫んだ。

いきなりのことに少し恐怖心があったからかもしれない。

 

「………そんなに大きな声、出さなくてもいいから。」

 

目の前に現れたのは透き通るような白い肌の女性だった。

淡い紫色の髪、翠色の瞳。

息を飲んでしまうほど綺麗な女性だった。

すらっとしたスタイルからか身長は高く見える。

 

ーーおい、光の精霊。あの女は一体誰だ?

 

おそらく知っているだろう相棒にそう尋ねる。

 

しかし。

 

『……………。』

 

返事は返ってこない。

 

ーーあれ、光の精霊?

 

ポケットの中に手を突っ込む。

だがそこには爆炎の希少鉱石(イグニスストーン)すらなかった。

 

ーーあいつ、この中では会話ができないのか。

 

すると近づいてきた女性が口を開いた。

 

「………私の名前はカノン。あなたのことはイグニスから聞いているわ。」

 

カノンと名乗った女性はシュンをまっすぐと見つめてそう言った。

 

その大きな翡翠のような瞳に思わず吸い込まれそうになってしまう。

 

というかイグニスとは一体誰だろう。

残念ながらまだ聞いたことのない名前である。

 

「………あなたはそれでいいの?」

 

それでいいのとはおそらくディガルドと戦わなくていいのかということだろう。

 

 

「わからない、でもどうしたらいいかわからないんだ。頼む、俺をもとの世界に戻してくれ!!」

 

シュンはカノンにそう叫ぶ。

 

 

「………なぜ?」

 

 

「俺には無理だ、そんな世界を救うなんて………。」

 

 

そう言ってシュンは拳を握りしめる。

 

 

「俺は平凡なただの軍人だ、そんなことできない。ましてやあんなバケモノみたいなゾイドを倒していくなんて……。」

 

 

そう言うと息をする間もなく、カノンはシュンに尋ねる。

その剣幕は恐ろしく鋭かった。

 

「………あなたはそうやって自分の嫌な事から目を背けるの?逃げるの?やってみなければわからないじゃない。」

 

「そんな簡単に言うな!俺は戦うのが本当は嫌いなんだ、俺の気持ちもわからずにそんなこと言うな!」

 

シュンは声を張り上げるがカノンは冷静だった。

 

「………そんなこと知ってるわ。ずっと前からイグニスと一緒にあなたを見ていた。その平穏な世界を求める心も、世界を守りたいという思いも、早くあの戦争に終止符を打ちたいという願いも。」

 

「な、なんでそんなことを………。」

 

「………知ってるわ、だからあなたに想いを託すことにした。過去も未来も現在も全ての歴史の命運を。」

 

カノンはそういうと背を向けた。

 

「………あなたはまだ自分の心と素直に向かい合えていないだけ。素直になって。あなたは本当はどうしたいの?」

 

その言葉を聞いた途端なぜだか目頭が熱くなってきた。

 

「でも俺、どしたらいいのかわからねぇよ………。」

 

涙をこらえながら俯いていると、頭の上からなにか紐のようなものをかけられたのを感じた。

 

顔を上げるとカノンが彼の首にネックレスのようなものをかけてくれていた。

 

「………大丈夫よ。そのために彼女がいるんだから。」

 

首にかけられたのは真紅色の石だった。

 

「これは………爆炎の希少鉱石(イグニスストーン)………。」

 

そう、光の精霊が住まうものだった。

 

「………彼女はあなたを護り、そして導いてくれるわ。」

 

カノンはそういうとすぅーっと消えていく。

 

「おい、カノン!導いてくれるってどこへだよ!!」

 

「………それはあなたが見つけていくものよ。そしてミズハの想いをすくってあげて。それじゃまた会いましょう、時代の旅人さん。」

 

カノンは完全に消え、また白い空間にシュンがただ一人残された。

 

「ミズハの想い…………。」

 

ゆっくり目を閉じてミズハの最後の言葉を思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

『あなたが本物の時代の旅人なら証明してよ………、時代の旅人はおとぎ話なんかじゃないって。』

 

 

 

 

 

 

 

その言葉を思い出した途端、ミズハがこの世界に自分を呼んだ理由がわかった気がした。

 

 

「そうか………。」

 

 

胸の奥からなにかが沢山こみ上げてきた。

 

なにかはわからない。

 

思うように行動出来ない自分への怒りか、それとも恐怖なのか。

 

仲間をやられた恨みなのか。

 

世界を救いたいという思いなのか。

 

でも、ひとつだけわかったことがあった。

 

 

 

 

 

 

「ありがとう。俺、やってみるよ。」

 

首にかけられた爆炎の希少鉱石(イグニスストーン)を固く握り締める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、決意だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がつくと簡易ベッドの上だった。

 

「戻ってきたのか。」

 

隣を見るとケイトも同じように簡易ベッドに横になっていた。

 

「ケイト。」

 

ケイトに伝えたいことがあった。

でも寝ているなら起こすのは申し訳ないと思い小さな声で呼んでみた。

 

「なんだシュン。」

 

起きているようだった。

相変わらずなんだか冷たい反応だが。

 

「オスカーとケイトに話したいことがあるんだ。」

 

それを聞くとケイトはゆっくりと起き上がった。

 

「わかった。」

 

ケイトはベッドから降りるとシュンと共に部屋を出て行った。






カノンとの会話がきっかけで戦うことをを決意したシュンは、ディガルドと戦うために解放戦団への入団を希望する。

共に戦えることを喜ぶケイトであったがオスカーは快諾してはくれなかった。


命を賭してまでこの世界のために戦う意味はなんなのか?

オスカーの言葉に返答できないまま葛藤を続けるシュンに、ケイトは自らの戦う意味を告げる。


果たして彼の戦う意味とは。


次回 ZOIDS EarTravelers

第7話 『戦うということ』


決意のその先へ。

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