ご注文はチョットした人生のやり直し?ですか?   作:IS提督

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マジでss難しい!
お見苦しい点が多々あると思いますが最後まで読んで頂けたら幸いです。


始まり
第1話 始まりの始まり


第1話 始まりの始まり

 

正一(ハァ...俺..死んじまったのか…)

 

俺は何も無い真っ白の空間にぽつんと1人でいた

 

正一「普通こう言う時は神様だか天使様が迎えに来ると思ってたんだが...

あれは物語の中での話なんだなー」

 

まぁ、来るんだったら 美少女な天使か、美少女な女神様がいいなぁ…

 

チャン....

 

正一「ん? 今声が聞こえた様な...

気のせいかな?」

 

ショウ...チャン.....ショウチャン! ショウチャン!

 

正一「いや 気のせいなんかじゃない!」

そう言うと同時に俺の体は眩い光に包まれて行った....

 

ーーーーーーーーーーーー

 

正一「うん?」

 

正一「...此処は病室?」

 

???「正(ショウ)ちゃん!?」

 

俺が起きたことを確認すると目の前に居た同い年(16歳位)の美少女が正一に抱きついた

 

正一(あぁー!何この感触?! 柔らかすぎだろ!

え?天使?女神様?)

 

???「正ちゃん! 良かったよ! 目覚めてくれて良かった!」

 

何故か知らない人が自分に抱きついて泣きじゃくっている

 

しかし俺にはこの様な知り合いは居ないはず...

 

そこで俺は一番の疑問を目の前に居る少女に問いかけた

 

正一「少し落ち着いて下さいよ...それで御宅はどちら様?」

 

???「エッ...? 正ちゃん...もしかして 私の事覚えてないの?」

 

正一「スミマセン これっぽっちも...」

 

???「ッ!」ダッ

 

俺がそう言うと少女は病室を走って出て行ってしまった

 

正一(少なくとも あんなに可愛い人と知り合った記憶がないよなぁ…

ってか 俺死んだんじゃなかったっけ?何でこんなにも冷静で居られんだろ?)

 

そんな事を考えて居ると病室の扉がガラガラと言う音を出しながら空いた

 

そこには先程まで居た少女と白衣を着た医師が入って来た

そして一通りの挨拶を済ますとイキナリ医師が質問してきた

 

医師「えっと 君は自分の名前は分かるかい?」

 

正一「田中正一です」

 

自分の名前を言うと医師の隣に居た少女が悲しそうな顔をする

 

医師「次に 君は今何歳だい?」

 

正一「16です もう少しで17になります」

 

医師「... 君は16歳ではないよ」

 

正一「エッ...?」

 

医師「君は 12歳だよ」

 

正一「ハァ?!」

 

医師「嘘だと思うならこれを見てみるといい」

 

医師が手鏡を差し出して来たので確認する

 

正一「ウ...ソ..だろ..?」

 

そこには確かに12歳位の子供(正一)が映っていた

 

医師「じゃぁ 次はこれを見て欲しい」

 

そう言うと医師はポケットに入っていた写真を見せる

 

医師「この中に知っている人が居るかい?」

 

俺はしばらく写真を眺めていたが...

 

正一「...この中に知り合いはいません」

 

医師「記憶の一部に障害が残っている状態に加え....

田中君起きて早々済まないね」

 

そう言うと医師は病室から出ていった

 

少女と2人きりになりしばらくの間沈黙が流れる

 

???「正ちゃん...ホントに私達の事を忘れちゃったの?」

 

正一「スミマセン...ホントに『貴女達』の事は何にも分かりません..」

 

???「...そっか..なら 自己紹介しないとね」

 

そう言うと少女はできる限りの笑顔を作り

 

ココア「私は ココアだよっ! 正ちゃん!」

 

正一「自分は 田中正一です」

 

そんな事をしていると 先程病室に来ていた医師が2人の男女を連れてきた

 

医師「この人達が正一君の両親だよ

何かを思い出させそうかい?」

 

正一「スミマセン...何も...」

 

医師「そうか...」

 

その後ココアから家族の事などを聞いた

どうやら俺はココア達の本当の家族では無いらしい

1年前に孤児院でココアの父親に目を付けられてそのまま引き取られたとの事

ココア以外にも上の兄が2人姉が1人居るらしいが 今は全員出払って居る

 

そして病院で入院していた理由はココアが学校から帰る途中に高校生3人組にナンパされていて それを見かけた俺がココアを助ける為に立ち向かったが返り討ちに合ってしまい 1ヵ月の間意識不明だった

 

正一(結構根性ある人物だったんだな)

ーーーーーーーーーーーー

正一が目覚めてから一週間が経ち退院許可が降りたので退院する事にした

 

~保登ベーカリー前にて~

 

正一「ここが俺の家か...」

 

正一は正面玄関から中に入る

 

中から美味しそうなパンの匂いがする

 

素直に感心しているとそこにココアがパンを持ってやってきた。

 

ココア「はい!正ちゃん! これ私が作ったの!」

 

ココアの持っていたパンを受け取り それを食べる

 

正一「美味しい」

 

ココア「エヘヘ~!」

 

そして夕食の時間になった

この日の夕食は大変豪華であった

父・母・ココアと夕食を食べ 食べ終わった時ココア父が言った

 

ココア父「ココア もう高校の下宿先を決めたのか?」

 

ココア「あっ まだだった!」

 

正一「下宿?」

 

ココア父「どうした?お前も行きたいのか?」

 

正一「行きたいです」

 

ココア父「でもお前は記憶の一部が...」

 

正一「だからこそです。

今更どんな顔をして友達?に会えば良いのか分かりません

ならば新しい所で1からやり直したいと思います!」

 

しばらくココア父が考える様な仕草をする

 

ココア父「...分かった...ココア 2人を受け入れてくれる下宿先を探しなさい。」

 

ココア「正ちゃんを連れてっても良いの!」

 

ココア父「あぁ 勿論だ」

 

ココア「なら この『香風』さんの家が良さそうだよ!」

ーーーーーーーーーーーー

一週間後...

ココア「それじゃぁ 行ってきます!」

 

正一「行って参ります」

 

ココア両親「「行ってらっしゃい!」」

 

こうして俺の下宿生活が始まろうとしていた。

 

続く




結構強引な感じになってしまっていますが仕様です。
誤字脱字やアドバイス 感想に質問などが有りましたらドンドンビシバシとお願い致します!
お見苦しい点が多々あると思いますがありがとうございました。

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