グランくんとその仲間たちの日常☆ミ   作:Narvi

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 パッと思いついたものをささっと書いていくのが、俺クオリティ。

 そんな感じで書いている私です。更新は気長に待てっ! アルスマグナァァ!←

 ……多分分かる人にはわかる。ヒント→カリオストロのキャラソン

 そんな感じで今回はナルメアお姉ちゃん書きます。度が過ぎたものは書かないけどいい具合にいい塩梅にいい展開するから、きっとこれくらいならセーフだよ……ね? 運営さん?


5日目 ナルメアお姉ちゃんは今日も平常運転です。

 結構な月日を騎空士として生活していて、早起きは本当に大切なことだと思う。

 毎日の鍛錬はもちろんのこと、団長としてやることだって少なくない。それに個人的には、騎空団の団長が団員よりもずっと遅くに起きるのは少し恥ずかしいと思う。

 だから僕は前々から早起きすることを特に意識をしていたりする。

 

 そうして習慣となった早起きではあるが、問題なのは休みの日だというのに朝5時に起きてしまうことだ。外はまだ日が登ろうとしているころで、だいぶ寒い。

 昨日のうちにやることは終わっているし、二度寝でもしてしまおうか。

 

 そう思い、僕は再度毛布を被った。

 

 

 

 柔らかい感触に包まれながら、僕は目を覚ました。未だ朧げでまともに映してはくれない目で時計の方を見やる。時刻は9時ちょっと前。二度寝にしてはがっつりと寝てしまった。

 今日はいつもよりぐっすり眠れた。なぜかすごく落ち着くし、心が安らぐようないい匂いがする。

 

 眠りの余韻に浸りつつ、抱きついたままの『ナニカ』の感触を確かめるように、ぎゅっと更に力を込める。柔肌のような少しひんやりとした感触がとても心地よい。ずっとこうしていたい欲に駆られるが、そうもいかない。

 さて、そろそろ起き上がりますか。そう思って体を――

 

「……ん?」

 

 体を起こそうと思って、回していた手を引っ込めて、今までのことを思い返す。

 

 柔肌のような感触。そう振り返っていたところで、その抱きついていた『ナニカ』が自分の毛布の中でもぞもぞと動き始めた。

 

「ふぁぁ……あれ、団長ちゃん……?」

 

 体をよじらせ、少し動いたと思ったらゆっくりとその瞳を開け、僕の方を見る。そして、一言。

 

「あ、起きたんだね。おはよう、団長ちゃん!」

 

 目の前の女性――ナルメアは、寝起きで開ききらない瞳を更に細めて、柔らかな笑顔を浮かべた。

 

 

 

 

「お姉さんが起こしてあげようと思って来てみたら、すごく気持ちよさそうに眠ってたから……。少しの間眺めてたんだけど、そうしたら私も眠たくなっちゃって、団長ちゃんのベッドに潜り込んじゃった!」

 

 事のいきさつはこういうことである。

 でもまあ、ナルメア……もとい、ナルメアお姉ちゃんだから、とそんな感じで軽く流せるのは、これがもう平常運転だから仕方のないことだろう。

 とにかく、すごく恥ずかしかった。気づいたら一緒に寝ていたどころか、めっちゃ抱きついてたし。意識が無い時ならまだしも、起きてから更に強く抱きしめてたし。

 

 ただ、抱きしめられてた当の本人は首をかしげたまま笑顔をこちらに向けている。これら全ての行動が計算ではなく、本当に全て善意で僕に尽くしてくれているから、止めることなんてできるわけがなかった。

 

「とりあえず、ありがとう、お姉ちゃん」

 

「うん! 団長ちゃんのためだもの!」

 

 お姉さんとして、当たり前のことをしたまでです、と言いたげな満面の笑みに対して、僕は笑い返すほかなかった。

 

「じゃあ、着替えるから……」

 

 少しの談笑を交わして、僕は着替えるために部屋から出てもらうよう催促する。ナルメアはわかった、と頷いて背を向けてドアの方へと向かった。

 ドアが閉まるのを確認して、僕は着ている衣類を脱ぎ始めた。

 

「大丈夫? 自分で着替えられる? お姉さんが手伝ってあげよっか?」

 

「自分でできるから! わざわざ開けて入ってこないで!」

 

 僕はさっきまで来ていた衣類を全力でドアに投げつけた。

 

「……はぁ」

 

 ……流石にやめさせよう。僕はそう思って、一つ深いため息を吐いた。




 ちょっと続編やれそうに終わらせてみた。これ以上書くと駄文続きそうなんでここらへんで。


 前半がすごく楽しかった……。展開的にあんまり会話が出なかったけど、そこは脳内で想像を繰り広げて……ね? ナルメアさんを抱き枕に眠るんだぜ……? あとは、わかるな?

 ヒント→柔らかい感触に包まれながら=包まれる→抱きつかれてる
     感触を確かめるようにぎゅっと更に力を込める=抱きついてる

 導き出された答えは……言うまでもない、か……。

 想像が捗れば書いたこっちも嬉しいな。

 気が向いたら続編書きます(多分今までの中で一番続編書くの早そう)。

 ナルメアさんは闇ではなく水着でもってます。フェイトエピはもう、あれだね。さすがナルメアさん。団長ちゃんのためならなんでもするんだねって思った。ほんと、ナルメアさんはお姉さん力が強すぎるぜ……!

 次回は何書こうかなー。光&闇の日常あたり書きたいけど、いつになるかなー。

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