うちはマダラ「魔法少女育成計画だと...?」   作:渺人

5 / 30
第5話:キャンディ集め

朝の5時、ねむりんはファヴと話していた。

 

ファヴ「早起きだなんて珍しいpon!何かあったpon?」

 

ねむりん「いい夢を見たんだ〜。

それとね、わたしもキャンディを集めることにしたんだ」

 

ファヴ「キャンディなら7兆個を超えてるpon」

 

ねむりん「違うよ。現実の世界でだよ〜」

 

ファヴ「残り4日を切った時点で0個だから、

もう遅いと思うけど頑張るpon♪

あれ、どこに行くpon?」

 

ねむりん「キャンディを集めにだよ?」

 

ファヴ「なら、端末を持って数を確認しながらの方がいいと思うpon

連絡手段が無いと困るpon?携帯電話と同じd...」

 

ねむりん「それじゃ、行ってくるね」

ねむりんは

待ち合わせ場所のとある山に向かった。

 

ねむりん「魔法少女になって、外に出るのは

最初の日に嬉しくて外に飛び出した時以来だよ。

なんだか緊張してきたなぁ...」

 

約束の場所にいくと既にマダラは待っていた。

夢の中で本当の姿を見せていたので、変化の術は使っていなかった。

 

「来たか。」

 

「お、おはようございます...」

 

「そんなに緊張しなくていい。誰にも後をつけられてないな?

さて、キャンディを集める前に、昨晩聞きそびれたことを尋ねる。

夢の世界でその夢を見てる本人を殺すとどうなる?」

 

「試したことがないから、わからない...ごめんなさい。」

 

「気にすることはない。少し疑問に思っただけだ。」

 

「ありがとう。」ニッコリ

 

「では、始めるぞ。俺が火遁で森に火をつける。

お前は能力を使い眠っている消防士に、山が既にほとんど燃えている夢を見せ、今ならまだ間に合うと伝えればいい。」

 

「わかった!」

 

程なくして消防車が数台来たが、眠っていた消防士のおかげで早く気付くことができ被害は最小限に収まった。

 

ねむりんの見せた夢の中では、山のほとんどが全焼だったが現実では一部分が燃えただけで済んだことによって

消防士は予知夢を見たのだと納得し

ねむりんに感謝していた。

 

ねむりん「キャンディがかなり増えてる!」

 

マダラ「ふっ...木遁で森を戻したら次にいくぞ。」

 

マダラの忍術とねむりんの予知夢を見せる能力は

相性が良くキャンディは1日で大量に集まった。

 

その日の夜

 

ファヴ「何をしたpon⁉︎1日でこれだけのキャンディはありえないpon!」

 

ねむりん「能力を応用すれば簡単なことだ。

これで私は最下位では無いな?」

(マダラさんの真似してみよっとw)

 

ファヴ「...⁈ ねむりん、一体どうしちゃったpon!」

 

ねむりん「静かにしろ、私は寝る。」

(最近チャットルームにあんまり顔出せてないな...)

 

ファヴ「わけがわからないpon」汗

 

ねむりん(面白いww)

 

 

ここは魔法少女のチャットルーム

 

スノウホワイト「ねむりん、最近居ないことが多いけど

どうしちゃったんだろう。」

 

シスター・ナナ「以前お話しした時、キャンディ集めをしていないと仰っていましたから、キャンディが0で塞ぎ込んでいるのかもしれませんね...」

 

たま、ラピュセル、ウィンター「ねむりん...」

 

スイムスイム「......」

 

ルーラ(ねむりんはもしかしたら

あの謎の男と接触したのか...?)

 

ミナエル、ユナエル「確かに少し寂しいよね」「ねー」

 

クラムベリー(ファヴの話によれば、ねむりんのキャンディは最下位から1日で3位...

人格も変わったとか...気になりますね)

 

クラムベリー「今日はそろそろ帰らせていただきます。」

 

マジカロイド「それじゃ私も。主がいないんじゃ、ここも暇ですし」

 

一同「「私たちもそろそろ帰ろうか」」

 

ファヴ(このままだと最下位は たまpon)

 

 

続く




やっと物語が動き出しそうです。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。