ご注文はチョットした人生のやり直し?ですか?   作:IS提督

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今回は私 IS提督の酷い妄想回です
なので文章構成等など いつもより酷いです
それではどうぞ


第16話 体育の授業にて

第16話 体育の授業にて

 

...俺は中学や高校の時柔道の授業を男女合同でやりたいと何度思った事だろうか

 

そして よく

 

(女子とやるなら寝技オンリーだぜ グヘヘ)

 

と 友達と言いまくっていたがあったが 妄想と 現実は違う

マズ女子に技を掛けようとするのが気まずい...

 

その一言に尽きる

 

だって 組んだ時 胸元触られたなんて言われたら 俺の学校生活は愚か社会から抹消されそうなんだもん

 

だから 俺が組手で取った行動は至って簡単

組んで最初の一発目の技にわざとかかって速攻負ける

 

...ただ メグと組んだ時大外刈りを掛けられて俺が倒れると同時にメグも倒れ込んで来たのには流石に抹消の危機を感じた

 

何故かチノはその日ずっと不機嫌だった

 

...Why?

 

余談はココまでにして...

 

今は金曜日の6限であり 先週の授業でのオリエンテーションを入れずに 実戦的?な柔道の授業は月曜・水曜と2回行った

 

その2回の授業を通して俺は最弱の称号を手に入れた

ーーーーーーーーーーーー

学級委員「これから6時間目の体育を始めます

お願いします」

 

「「「「「お願いします」」」」」

 

里山「よし!じゃあ 今日は 俺と組手を組んでもらおう」

 

マヤ「ヨッシャー!」

 

メグ「大丈夫かな...」

 

チノ「」

 

とチノ達が反応する

 

他の子達もこの3人と同じ様な反応をしていた

 

里山「じゃ 生徒Aから名簿順に行くぞ」

 

生徒A「はい!」

 

里山「じゃあ 正一はタイマーと審判をお願いする

なお 時間は2分で」

 

正一「了解です」

 

俺は電子タイマーの元に行き 時間をセットし 里山に「始めてくれ」と言われ スタートボタンを押した

ーーーーーーーーーーーー

あれから何人も里山に挑んだが

 

挑んだ人 皆が秒殺だった

 

勿論チノも秒殺だった

 

...里山 大人気無さすぎだろ....

 

里山「次 マヤ!」

 

マヤ「はーい」

 

里山「礼!」

 

マヤと里山が礼をして 試合が始まる

マヤが里山に掴みかかり釣り手と引き手をとる

里山が内股刈りを掛けるが マヤはソレを難無く躱す

そしてマヤが 背負い投げをしようとするが...

 

マヤ「うぉ!! 先生 重っ!」

 

マヤがそんな事を言いながら お互いフラットな組手の状態に戻る

 

それから 里山とマヤの攻防が始まる

結構激しい感じだ

 

マヤ「ハァ...ハァ...ハァ」

 

マヤの息が上がり始めていた

その時 里山がスッと外側の足に足を掛けた

 

マヤ「うわ!」

 

正一「一本!..そこまで

...礼」

 

里山とマヤがお互い礼をして 俺達の所に戻って来る

 

メグ「マヤちゃん 惜しかったね~」

 

マヤ「もうチョイだったな~」

 

チノ「でも カッコよかったですよ」

 

マヤ「マジで!? 正一はどう思った?」

 

正一「メッチャカッコよかったですね」

 

マヤ「へへへ」

ーーーーーーーーーーーー

その後メグも里山とやったが文字通り秒殺

里山 大人げないな 割とマジで...

 

そして 俺以外の人達が全員里山と試合をした

 

里山「じゃあ 最後に正一!」

 

正一「はい」

 

里山「...お前 これで負けたら成績1だからな」

 

What!?

 

何故に俺だけ?

まぁ 今までの授業態度(スグに負ける)のせいだろう

 

里山「でも もし俺に勝てたら成績1は回避だからな」

 

...成績1回避は最低限必要だな...

 

ってか 成績1はマジで不味い

 

聞いた話だと 体育で1を取ると レポート地獄って聞いたぞ!

 

そう思いながら 俺は里山と畳2個分開けた位置に立った

 

里山「それじゃ 始めるぞ

...礼!」

 

お互いが礼をすると

 

ピー!

 

とタイマーが 鳴ると スグに道着を掴み掛かって来た

 

俺も負けじと組手を組む

 

正一(うっわぁ!

コイツ本当に力強ッ! ...ゴリラの子孫かよ)

 

実際 そう思わざるをえない力強さだった

 

そして里山が内股刈りや大外刈りなどを掛けて来る

しかし 俺からして見れば全然全く効果が無い

しばらく里山に技を出させて 隙が出来るのを待つ

...........

遂にその時が来た里山が俺からして右側に移動したのだ

 

正一(今だ!)

 

俺はその瞬間胸元を掴んでいた手を離し袖取りで 里山を右側に崩す

 

これを合気道では『導く』と言う

 

俺は里山を崩すと同時に『隅落とし』を行う

本来なら相手を崩すと同時に空いてる手《この場合は左手》を顔に持って行くのだが これは合気道では無いので 空いてる手を俺からして右手 里山からして左手側の肘に 腕を乗せる 少し体重を乗せる

 

すると里山の体が宙を舞う

 

里山「え?」

 

一瞬 里山が抜けた声を上げるや否

 

バァン!

 

道場では余り聞かない音が出た

 

里山「ウッ!..ゲホッ!!..ゴホッ!...」

 

余りの技への驚きでマトモに受け身を取れなかった様だったらしく 里山はかなり激しく咳き込んでいた

 

俺は里山の背中をさ擦りながら周りを見ると

 

クラスメイト『ポカーン』(゜д゜)

 

としていた

 

それもその筈 今まで最弱の称号を持っていた人間がイキナリ 誰1人として倒せなかった体育教師を投げ飛ばしたのだ 間抜けな顔になるのも無理は無い

 

するとイキナリ

 

マヤ「うぉぉ! 正一

スゲェー!」

 

マヤが興奮の余り俺に飛び付いて来た

 

マヤ「やっぱり 正一 スゲェよ!」ダキツキ

 

正一(エェ!何このシチュ!? 俺得じゃん!

あぁ..癒されるぅ! でも理性ががが...

このシチュ 惜しいけど腹は背に変えられん!

俺が抹消される前に!)ダキツカレ

 

俺の前世?は女性とは ほぼ無縁だったので 女性に対する耐性が無いのでこんな事でもドキドキしてしまう

 

ココだけの話し 下手すれば俺のムスコが主張してしまう

 

正一「お褒めの言葉 有難いですが

 

取り敢えず一旦離れましょう!」///

 

マヤ「あっ」カァ///

 

マヤの顔が赤く成るのと同時に俺の事を離した

それと同時に 何とか 俺の社会的地位は守られた

ーーーーーーーーーーーー

里山が回復し俺達は終わりの挨拶をして教室に戻ろうとした時 里山に声を掛けられた

 

続く


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