ご注文はチョットした人生のやり直し?ですか?   作:IS提督

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どうもIS提督です
今回はココアさんの虐めの事です
語彙力などが乏しいなどの至らない点が多々あると思いますが 最後まで読んで頂けたら幸いです
それではどうぞ!


第30話 地元 1 ④

第30話 地元 1 ④

 

ココア

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話す前にこれだけは正ちゃんに知って貰わなきゃなんだけれど...

 

私の通っている高校は共学なんだけれども

 

今日に置ける共学は昔とは違って男子の人数が圧倒的に少ないの

 

まぁ そこは他の学校とあまり変わら無いからいいとして...

 

今回の私への『虐め』はそんな状況故に起きたって言っても過言じゃないのかも

 

あの時私は...

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ココア「それでね~千夜ちゃん

その時 チノちゃんと正ちゃんがね~」

千夜「あらあら」ニコニコ

 

...あの時は何時も通りに千夜ちゃんと世間話をしてたんでけど

 

いつもと違う事と言ったら

 

???「エット 失礼

保登さん と 宇治松さん だよね?」

 

千夜「そうだけれど...

何かしら?」

 

???「えっと 保登さん さっきの移動教室にノート忘れてたよ」

 

ココア「えっ ホント?有難う!」

 

そう言って私はノートを受け取った

 

ココア「本当にありがとうね

えっと...」

 

雅史「あぁ 俺の名前は 織田雅史(おだ まさし)だよ

よろしくね~」

 

ココア「織田君だね!

覚えたよ!

コチラこそ宜しくね!」

 

千夜「それにしてもココアちゃんは オッチョコチョイね」

ココア「千夜ちゃん 酷いよ~!」

織田「」ニコニコ

 

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ここだけの話なんだけれど

織田君は結構なイケメンらしく女子からの人気が非常に高いの...

特に男性が少ない今は尚更モテるらしいの...

 

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それから2週間程 ずっと織田君は私と千夜ちゃん

主に 私とだけれど...ことある事に一緒に行動する様になったの

 

だけれども それを良く思わない人達も居てね...

 

ある時私はクラスの人に呼ばれて屋上に行ったの

私を呼んだのはクラス内のスクールカーストの一番上に居る人達だった...

嫌な予感がした

 

女子1「...」

女子2「...」

女子3「...」

 

ココア「えっと...

私に用ってなに?」

 

この時 私の声は震えていたと思う...

だって この時 この3人から出てる雰囲気は異常その物だった

 

女子1「単刀直入に言うけど

最近さぁ 『私達』の雅史に馴れ馴れしくし過ぎじゃない?」

女子3「マジ それな~

本当にウザイんだよね」

女子2「ってかさ 他所から来た分際で調子に乗らないでよね」

 

ココア「えっと...

どういう事..かな?」

 

女子1「だから

これ以上 ウチらの雅史に近付かないでよね

....言っとくけど コレは警告だから

もし破ったら 『わかってるよな?』」

女子2「あんたも知っていると思うけど 私達この学校で物凄い発言権があるんだよねぇ~

どういう事か解る?

 

例えば私達がアンタのある事 ない事を言えば アンタはもうココには入れなくなるって事

解った?

まぁ 今更態度改めたってもう遅いけどね」

 

女子3「ギャハハハ!

それって 警告じゃなくて 宣戦布告じゃん!!」

 

ココア「....」

 

女子2「ビビって声も出ないのかよ

まぁいいや

この学校...クラスで学園生活を送りたかったら私達が言った事守ってよね

まぁ もう遅いんだけどね」

 

そう言うと彼女たちは屋上からいなくなった

 

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ココア「...」

千夜「ココアちゃん おかえり...

あら? どうしたの ココアちゃん?」

ココア「何でもないよ」

雅史「大丈夫な訳が無いだろうに

顔色が悪いよ」

ココア「大丈夫...

本当に大丈夫だから...

...少しの間 一人にして」

雅史「...解った」

ココア「有難う...」

 

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この時からかな...

虐められる様になったのは...

 

始めは あの女子達が私の肩に当たって来るだけだった

 

それだけなら問題は無かったんだけれど...

 

 

千夜「ココアちゃん

本当に大丈夫?

最近元気が無いし...」

ココア「うん...大丈夫だよ」

千夜「最近 ココアちゃんの良くない噂話が至る所で流れているの...」

ココア「...」

千夜「誰がそんな噂を流したのかしら...」

ココア「一応は誰がやったのか目星は付いてる...」

千夜「誰かしら?」

ココア「...」

千夜「ココアちゃん 私に教えてくれないかしら?」

千夜「ココアちゃんを傷つける輩には

チョット文句付けて来るから...」

ココア「え、いや そんな事しなくても大丈夫だよ...」

千夜「でも...」

ココア「大丈夫だよ

このまま私が耐えていれば その内無くなるよ」

千夜「そう...分かったわ

でも本当に辛くなったりした時は私に相談してね」

ココア「心配してくれて有難うね

千夜ちゃん」

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虐められてる事は 全然良い気がしないけど

我慢して何にも反応を示さなければ 虐めは無くなってくれる 本当にそう思っていたんだけれど...

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ガラララ

 

私はクラスの扉を開ける

 

女子「」ヒソヒソ

女子「」ヒソヒソ

女子「」ヒソヒソ

 

ココア「?」

 

何故か皆が皆 私を見るなり 小声で何かを言っていた

 

千夜「ココアちゃん!」

 

そんな事を考えて居たら千夜ちゃんがやってきた

 

ココア「あ、千夜ちゃん おはよう」

千夜「おはよう....

ってこんな事をやってる場合じゃ無いのよ!

大変よ!」

ココア「確かに...

なんか皆の様子が可笑しいけど

なんかあったの?」

千夜「コレを見て!

コレがクラス中に送られて居るの!」

そう言うと 千夜ちゃんは 私に携帯電話を見せて来た

 

 

 

 

ココア「え?!....」サァー

 

 

 

千夜ちゃんの携帯電話を見た瞬間 体全身から熱が無くなる感覚がした

 

血の気が引いて行くのが解った

 

何故なら 千夜ちゃんの画面には

 

『保登心愛は援×ヤリ××のクソビッチ 』

 

短い文面

短いけれど この言葉は最悪な言葉

こんな最悪な文が クラス中に広まって居る

 

勿論この事は事実無根の話

 

暫く頭の中が真白になって 何も考えられなくなっていた

 

私の目尻には涙が溜まっていくのが解った

だけど それを頑張って堪えていた

もしもここで涙を流してしまったら...

 

その時 突然 千夜ちゃんの携帯電話が音を出しメールを受信した

 

千夜「?!」

千夜「ココアちゃん...」

ココア「どうしたの?」

千夜「...コレ」

 

そう言うと千夜ちゃんは再び携帯電話の画面を見せて来た

ソコには

 

『私達警告したよね?』

 

そう書かれてあった

 

ふと 一瞬 なんとも言えない視線を感じた

 

私は反射的に視線の元を見る

するとソコには 女子3人組がいた

 

その内の一人が笑顔でゆっくりと右手の中指を立てて来た

 

ココア「ッ!!」

 

...我慢の限界だった

私はクラスの人達に背を向けて教室から出た

 

ーーーーーーーーーーーー

 

続く




クリスマスまであと少し
私は今年のクリスマスは家族すら家に居なく ガチのクリぼっちです
ミニスカはいた可愛いサンタさん
どうか...
どうか...
私に語彙力を....

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