太陽の子がカルデアに召喚されました   作:闇の力

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1章につき1~2話で出来るといいな…
ジャックとナーサリーとヘラクレスが来てくれた!やったあ!


契約!RX!

「君が俺のマスターなのか?」

 

 黒い戦士が問う。

 

「そっそうです!俺がマスターの藤丸立香です!」

 

 答えると、彼は青年の姿になった。

 

「そうか。俺は南光太郎。クラスは……強いて言うならライダーだ。」

 

「…『強いて』?『強いて』ってどういうことですか?」

 

「敬語なんて使わなくていいよ。もっと楽にしてくれ。…うん。何で『強いて』って言ったのかっていうとね、俺はクラスを変えられるんだ。」

 

 ???クラスを変える?

 

「それってどういう…?」

 

「俺の宝具のキングストーンでクラスを変えられるんだ。普段はライダーのクラスなんだ。だから強いてライダーって言ったんだ。」

 

 クラスを変えられるってかなり強いんじゃ…

 

「そうなんだ。とにかくこれからよろしく!」

 

「ああ!世界を救うために一緒に戦おう!」

 

 ……思えばこれが始まりだった。南光太郎…いや仮面ライダーBLACK RXのチート能力による敵の一方的な蹂躙の。

 

 

 

 

 

「先輩!どうせ爆死してショックでしょうが現実は変わりません!いい加減出てきてください!ってあれ、その方はいったい……?」

 

「南光太郎。ライダーのサーヴァントだ。さっき召喚したんだ。」

 

「南光太郎だ。よろしく。」

 

「…え?え、と失礼ですが星はいくつですか?」

 

「あっ!それ俺も気になってたんだ!見てもいい?星がいくつあるか。」

 

「ああ。構わないよ。」

 

「じゃあ。……………は?」

 

 嘘だろ?なんだこれ?

 

「…?どうしたんだい?」

「…?どうしたんですか?」

 

 二人が同時に聞いてくる。だがこれは……

 

「いくつなんですか?教えて下さい先輩!」

 

 マシュが急かしてくるからしぶしぶ俺は答えた。

 

「…わからない。星の数が多すぎる。」

 

 俺が見たことをありのままに伝えた。するとマシュは…

 

「え?嘘ですよね?」

 

 驚いて疑っている。当然だ。この目で見た俺自身も信じられないんだから。

 

「うん~と、強いて言うなら星∞?」

 

「何ですかそれ。あり得ないにもほどがあります!」

 

「いやいや、本当なんだって!」

 

「そうか!俺は星∞なのか!ならばどんな奴にも負けん!」

 

「星∞ってそんなバカな話がある訳ありません!…先輩。疲れているんじゃないですか?」

 

 ついに心配までされてしまった。

 

「いやいや疲れてないって!俺は全然大じょ…

 

『藤丸くん、マシュ、ブリーフィングを始めたいんだけど…君たちが来ないと始められないんだ。今すぐ来てくれ。』

 

 …………………忘れてた!第1特異点へのレイシフトって今日だった!

 

「完全に忘れていました。急ぎますよ!先輩!」

 

「ああ!」

 

 

 

 

 つ…着いた。召喚に浮かれてて完全に忘れていた。

 

「遅れたのは、えっと…

 

「そんなのは後でいいから、ブリーフィングを始めるよ。……第1特異点は、1431年のオルレアンだ。…………」

 

 

 

「以上でブリーフィングを終了する。藤丸くん、マシュ、コフィンに入ってくれ。」

 

 ブリーフィングが終了し、俺たちはオルレアンへレイシフトするためにコフィンに入った。

 

「藤丸くん。彼はいったい?」

 

 ドクターは光太郎を指してそう

言った。

 

「彼は南光太郎。最強のサーヴァントだよ。」

 

「ええっ!最強って……おっと、もう時間だ。レイシフトを開始するよ!」

 

 

 

 

青い空に草原。気がつくとそこは見知らぬ土地だった。

 

「先輩、大丈夫ですか?」

 

「ああ。大丈夫。」

 

『どうやらレイシフトに成功したみたいだ。』

 

「はい。それではこれからこの時代を歪めている原因を発見し撃破、そして聖杯を回収します。」

 

「…まさか…」

 

「どうしたの?」

 

「ゴルゴム…いや!クライシスの仕業だ!」

 

「ゴル…何ですか?」

 

『クライシスって何?…って敵性反応だ!ってこれは…竜種だ!気を付けて!』

 

「よし!俺の出番だな!」

 

 そう言うと彼はキレッキレのポーズをとった。

 

「変ッ!」

 

そしてポーズを止めた。

 

「…身!」

 

するとベルトから光が溢れ出した。光は彼を包み、光が晴れると姿が変わっていた。あの黒い戦士へと。

 

「俺は太陽の子!仮面ライダーブラァッ!アーエッ!!」

 彼はポーズをとりながらそう叫んだ。

 

 こうして仮面ライダーBLACK RXのサーヴァントとしての戦いが始まった!

 迫り来る数々の脅威、残酷な真実。仮面ライダーBLACK RXはそれらを撃ち破り世界を救えるのか!?みんなも仮面ライダーBLACK RXを応援しよう!頑張れ、仮面ライダーBLACK RX!負けるな、仮面ライダーBLACK RX!

 

 




次回からオルレアン編です。
きよひーかわいいよ

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