ご注文はチョットした人生のやり直し?ですか?   作:IS提督

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久しぶりの投稿ですが文章構成が酷いのは相変わらずです
最後まで読んで頂けたら幸いです!


第15話 ティッピーの正体と新たな出会い

第15話 ティッピーの正体と新たな出会い

 

チノ達と別れ甘兎庵にティッピーを回収しに行ったら

 

ティッピー「何じゃ!これは! 甘すぎ!!美味すぎ!! 甘すぎ!!」

 

と3回転スピンをしながら一生懸命何かを訴えていたが 何のことか全く分からない...

 

千夜「あら? あんこ がモフモフちゃんに変わってるわ」

 

千夜が兎の入れ替わりに気づくと同時に 俺は千夜に声を掛けた

 

正一「千夜さん! ティッピーを回収しに来ました」

 

千夜「あら 正一君 ちょうど良かったわ

今さっき 私も入れ替わりに気づいたの」

 

正一「そうなんですか」

 

そう言うと俺は あんこ を定位置に戻しティッピーを回収し帰路に付いた

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道中

 

正一「...」

 

ティッピー「...」

 

正一「...あー」

 

ティッピー「...」

 

...気まずい なんか知らんが気まずい…

 

正一「ティッピーって偶に喋りますよね?」

 

ティッピー「...」

 

正一「...ティッピーさん?」

 

ティッピー「...」

 

正一「気のせいか」

 

きのせいな訳ないはずなんだけどなぁ

しょうがない『アレ』をするとしますか

 

そう思いながら 俺はティッピーをくすぐった

 

ティッピー「...グフフッ! ....グフフッ!」

 

おっ! 反応したな!さっきも思ったけど声メッチャダンディやん!

 

そう思いながら俺は更にティッピーをくすぐった

 

ティッピー「グフフッ!ウヒャヒャ!ウヒャヒャヒャ!」

 

ティッピー「やめんか! 若造!」

 

正一「おっ!」

 

ティッピー「あっ!?」

 

正一「やっと 正体を出しましたね…」

 

ティッピー「...いつから 気付いておった!」

 

正一「私がこちらに来て2日目辺りからです」

 

ティッピー「リゼ達には気付かれて居ないはずじゃよな?」

 

正一「ココアさん達は鈍いから大丈夫かと思います」

 

ティッピー「なら良いが…くれぐれもココア達には言わんでくれ」

 

正一「勿論ですよ」

 

そんな感じで話しをして居ると

 

???「キャー!!! 来ないでェ!!!!」

裏路地に繋がる通路の入口に差し掛かった所で 女の子の悲鳴が聞こえた

 

正一「ん?」

 

ティッピー「...一大事っぽいな」

 

正一「...ですね」

 

俺はそのままその裏路地を通り過ぎようとしたが...

 

ティッピー「...助けないつもりか?」

 

正一「正直 面倒事に首を突っ込むと後々御礼参りとか怖いんで」

 

ティッピー「何を恐れて居るんだ?

もし仮に暴力沙汰になったとしても 合気道を使えば問題無いだろうに」

 

正一「そもそも合気道は争いを好まない武道ですよ

それに『御礼参り』とかでラビットハウスに殴り込みされたらと考えると...」

 

ティッピー「ラビットハウスならなんも問題無い

...助けに行かないとチノやココアにある事無い事を言いまくるぞ」

 

正一「...分かりましたよ 行きますよ…」

 

そう言うと俺達は悲鳴が聞こえた裏路地に入って行った

ーーーーーーーーーーーー

ほんの少し歩いたところに金髪美少女が腰を抜かして居た

そしてその近くには兎が一匹いた

 

???「来ないでェ!これ以上近ずいたら 舌噛むから!」

 

あれって…兎に怖がってる!?

 

正一「あの...大丈夫ですか?」

 

取り敢えず声を掛ける

 

???「この兎をどかしてェ!!」

 

正一「あ、ハイ」

 

相当兎が嫌いなんだな...珍しい…

 

俺は兎を退かす為に手を出して 抱き抱えようとしたが

 

ガブリッ!

 

兎が俺の指を噛んできた

 

正一「うぉ!マジか…」

 

兎を指から取る

 

するとその兎はスタタタ!と何処かへ行ってしまった

 

???「ち、血が...」

 

正一「あ?」

 

俺はフト指を見ると血が出ていた

 

...結構大量に

 

???「大変!治療しなきゃ!コッチに来て!」

 

正一「...」

 

取り敢えず金髪美少女の元に行く

金髪の女性は素早くティッシュを取り出し血を拭き取り、消毒液を吹きかける

そして絆創膏を貼る

 

???「よし! これでもう大丈夫よ。

...それで さっきは有難うね」

 

正一「あぁ..いえ..別に」

 

???「本当にありがとう!」

 

正一「こちらこそ 怪我の治療を有難うございます

っと そろそろ帰らないと不味いので」

 

???「あっ!もうこんな時間!

本当にありがとう!」

 

そう言って 俺達は別れた

ーーーーーーーーーーーー

ティッピー「どうだ 人助けも悪くは無いだろう!」

正一「まぁ ああ言う感じなら....」

 

ティッピー「それにしても さっきの奴は兎が嫌いって言いながら ワシのことは大丈夫みたいだったな」

 

正一「ティッピーは見た目が見た目ですし 中身もオジサンだからじゃ無いからですよ...きっと」

 

そんな話をしながら 俺達はラビットハウスに帰った

 

...帰った後ココアに帰って来るのが遅いと怒られた。

 

 

続く




ティッピーの口調が難しい...

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