JKとおっぱい、そんでもってぼっち狼 (CoC)   作:雪雫ルマ

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この物語は謎の神話生物にまつわる2人の男女の、数奇な運命を追う冒険譚である。

※ただのクトゥルフTRPGのリプレイ風小説です。

A New Hero. A New Legend.。

☆初めまして、園てぃーどです。この名前はこの作品のキャラクターから付けました。取り敢えず完走目指して頑張ります。クトゥルフ歴がまだまだ浅いのでミスが多いとは思いますが、お許しを。


※注意

・この小説は独特の書き方をします。TRPGを意識しているため、SS風の書き方になります。ご了承ください。

・カオス注意。



JKとおっぱい、そんでもってぼっち狼 -1- 『ヒト神サマ』編

シイ「クトゥルフTRPGやるぞー!」

 

彼女の名前は『華々シイ』。このクトゥルフTRPG小説でKPを担当するJKである。

 

シク「どうしたの? 急に」

 

こちらの彼女は『華々シク』。このクトゥルフTRPG小説でPLの1人を担当するメカニクルムッチリレディである。

 

シイ「どうしたの? じゃないの! これを見て!」

 

シク「…? えっと…本?」

 

シイ「違う! これ、TRPGのルールブック! これ見てやりたくなったの!」

 

シク「へぇ、ゲームかな? 面白そうだね」

 

ティード「ウィィィィッス」

 

こちらの彼は『園ティード』。このクトゥルフTRPG小説で2人目のPLキャラを担当するヤンデレ系一匹狼ボーイである。

 

シク「あ、ティード! いらっしゃーい」

 

シイ「いらっしゃい、じゃない! 女の子の部屋に勝手に上がるな!」

 

ティード「怒るなよ、ちょうど叔母さんが出掛ける所だったみたいで、2人の面倒見てね~って部屋に通されたんだよ。俺は悪くねぇ」

 

ティード「ほい、これ菓子と飲みモン」

 

シク「わーい! ありがと~」

 

シイ「もう、来るなら来ると連絡しなさいよ!」

 

ティード「面倒」

 

シイ「面倒って…」

 

シク「わぁ! たけのこの里があるよ! シイちゃん! ほら!」

 

シイ「はぁ…もういいわ」

 

ティード「で? クトゥルフTRPGやるって?」

 

シイ「そうよ」てか、聞いてたのね。

 

ティード「ふーん。なら、キャラシート作らないとな。誰がKPやるんだ?」まあ、廊下から少しな。

 

シイ「私でいいわ。とりあえず、2人が探索者ってことで」

 

ティード「分かった」

 

シク「探索者?」

 

ティード「ああ、クトゥルフTRPGではプレイヤー…つまり、自分自身が探索者というキャラクターになりきって遊ぶんだ」

 

シク「へー」

 

シイ「お姉ちゃん、分かってる?」

 

シク「分かんない」

 

シイ「でしょうねぇ!」

 

ティード「まあ、簡単に説明すると…クトゥルフTRPG…TRPGってのはテーブルトークRPG。ようは実写版ドラゴンクエストって感じだ。ただし、ゲームと違って主人公は自分自身。どんな風に話し、どんな事をするのかは、シク自身が決めることになるがな」

 

シク「ふーん」

 

ティード「まあ、百聞は一見にしかず。とにかくやってみるか。俺がシクの面倒見ながらキャラシ作っから。お前はシナリオの最終チェックしてろよ」

 

シイ「分かったわ」

 

 

~キャラクター作成中~

 

 

シイ「よし、こっちはいいわ。そっちはどう?」

 

ティード「…あ、ああ。いいぞ」

 

シイ「…何よその顔」やつれてるわよ。

 

ティード「いや、それより俺からキャラクター紹介といこうか」大丈夫だ、問題ない。

 

ティード「これが俺の探索者。『園てぃーど』だ」

 

 

『園てぃーど (ソノ・ティード)』

 

STR(筋力),12

CON(体力),13

POW(精神力),10

DEX(敏捷),8

APP(容姿),14

SIZ(体格),13

INT(知性),11

EDU(教養),13

SAN(正気度)50(10×5)

 

《アイデア》55(11×5)

《幸運》50(10×5)

《知識》65(13×5)

《ダメージボーナス》1D4

 

《耐久力》13(13+13)÷2

《MP》10(POW同様)

 

 

シイ「DEXwwwおっそwww」

 

シイ「てか、APPが14とかムカつくわね…」

 

ティード「ダイスの女神何考えてんだろうな」

 

ティード「えっと、年齢は20。職業はフリーターという名の探偵。仕事には就いていたが、自分の中にある完全世界という絶対領域の為、人と関わり合うのが難しい。現在は世捨て人のようになっている」

 

シイ「ただのクズじゃない」

 

ティード「否定できん」

 

シイ「てか、名前的にもただのアンタじゃない!」

 

ティード「せやな」

 

ティード「まあでもRPしやすいからええやろ」

 

シイ「あー…もう、いいわ。うん」

 

シイ「それで? 技能は?」

 

ティード「ほい」

 

 

【私立探偵】

いいくるめ,40%

鍵開け,46%

写真術,20%

心理学,40%

説得,50%

図書館,76%

法律,5%

値切り,5%

(F)マーシャルアーツ(我流)),50%

※F…free枠。

 

【興味】

キック,50%

こぶし/パンチ,50%(初期値)

聞き耳,50%

目星,50%

運転,30%

回避,16%

組み付き,40%

応急手当,40%

 

 

シイ「オイ」

 

ティード「何の問題も無いな」

 

シイ「いや、おい」

 

シイ「何だこれは…一体どこの世界にMA持ってるニートがいるんだよ!」

 

ティード「こ↑こ↓」

 

シイ「やかましい!」

 

ティード「まあ、待て落ち着け。確かに軍人とかでも無いのにMA持ちってのはおかしいと思う」

 

ティード「でも、実際そこまで欲しいのあるかな~と思った時、これが目に入ってさ」

 

シイ「なぜMAにいったし」

 

ティード「もう、この際だ。やっちまえ☆と」

 

シイ「はぁ…設定は?」

 

ティード「人嫌いのてぃーど君はいつ何時、人間に襲われてもいいように人殺しの術を磨いていたのだった…!」

 

ティード「人間は殺せ! 人間は消せ! 人間は潰せ! オールハイルブリタァアアアニアアアア!」

 

シイ「うるさい!」

 

シイ「ああもう、無茶苦茶過ぎる…」

 

ティード「まあ、我流だから」

 

シイ「分かった! 分かったわよ! 詰まれても困るから許可するわ!」

 

ティード「よし!」

 

シイ「はい、次! シク姉の番ね」

 

ティード「シク、設定は決まったか?」

 

シク「うん!」

 

シク「これが私の探索者、『四季条 響』だよ~」

 

 

『四季条 響 (シキジョウ・キョウ)』

 

STR(筋力),10

CON(体力),14

POW(精神力),11

DEX(敏捷),13

APP(容姿),15

SIZ(体格),16

INT(知性),13

EDU(教養),14

SAN(正気度)55(11×5)

 

《アイデア》65(13×5)

《幸運》55(11×5)

《知識》70(14×5)

《ダメージボーナス》1D4

 

《耐久力》15(14+16)÷2

《MP》11(POW同様)

 

 

シイ「ファッ!?」

 

シイ「何だこれは…たまげたなぁ」

 

ティード「だろ? おかしいだろこれ」

 

ティード「神話生物だろ」

 

シイ「いやでもそこまで…どうだろう…」

 

シク「歳は27。職業は機械工作士、エンジニアだね。大学を卒業後、各地を転々としながら仕事をしていた。その道中でいろんな技術を身につけたって感じかな」

 

シク「つい最近日本に戻ってきて自分の店を持った。どう?」

 

シイ(なんかほぼお姉ちゃんだ…)

 

ティード「いいんじゃないか?(何も言うまい)」

 

シイ「えっと…技能は?」嫌な予感…。

 

シク「こんな感じ」

 

 

【エンジニア】

科学,50%

機械修理,80%

重機械操作,30%

電器修理,60%

地質学,30%

図書館,43%

物理学,1%

(F)医学,50%

 

【興味】

回避,40%

信用,40%

目星,25%

聞き耳,25%

精神分析,14%

コンピューター,50%

変装.30%

 

 

シイ「科学と医学の両刀持ち…!!?」

 

シク「両刀以外ありえない!」

 

ティード「ポケモン廃人か」

 

ティード「てか、これ大丈夫なのか…?」

 

シイ「うっ…いや、設定がしっかりしていれば…!」

 

シク「小さい頃からのお友達がお医者さんになるために医学を専攻していたんだ。その影響で自分も医学を少しかじってたって事でどう?」

 

シイ(少し…?) 50%…。

 

ティード(金もらえるレベルなんですが…) 50%…。

 

ティード「…どうなの?」

 

シイ「もう面倒だからいいや(白目)」

 

ティード「いいって」

 

シク「やった!」

 

シイ「じゃあ、次導入ね。2人はどんな感じにする? 知り合い? それとも全く関わりがない感じ?」

 

シク「あ、それ私考えたんだけど。響の家にてぃーども一緒に住んでるってのはどうかな?」

 

シイ「は?」

 

ティード「まさかの同棲…イテテ、俺知らないです! 太ももつねるなYO!」

 

シイ「どう言うことか説明できる? お姉ちゃん」

 

シク「えっとね、響が日本に戻って来てまだ日の浅い頃、たまたま誘われたバーで知らない男の人に絡まれていたのを助けてくれたのがきっかけ」

 

シク「それから行き場の無いてぃーどを家政婦さんとして雇っている…って感じで!」

 

シイ「その時てぃーどがバーにいた理由は?」

 

ティード「俺も誘いって事にしとけ。要はたまたまだ」

 

シイ「うーーーん……もう、いいや。うん、了承しまーす」

 

ティード「えぇ…」

 

シク「やったーー!」

 

ティード「…あの、不純異性交遊だと思うんですけど、大丈夫ですか?」

 

シイ「アンタ達いくつよ…二十歳超えてそんなん言うんじゃないわ。てか、どっちかといえば喰われるのはてぃーどの方よ?」

 

ティード「はぇ?」

 

シイ「だって、響って言って仕舞えばアラサーよ? その上良い男との出会いもまるで無いみたいだし、最後の男としててぃーどが捕まったとみて間違いないわね」

 

ティード「ああ…(納得)。でも、そこまで考えてると思うか?」アレが。

 

シク「わーい、これでゲームでも一緒だね! ティード!」

 

シイ「……思えないわ…」あれでリアルアラサーとか考えたくない…。

 

ティード「とりあえず。これで設定は決まったんだよな?」

 

シイ「ええ、これでもう後はシナリオをまわすだけよ」

 

シク「よし、シク…じゃなくて。響、頑張るぞ!」

 

ティード「とりあえず生き残る。話はそれからだ」

 

シイ「協力しろ」何のための同棲よ。

 

シイ「よし、では次回から導入していくわ!」

 

ティード「おー」

シク「おーーー!!」

 

 

ティード「…あ、そういえばどんな名前のシナリオなんだ?」

 

ティード「やっぱルルブの奴か?」

 

シイ「ふふ…残念だけど、それは無いわ。やるのはそう!」

 

 

シイ「『ヒト神サマ』…よ!」

 

 

シク「?」

 

ティード「おー! …お?」

 




次回はなるはやに。

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