太陽の子がカルデアに召喚されました   作:闇の力

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月1のペースで書けたらいいな…

メルト爆死しました
何故か鈴鹿ばかり7人も出て、メルトはおろか、リップも出ない…
7人出た鈴鹿の内1人リップでもいいじゃん…


第5章 登場!もう一人の世紀王

カルデア最後のマスター藤丸立香とその一行は2手に別れていた。クー・フーリン・オルタを倒す為に藤丸達はアメリカの東部に来ていた。

 

「光太郎達、大丈夫かなぁ…」

 

「大丈夫ですよ先輩。光太郎さんを倒せる敵なんて存在しませんから。」

 

「まあそうなんだけど…ちょっと胸騒ぎがするんだ…」

 

「…胸騒ぎ…ですか?」

 

「うん。光太郎の記憶を夢で見て、光太郎…RXも全知全能じゃないって思ったんだ。」

 

「“マスターはサーヴァントの記憶を夢で見る”と聞きましたけど、一体どのような夢を見たんですか?」

 

「RXがもう一人のRXというか…似たような姿をした戦士と戦っているんだ。」

 

「RXさんに似たような姿の戦士ですか。一体何者何でしょうか?」

 

「わからない。でもRXは哀しそうだった。」

 

「哀しそう?」

 

「RXはそいつとは戦いたくないみたいだったんだ…そいつはRXと同じくらい強かった。もしRXを倒すことが出来る奴がいるならそいつしかいない。」

 

「まさか先輩の胸騒ぎって…」

 

「そいつが現れるような気がするんだ。」

 

「光太郎さん達は大丈夫でしょうか…」

 

「…大丈夫だよ。光太郎が、RXが負けるはずないんだから。」

 

 

 

 

 

 

一方、マスターである藤丸達と離れて行動している光太郎達。だが、そんな彼等の前に魔神柱の大群が現れた。

 

「おのれ魔神柱!ゆ る ざ ん!!」

 

光太郎は変身ポーズをとり、変身した。

 

「変身!」

 

黒い正義の戦士が魔神柱達の前に立ちはだかった。

 

「俺は太陽の子!仮面ライダーブラァッ!アーエッ!!」

 

RXは跳んだ。

 

「RXジャンプ!」

 

RXと魔神柱達の戦いが始まった。

 

「トゥアッ!」

 

RXの強烈なパンチが魔神柱を消し飛ばす。

 

「アーエッギッ!!」

 

RXの必殺技RXキックが魔神柱達に炸裂する。だが…

 

「数が多すぎる!倒してもキリがない!」

 

魔神柱達は凄い数でRXに襲いかかってくる。

 

「そうだ!キングストーンフラァッ!!」

 

RXのベルト、サンライザーに秘められたキングストーンの光が、魔神柱達を纏めて消し去った。悪である魔神柱は、RXの放つ正義の光に耐えられなかったのだ。

 

「トドメだ!トゥアッ!」

 

RXは跳び、空中でベルトのサンライザーの左側から、

 

「リボルケイン!」

 

リボルケインを引き抜いた。そして魔神柱に突き立てる。魔神柱から火花が吹き出していく。そしてRXはリボルケインを魔神柱から引き抜き、Rを描く様にリボルケインを振り、一欠のポーズをとった。すると魔神柱は大爆発し、完全に消滅した。

 

RXは完全に油断していたのだ。全ての魔神柱を倒したと思い油断してしまった。

 

「RX!」

 

エリザベート達が叫んだ。振り向いたRXの前には、倒し損ねた魔神柱がいた。

「!」

 

RXの危機!だが次の瞬間、魔神柱は赤い閃光に貫かれ消滅した。魔神柱がいた所には赤い剣が突き刺さっていた。

 

「この剣は、サタンサーベル!…まさか…!」

 

サタンサーベルは何処かに飛んでいった。

 

「サタンサーベルが!」

 

サタンサーベルが飛んでいった先からカシャカシャと音が聞こえてくる。

 

「この足音…!」

 

誰かが歩いてきている。

 

「久しぶりだな。ブラックサン!」

 

「この声は!」

 

藤丸の胸騒ぎは的中した。奴はRXの前に姿を現したのだ。

 

「……信彦!」

 

RXのまるで兄弟の様に仲が良い親友にして宿命のライバルとして何度も戦ってきた世紀王シャドームーンがサーヴァントになったRXの前に現れたのだ。

 

「信彦、何でお前がここに…?」

 

「簡単な話だ。貴様がサーヴァントとして召喚されるなら私が召喚されてもおかしくないだろう。」

 

「お前はサーヴァントなのか?だったら俺の事も覚えているだろ?信彦。」

 

「ああ、覚えているとも。…貴様は世紀王ブラックサンで私は世紀王シャドームーン。戦わなければいけないという事をな!シャドービーム!」

 

そう言い、シャドームーンはシャドービームをRXに向けて放ってきた。

 

「グワアァッ!どうしてなんだ、信彦!お前は最後に自分の意思を取り戻した筈だ!」

 

「何を言っている。私は私だ。」

 

「グワアアアアアア!」

 

シャドームーンの放つシャドービームに苦しめられるRX。だが彼は反撃できなかった。何故なら、彼は信じていたのだ。最後に自分の意思を取り戻し、子供を助けた信彦の事を。

 

「グワアア!信彦ォ!」

 

その時、シャドービームが止まった。

 

「信彦!」

 

説得出来た、そう思ったRXにシャドームーンの蹴りが炸裂し、RXは吹き飛ばされた。

 

「魔力切れか。…ブラックサン、貴様達が7つの聖杯を全て手に入れた時、最後の特異点が開かれる。私はそこで待っている。」

 

そう言い残してシャドームーンは消えた。

 

「信彦……クソッ!」

 

RXは地面に拳を打ち付けた。するとクレーターが出来た。

 

 

 

 

 

彼らは無事第5特異点を修復し、カルデアに帰ってきた。

 

「信彦…」

 

「光太郎、大丈夫?」

 

「ん、ああ。」

 

「この方、嘘をついていますね…」

 

清姫の嘘チェックが入る。アウトなのに焼かれないのは、清姫の炎じゃ光太郎にはダメージを与えられないからである。

 

「何か、あったの?」

 

藤丸は聞いた。

 

「実はね…」

 

光太郎は藤丸に話した。別れた後に起こった出来事を。ゴルゴム、そしてクライシス帝国との戦いを、全て話した。

 

「そんな事があったのか……」

 

「信彦はまたシャドームーンとなって俺の前に現れた。俺は信彦を解放してやりたいんだ。」

 

「信彦さんは最後の特異点に俺達を待っているって言ったんでしょ?だったらさっさと残る2つの特異点も修復して、早く信彦さんに会いに行こう!」

 

「立香…そうだな。早く信彦を救わなければな。」

 

「よし、じゃそうと決まったら早く次の特異点ってイベント!?」

 

どうやら次の特異点はまだまだ先な様子。イベントを頑張るカルデア一行だが次の特異点は今までの特異点を超える脅威が待ち受けていた。




サブタイでバレバレですがシャドームーン登場。
ラスボスはシャドームーンって事で。

イシュタルはすでに居るので今回の900万PUはパスして石と呼符貯めよう。

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