機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 別   作:グランクラン

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ある人物がここでリタイヤします。展開としてはほとんど原作通りです。あまりサブレは出てきません。


助言

 小学校の頃、サブレは学校でいじめられていた兄を助けたことがあった。しかし、その時サブレはやりすぎてしまった。誰かを守るために必死になって戦っていた。しかし、サブレが本当に知りたかったのは強さの秘密ではなく、どうすれば自分の強さをコントロールできるかだった。サブレはいまだ知らなかったのだ、人を好きになる気持ちを。だから気が付かなかった。

 

 アジー達は鉄華団での仕事を終え、今日帰ろうとしていた。オルガがアジーとエーコに別れを告げる。

「長い間世話になったな。兄貴にもよろしく伝えてくれ」

 その間ラフタだけは昭弘と二人で別れを惜しんでいた。

「ほ~んとさ。あの時はどうなることかと思ったよ。昭弘ボロボロなのに後先考えずに突っ込んでいくし」

 ラフタがぐちぐち文句を言っていると昭弘は視線をそらす。

「しかし実際なんとかなった」

「そういう問題じゃないの!もう部下もいるんだし無茶しすぎないでよね!」

「まあお前もいなくなるしな。今まで本気で俺の背中を任せられると思えたのは三日月とサブレとお前だけだった。確かに少し考えないとな」

 ラフタの気持ちにまるで気が付かない昭弘にラフタは諦めながら握手するために手を出す。

「そっか……じゃあそれでいいや。ねえ握手しよ」

 昭弘は手をズボンで拭き握手するために右手を出す。

「ありがとよ。元気でな」

「うん。昭弘もね」

 そういってラフタが去っていくとすれ違いに昭弘の後ろから昌弘が姿を現す。

「いいの何も言わなくて」

 そんなことを聞く昌弘に全く理解できていない昭弘が首をかしげる。

「なんでだ?」

 昌弘は大きくため息を吐き、小さくつぶやく。

「……鈍感」

 

「無理……だと?」

 イオクは自宅でジャスレイと通信していると、ジャスレイからの返答に驚きを隠せない。

「今、鉄華団と正面からぶつかるのは得策ではないと……」

 ジャスレイのそんな言葉にイオクは怒鳴り声をあげる。

「もういい!頼りにした私がバカだった!私はなんとしても鉄華団に復讐せなばならんのだ。倒れた部下達の忠義に報いるためにも……」

 暴走するイオクを止める者などいるはずもなく、ジャスレイもそんなイオクを利用しようとしていた。

「勘違いなさらないでください。私はより効果的な方法があると申し上げただけですよ。鉄華団は所詮実行部隊。本当の敵は彼らではなくその背後にいる奴なのです」

 ジャスレイの提示するその敵を知りたくて立ち上がる。

「誰だそいつは!?」

「タービンズですよ。鉄華団の兄貴分、名瀬・タービンが率いるテイワズの下部組織の一つです」

 ジャスレイに乗せられたイオクは標的を鉄華団からタービンズに変えた。

「タービンズ……そうかタービンズか!」

 

「ボス……ガルス様から報告が上がっていますが?」

 マーズ・マセは地球から火星へ向けて船を動かしていると、副リーダーが後ろから突然話しかける。マーズ・マセは首だけを後ろに向け、尋ねる。

「なんだ?」

「イオク・クジャンがこれを持ち出したそうです」

 マーズ・マセは写真を副リーダーから受け取ると、その写真の内容に表情を渋らせる。

「あのバカクジャン公は何を考えているんだ?」

「さあ?全く分かりませんが……タービンズを摘発するつもりのようですよ」

 マーズ・マセは大きくため息を吐く。

「はぁ……なんにせよ……俺達にはどうしようもないな。ジュリエッタにイオクの監視をさせろ」

 

「イオク様。あんなものをどうなさるのですか?禁止条約で使用は制限されているのですよ?」

 イオクの船には持ち出された兵器が固定されている。

「無論分かっている。だからこそ我が作戦の要となるのだ」

「ですがラスタル様に一度ご裁可を仰いだ方が……」

 部下がイオクにラスタルへの判断を仰がせようとするが、イオクはまるで話を聞かず、独自の判断で動く。

「問題はない。これはラスタル様のご利益にもかなうことなのだ。一石二鳥……いや三鳥とはまさにこの事」

 部下が不安を募らせる。

「は……果たしてそうなのでしょうか?」

「お前らにはわからないだろうな。だがそれが政治というものだ」

 イオクは自信満々に乗り出す。すると、ジュリエッタがそばまでやってくる。

「私も参ります。今テストしている試作機はベンチテストも終わりあとは実戦を試すのみ。是非ともその力を試す機会がほしいのです。どうかチャンスを。私は早く強くならねばならぬのです」

「分かった……ジュリエッタ。共にタービンズを倒そう!全ての責任は私が取る!お前達は黙って私の言葉に従ってほしい!」

 部下も何も言えない中、ジュリエッタはイオクをじっと見つめる。

『どうすればここまで調子に乗ることができるんでしょうか?あんなものまで持ち出して……お父様も面倒な仕事を私に任せたものですね』

 

「イオクにも困ったものだ。人には適材適所というものがある。奴には力など求めていないのだが……。クジャン家には主のためなら命を投げ出す。それは当主への忠誠というだけではない。奴の率直さと熱意には人を動かす力があるのだ。君が仮面さえ脱いでくれればイオクもこのような真似をせずともすむのだが」

 ラスタルはイオクの行動に頭を悩ませていると、後ろに立っているヴィダールをふと見る。

「あなたには救ってもらった恩義がある。しかし真意を確かめるまでは……」

 ヴィダールは仮面を脱ぐこともできず、それを断った。

「ああ。それは承知の上だ。しかし人が人を理解することはそう簡単ではない。まして相手が相手だ」

 そんなラスタルの言葉にヴィダールはそれでも理解しようとしていた。

「彼を理解する権利が私にはあると思っている。私は彼に殺されたのだから」

 

「イオク・クジャンがタービンズの一斉取り締まりを?他に動きは?」

 マクギリスの元にもイオクの情報が入って来た。

「出発にあたり本部四番倉庫から何やら持ち出したようですが……」

 石動の報告に思い当たったマクギリスはハシュマルとの戦いを思い出す。

「四番……覚えているか石動。火星でモビルアーマーを足止めした鉄華団の攻撃、そしてモビルアーマー自身が使った兵器を。あれはダインスレイヴ。ナノラミネートアーマーすら貫く過剰な破壊力から使用・保有の禁止がギャラルホルンの下で条約として結ばれている大型レールガンだ。まあ使用したのは通常弾頭のようだから条約的にはグレーゾーンではあるが……厄祭戦の遺産たるモビルアーマーが現れ、三日月・オーガスとサブレ・グリフォンの操るガンダム・フレームは昔日の悪魔の力を世に示した。その熱狂と恐怖は人々を揺り動かしやがて時代そのものを大きな渦に巻き込んでゆく。今こうして禁じられた旧兵器が持ち出されるのもそういった一つの時代の流れなのかもしれない」

 マクギリスは立ち上がると石動はマクギリスに尋ねる。

「では……」

「全ての同士達に連絡を。ついに立ち上がるべき刻が来たと」

(あの仮面が本当にあの男だとするならば私はすでにラスタル・エリオンに襟首をつかまれていることになる。しかし私の魂までは掴めはしない)

 

 ビスケットはイサリビの食堂でむくれていた。アトラがお弁当をもって近づいてくる。

「怒らないであげてよ……」

「だって……サブレ……あの事を」

 ビスケットはアトラとの子作りを周囲にバラされたところだった。アトラはビスケットの機嫌直しの為にサンドイッチを取り出し、ビスケットの口に向ける。ビスケットは最初こそ恥ずかしそうにしていたが、そのうちサンドイッチをそのまま食べる。

「おいしい?」

「……うん。おいしい」

 ハッシュはそんな光景をまじまじと見せつけられ、バルバトスのところに行くと、今度はクーデリアと三日月が同じように食べさせ合いをしていた。

「何してるんすか?みんな揃って……」

 

「よ~しきたきたきた!ようやくセッティングの当たりが出たっぽいよ」

 エーコは新型モビルスーツである『辟邪』の調整を行っていた。タービンズに帰って来たアジー達は辟邪の調整に追われていた。

「やっとか。思ったより手のかかる機体だねこの辟邪は」

「だね。癖がないのが癖っていうか。でも鉄華団みたいにパイロットも任務内容も雑多な組織だと結構使いやすい機体に仕上がるかも」

 ラフタはふと鉄華団の方に話を向ける。

「ふ~ん」

「ん?何?」

「いえいえ別に」

 ふとアジーとラフタが話しているとアミダが後ろから声をかけてきた。

「手間を掛けさせるね。帰って来たばかりで悪いね」

 そんなアミダにラフタが答える。

「いいんです。動いていた方がモヤモヤ考えなくて済むし」

 先ほどの会話でアミダは事情を察した。

「いろいろあったみたいだね。鉄華団での生活さ」

「ああ~……まあどうなんでしょう……」

 はぐらかすアジーにアミダはアジーの頭を撫でる。

「分かりやすいね。素直ないい子だよ。あんた達はみんな私の自慢だ」

「姐さん……」

 

「そうか。ラフタも他の男に取られる時が来ちまったか」

 名瀬はどこか嬉しそうに酒を飲む。アミダはそんな名瀬に問う。

「その割に嬉しそうじゃないか」

「ラフタも他の女達も俺にとっちゃ妻ってだけじゃなく娘みたいなもんでもあるからな。それが鉄華団の奴らを選んだなら自分の娘が男を見る目がある女に育ったってことだ。そりゃ嬉しいさ」

「まったく最近のあんたは何かあっちゃ鉄華団、鉄華団って……相変わらずこの安酒を?」

 アミダは名瀬の飲んでいる酒に話題を移す。

「好きなんだよ。お前と出会った思い出の酒だしな」

「思い出すねぇ確か火星のちっぽけな宇宙港の酒場だった」

 二人が語りだすのはタービンズができるまでの物語。

 

「私を護衛に?」

 その昔、火星にあるちっぽけな宇宙港の酒場で名瀬はアミダに仕事を頼み込んだ。

「頼みたい。ちょっとでかくてやばいヤマがあってな」

「いいのかい?私が女だって分かったとたん引く奴も多いんだけどね」

「変わったことを言うなぁ。女と男ならそりゃ女を選ぶだろ?」

「ふふっ。あんた見方が変わってるよ」

 一匹オオカミの運び屋だった名瀬は傭兵だったアミダに仕事を依頼してきた。名瀬は少しずつアミダに惚れていった。名瀬はコンビを組まないかと迫ったが答えはNOだった。

「これ以上は無理だ。次はペインナッツ商会との護衛任務がある」

「ああ……あの女だけの輸送会社か」

 長期航路の輸送業務はいろんな事情から逃げ出した女達の行きつく場所だった。安値で買い叩かれ男でも裸足で逃げ出すような危険な仕事ばかりを受けるはめになる。アミダはそんな女達の船を進んで護衛していた。そんなアミダに名瀬は問う。

「なぁ。俺にできることはねぇか?」

 そうして名瀬とアミダが作ったのがタービンズだった。裏社会に搾取される女達を名義上妻にすることで救い出し、乗組員にすることで職も与える。女達の安全を守るため、後ろ盾を作るために名瀬はテイワズの傘下に入る道を選んだ。それから名瀬はアミダと係わった女の輸送業者達をまとめ上げてネットワーク化し、地球と木星の間を網羅する大輸送網を作り上げタービンズは構成員五万人の巨大組織に成長した。その動きはマクマードにも認められて名瀬はテイワズで上り詰めていった。そのころからジャスレイは名瀬を煙たく思っており、アミダが喧嘩しようとするのを名瀬が食い止める。

「まだむくれてんのか?」

「なんであの時止めたんだよ?」

「あいつらの言ってることはなんも間違ってねぇ。俺はお前らのおかげで成り上がったんだ。女は太陽なのさ。太陽がいつも輝いていなくちゃ男は萎びちまう」

 そうしてタービンズはできた。

 

「まあ女のおかげっていうのは今思えばちょっとだけニュアンスが違うかもしれねぇな。前にオルガに言ったことがある」

『まあでも血が混ざってつながって……か、そういうのは仲間っていうんじゃないぜ。家族だ』

 二年前オルガに告げた言葉を思い出す。

「あいつ家族って言葉聞いたら豆鉄砲くらったみてぇにきょとんとしてよ」

 なつかしそうに語る名瀬にアミダが答える。

「知らなかったんだね家族ってもんを。ふふっ……」

「どうしたんだ?急に」

「いや……サブレの事を思い出してね。あれは地球からの帰り道の途中だった」

 二年前の事を思い出す。ハンマーヘッドでアミダはサブレとシュミレーションをしたのちにサブレはアミダに唐突に聞く。

「どうやったらあなたみたいに強くなれますか?」

 真剣な面持ちで問いかけてくるサブレにアミダは微笑み応える。

「あんたは十分強いよ。これ以上何を望むんだい?」

「……わからないです。そんなの考えたこともなかった」

 アミダはふと考えてしまう。

(この子は強くなる事を知らないみたいだね。というか何も知らないんだね。この子は強さ以外の事を何も知らない。この子はまだ守ることも知らない。ただひたすら走って来た。今この子に必要なことは誰かを愛すること。好きになるという気持ちを知ること)

 アミダはふと微笑むとサブレの頭を撫でる。今は届かないその言葉を告げる。

「見つけることさ。自分を輝かせてくれるような太陽にね」

「?太陽?」

 サブレは首をかしげると、アミダは微笑む。

「あんたにもいつかわかるさ……」

 アミダはそういってその場から去っていった。あれから二年が経ちサブレはまだそれを知らない。するとハンマーヘッド中に警報が鳴る。

「緊急連絡です!うちの輸送班と各地の事務所にギャラルホルンの強制捜査が入りました!」

 事態は最悪の方向へとタービンズを連れて行こうとしていた。

 

 マクマードのところに顔を出した三日月たちにマクマードは上機嫌だった。三日月はそんなことなど知るよしもなく、菓子を食べていた。

「いや~よく顔を出してくれたな三日月よ。本当はサブレにも来てほしかったんだがな」

 そんなマクマードの言葉にビスケットが代わりに答える。

「すいません。なんでもマーズ・マセから仕事が来たらしく……」

「ああ、その辺はマーズ・マセからも聞いている。しかし、モビルアーマーとやらの一件聞いたぞ。厄祭戦時代の化け物を潰すたぁおめぇらやっぱり面白れぇなぁ」

 上機嫌なマクマードに対しハッシュはアトラに耳打ちする。

「もっと怖ぇんかと思ってましたけど、ただの爺さんですね」

「三日月気に入られてるみたい」

 するとマクマードの前に部下が姿を現す。

「おやじ。その……ギャラルホルンの手入れの件で」

 上機嫌だったマクマードの表情ががらっと変わった。

「……なるほど。マーズ・マセが言っていたのはこのことだったか」

 マクマードは立ち上がる。

「幹部連中を集めろ」

 

 マーズ・マセを前にオルガが食って掛かる。

「あんたが裏から根回ししてどうにかなんねぇのかよ!?」

 マーズ・マセは首を横に振る。

「ガルスの奴に言えば何か打開案があるかもしれんが、得策とはいえん。今下手に動けばこちらの作戦に支障が出る」

「くそ!」

 オルガがうろたえる中、マーズ・マセはサブレを連れて部屋を出る。

 

「今回の相手はギャラルホルンだけじゃない。うちの秘密航路や看板も出てない事務所にまで手が入ってるっことは……」

 名瀬はハンマーヘッドと共に姿をくらませていた。アミダの言葉に名瀬が同意する。

「ああ。見事に内側から刺されたな」

「やっぱりジャスレイかい?」

「考えたくないがおやじって線もある。なんにせよ腹括んなきゃならねぇ時が来たみたいだな」

 ハンマーヘッドの通信にオルガが割って入る。

「兄貴!ハンマーヘッドの予定航路をくれ。今から俺らで……」

 応援に行こうとするオルガに名瀬は冷たく突き放す。

「お前は来るな。今や俺達は違法組織だ。俺達との繋がりが取り沙汰されりゃ鉄華団はどうなる?それにお前はこれからテイワズの未来すらかかった戦いがあるんだ。この絵を描いた奴はお前たちが手を出してくることまで見越してるはずだ。だとすりゃ突っ走れば連中の思うツボ。とにかくこいつはテイワズの内輪もめの結果だ。お前らにゃ関係のねぇ話なんだよ」

 名瀬の言葉にオルガは食って掛かった。

「俺達だってテイワズの一員だ!関係ないことはねぇでしょう。いやだいたいあってもなくてもかまわねぇ。兄貴を救うためなら俺は……」

 それでも名瀬は突き放す。

「じゃあ言わせてもらう。お前とは兄弟の盃を交わした。だがな俺はお前の家族じゃねぇ。見失うなよオルガ。お前がいの一番に守らなきゃならねぇものを。それ以外は全部後回しにしろ。家族を幸せにするってのは並大抵の覚悟じゃできねぇことなんだ。分かったら前を向け。鉄華団を……家族を守る。それだけを考えろ。いいな?オルガ・イツカ」

「兄貴……」

 これ以上は何もいえなかった。

 

 ノブリスが部屋でアイスを食べていると、ドアをノックする音が聞こえてくる。

「なんだ?」

 黙って部屋に入って来た人物を視認すると、ノブリスはアイスを落とし、窓際まで後ずさる。

「マ、マハラジャ・ダースリン!?」

 マーズ・マセは不敵に微笑むと少しづつ歩いてくる。ノブリスは近くの電話を取る。

「何をしている!誰かこんか!!」

「誰も来ないぞ?お前以外はすでに始末したしな」

 ノブリスの焦りはさらに増していき、ノブリスはギャラルホルンに連絡を入れようとするが、外への連絡が付かない。

「ちなみにここから外への通信は切ってあるぞ」

「く、来るな!」

 ノブリスは震える手で銃を取ると、さらに窓の方へ後ずさる。マーズ・マセは手で合図を送る。

「あまり窓際に近寄らん方がいいぞ……って言っても遅いか」

 何処からか撃ち込まれた銃弾は窓を突き破り、ノブリスの頭を貫通するとノブリスは頭から大量の血を吹き出しその場に倒れた。

「まあ、お前を殺して資産を分割する準備をするのに二年もかかるとは思わなかったが……」

 すると、マーズ・マセの端末に連絡が入り、通信しながらオイルを部屋中に撒き、マッチに火をつけるとドアを閉め出ていきながら部屋に火をつけた。サブレは反対側のビルにいると大きくため息を吐いた。

「なんで俺がこんなことをしなくちゃいけないんだよ」

 ノブリスの事務所は火災で全て潰れてしまい、生存者のいないまま捜査は打ち切られた。




どうだってでしょうか?次回からサブレ回とタービンズ戦が行われます。名瀬やアミダがどうなっていくのか、そこにサブレがどうかかわっていくのか。楽しみにしていてください。次回はサブレの意外な一面が見れると思います。
次回は『燃ゆる太陽に照らされて』です。楽しみにしていてください。

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