ご注文はチョットした人生のやり直し?ですか?   作:IS提督

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どうもIS提督です
今回も文章構成がめちゃくちゃおかしいですが仕様です
最後まで読んで頂けたら幸いです
※今回も私(IS提督)の妄想垂れ流しなのでご了承ください


第13話 パン作り

第13話 パン作り

 

カランコロン

 

チノ「ただいまです」

 

正一「ただいま戻りました」

 

店内に入り挨拶をすると

 

ココア「おかえり~! 」

 

ココアが居た

 

ココア「チノちゃん 学校はどうだった?」

 

チノ「楽しかったですよ」

 

ココア「正ちゃんはどうだった?」

 

ココアが俺にも聞いてきた

 

正一「新鮮な感じで楽しかったです」

 

ココア「そっか~!」

 

チノ「ココアさんはどうでした?」

 

ココア「此処の街って可愛いよね!」

 

チノ「そうですね....」

 

正一「で...学校はどうでした?」

 

ココア「聞かないで!」

 

...どうやら入学式の日にちを間違えたらしい

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俺は自分の部屋で制服に着替えて 1Fに行く

 

するとココアがチノとリゼにパンについて語っていた

 

ココア「あっ 正ちゃん! 良いところに!」

 

正一「え?」

 

ココア「焼きたてのパンって美味しいよね!」

 

正一「とっても美味しいですよ」

 

ココア「どんな感じに美味しいのか言ってあげて!」

 

正一「えーとですね…

香ばしい香り、しっとりフワフワの食感が堪らなくいいですよ」

 

そこまで説明するとグゥーと可愛らしい音がなった

 

リゼの顔が赤い...どうやらリゼの腹の音の様だ

 

ココア「焼きたてのパンって美味しいんだよ!」

 

トドメと言わんばかりにココアがリゼに言う

するとグゥーと可愛らしい音が出た

 

リゼ「うぅー///」

 

恥ずかしがってる リゼ マジで可愛い

 

リゼ「いいから 仕事に戻れ!///」

 

ココア「はーい」

 

俺も持ち場に戻ろうとした時

 

ココア「あっ、正ちゃん 今週の土曜日にパン作りするからね 」

 

正一「明後日ですじゃん!」

ーーーーーーーーーーーー

土曜日...

 

俺は誰かに体を揺さぶられ目を覚ました

 

チノ「正一さん おはようございます

もう7時ですよ」

 

俺はぼんやりとしながらチノの声を聞いた

 

正一(あぁ 朝からこんな可愛い子に起こされる何て ってかメッチャ可愛いなぁ...福眼 福眼」

 

チノ「か、可愛いって... /// そんなことよりも 早く起きて下さい!///」

 

見る見るうちに チノの顔が赤く染まって行く

 

正一「」

 

これってもしかして 声に出てたパターン?!

 

不味ったわー...

 

人間 寝起きって心の声 ダダ漏れなのね

 

チノに叩き起された俺は眠い目を擦りながら キッチンに行くと...

 

ココア「あっ 正ちゃん おはよう!」

 

なんと ソコには朝起きることが苦手で評判の ココアがいた

『あれ~ 』といった驚きの表情をココアに向けると

 

ココア「どうしたの?正ちゃん?」

 

正一「何時も 朝が弱いのに 今日に限っては 早いですね…

一体何時に起きたんですか?」

 

ココア「えーとね 確か今日は...5時に起きたよ」

 

正一「メッチャ早いじゃないですか」

 

チノ「ハァ...毎日ココアさんが こんな感じだとコッチも楽で良いんですが…」

 

チノがため息と呆れを込めた声で言った

ーーーーーーーーーーーー

今現在の時間は9時...そろそろリゼが来てもいい頃なのだが…

 

???「おはようございます」

 

どっかで聞いた事のある声が聞こえた

 

ココア「あっ 千夜ちゃんが来た!」

 

正一「あれ?リゼさん以外にも誰か来るんですか?」

 

チノ「そう言えば 正一さんには 言ってませんでしたが ココアさんが昨日学校で作った新しい 友達も招待する事にしました」

 

正一「なるほど...」

 

そんな話をしていると

 

ココア「正ちゃん! チノちゃん! 私の学校の友達の千夜ちゃんだよ~!」

 

ココアが友達を連れて来たのだが

 

千夜「あら? 貴方は...この間の...」

 

正一「その件では御世話になりました」

 

ココア「あれ? 正ちゃんと千夜ちゃんって何処で知り合ったの?」

 

ココアがそんな事を聞いて来る

 

正一「実は 此処に来た時に ココアさんが急にいなくなって...

その時に御世話になりました...」

 

チノ「そんな事があったんですね…」

 

そう言うとチノがココアの事をジト目で見ている

 

ココア「うさぎが可愛くてつい...」

 

正一「まぁ そんな事もありますよ

気にしないで下さい」

 

そんな事を話しているとリゼがやって来た

 

リゼ「悪い 少し遅くなった!」

 

ココア「あっ リゼちゃん!

紹介するね! 同じ学校の千夜ちゃん!」

 

千夜「宜しくね えっと...」

 

リゼ「 リゼだ」

 

千夜「宜しくね リゼちゃん」

 

...千夜って結構礼儀正しいな

ーーーーーーーーーーーー

お互いに自己紹介を終えると 俺達はパン作りに必要な道具などを出した

 

リゼ「にしても ココアがパン作り出来るって意外だな」

 

ココア「えへへ~ そうかな?」

 

チノ「褒められて無いと思いますよ…」

 

ポジティブな所がココアのいい所だなと思った

 

ココア「さて 皆! ココから気を引き締めて行くよ!

チョットしたミスが命取りだよ!」

 

おぉ 何時もユルユルなココアが今日に限ってはたくましく見えるな

 

でもココまでたくましいと…

 

リゼ「今日は お前に教官を任せるぞ!」

 

案の定 リゼが敬礼をしながら ココアに言った

 

ココア「サー!イエッサー!」

 

ココアもノッタ

 

さらにそこに千夜も

 

千夜「わ、私も仲間に~」

 

と敬礼しながら言った

 

チノ「暑苦しいです...」

 

ココア「皆ー! パンに入れる材料を提出ー!

私は新規開発で焼きそばパンならぬ 焼きうどんパンだよ!」

 

千夜「私は自家製の小豆と梅と海苔を持ってきたわ」

 

チノ「冷蔵庫にいくらと鮭と納豆とごま昆布がありました」

 

正一「私は チーズを入れて見る事にしました」

 

リゼ「正一は良いとして...これってパン作りだよな...」

 

ココア「じゃぁ 皆 入れたい材料を提示した事だし 気合いを入れて頑張るぞー!」

 

リゼ・千夜「おー!」

 

チノ「見ているこっちまで 暑苦しく感じます…」

 

チノが呆れながら言う

 

正一「でも 楽しいですね」

 

そう言うと俺は周りを見る

 

みんなが笑いながら話している...

 

楽しそうだと心底思ったのは久しぶりだ

ーーーーーーーーーーーー

 

ココア「まずは 強力粉とドライイーストを入れるよ」

チノ「ドライイーストってパンをフックラさせるんですよね?」

 

ココア「そうだよ~ チノちゃん良く知ってるね!」

 

そう言うとココアはチノの頭を撫でながら

 

ココア「乾燥した『酵母菌』なんだよ~」

 

ココアがそう言うと急にチノの顔が青ざめた

 

チノ「『攻歩菌』...そんな危険な物を入れる位ならパサパサパンで我慢します…」

 

ん?チノは何を考えたんだ!?

ーーーーーーーーーーーー

俺達はココアの指導のもと 順調に進んでいた

 

チノ「パン作りって 結構と力が要りますね…」

 

千夜「もう腕が動かないわ...」

 

ココア「千夜ちゃん 大丈夫?」

 

正一「手伝いましょうか?」

 

千夜「ううん 大丈夫よ」

 

リゼ「頑張るな~」

 

リゼが感心した様な声で言う

 

すると千夜は袖を上げると

 

千夜「此処で折れたら武士の恥ぜよ!

息絶える訳にはいかんきん!!」

 

俺とチノが一瞬ビクッ!とした

 

結構千夜ってのもキャラが濃いな...

 

千夜が気合を入れたのはいいが どうやら気合だけは体力的にどうにもならなかったらしく 俺が千夜の分もこねる事にした

 

しばらくコネて居ると

 

ココア「うん! この位コネれば大丈夫!

モチモチしてて凄く可愛いね!」

 

千夜「パン生地が?」

 

チノ「凄い愛だ...」

 

ココア「このまま1時間程生地を寝かせまーす!」

 

俺達は生地の入っているボールにラップを掛ける

ココから1時間生地を寝かせるって事は この間は休み時間って事だな

 

千夜「正一君!」

 

そんな事を考えて居ると千夜がやってきた

 

千夜「生地をコネてくれて有難うね

迷惑じゃ無かったかしら?」

 

正一「いえいえ 迷惑だなんて全然思いませんでしたよ」

 

千夜「疲れたでしょう?」

 

正一「まぁ ホンの少しだけ...」

 

千夜「じゃぁ 気休め程度だけど疲れを取ってあげるわ

...エイッ!」

 

そう言うと千夜は俺の二の腕を揉み出した

 

正一「うぉ!」

 

千夜「どうかしら?」

 

正一「とても気持ちいです…」

 

男子が女子に二の腕を揉まれるってどうよ!?

中身が今の身なり(中学2年生)であれば まだ大丈夫であっただろうが

 

実質16歳もう少しで17歳の男子が美少女jkに揉まれるって...ねぇ?

 

心臓が爆発しそうだわ!

 

そんな事を考えて居ると

 

千夜「あら? 正一君 結構筋肉質なのね…

背中の方はどうなのかしら?」

 

そう言うと千夜の手がドンドン背中の方に来る

それに合わせて千夜の体が密着する

そして

 

千夜「背中の筋肉も良い感じね」

 

千夜が耳元で囁く

 

正一「そそそ、そうですかね?」

 

ヤベって!マジ ヤベって!

千夜が俺の吃った声を聴くと

 

フフフと笑い

 

千夜「正一君 緊張してるの?

...楽にして良いのよ」

 

千夜がギリギリセーフな台詞を言うのだが

 

当の俺は

 

正一(これって エロゲの展開じゃね!?

あかんってーーーー!!!)

 

体は硬直状態だったが内心パニックだった

 

チノ「千夜さん やり過ぎです!

正一さんが 死にかけてます!」

 

チノが顔を赤くしながら千夜に言った

 

俺は千夜から解放され 周りを見てみると 赤面をしていたのはチノだけでなく ココアとリゼも顔を赤くしていた

 

千夜「あらあら 皆どうしちゃったのかしら?」

 

千夜が頬に手を当てそう呟く

 

もしかして 今のは無意識でやっていたのか!?

 

無意識の小悪魔って...ヤッバイっす!

ーーーーーーーーーーーー

1時間後...

 

パン生地を見たら物凄く大きくなっていた

 

チノ「凄いです...」

 

ココア「後は 形を作って焼くだけだよ!」

 

リゼ「ラストスパートだな!」

 

正一「早い所 完成させましょう!」

 

全員(正一以外)「「「「おぉー!」」」」

 

形作りの完成までは案外早かった

 

各自入れたい材料をパンの中に入れる

 

フとチノの作っているパンが気になった

 

正一「チノちゃんは どんなパンを作っているんです?」

 

チノ「おじいちゃんです 小さい頃 よく遊んでもらっていたので....」

 

正一「おじいちゃんっ子 だったんですね」

 

チノ「コーヒーをいれる姿はとても尊敬していました」

 

ココア「皆~ そろそろオーブンに入れるよー!」

 

そう言うと各自それぞれ作ったパンをオーブンに入れる

 

チノ「...それではこれから おじいちゃんを焼きます!」

 

ティッピー「ノーーー!?」

 

チノがなんだか怖く感じたよ…

 

それより絶対今 ティッピー喋ったよな?!

 

俺はパンがやき終わるのを待つために椅子に座るが...

ーーーーーーーーーーーー

 

 

「チャン....ショウチャン....」

 

正一「ん?」

 

どうやら俺は寝て居たらしい

何か 大事な夢を見ていた気がする...

 

ココア「あっ、やっと起きたー

全く 正ちゃんのねぼすけさん」

 

正一「貴女には言われたくありませんでしたよ」

 

ココア「えー?! ひどいよ正ちゃん!」

 

チノ「そんな事よりも 早くパンを食べましょう」

 

ココア「そうだね!

 

じゃぁ 皆ー! いっただきまーす!」

 

全員「「「「「いただきます!」」」」」

 

一口食べる

 

うん やっぱりパンにチーズは間違っていなかった

俺はチーズパンを頬張って居ると

 

ココア「正ちゃんのパン 美味しそうだね」

 

正一「まだまだあるので 良かったら食べて下さい」

 

ココア「本当!?

じゃぁ 私の焼きうどんパンと交換しようよ!」

 

正一「いいですよ」

 

ココアから焼きうどんパンをもらいかぶりつく

 

正一「美味しい...」

 

ココアが作った焼きうどんパンが 案外美味しかった

 

ココア「う~ん! 美味しいね!」

 

ココアは万遍の笑みで言う

すると

 

チノ「正一さん...私の作ったパンとそのチーズパンを一つ交換しません...?」

 

正一「えぇ 構いませんよ」

 

俺はそう言うとチノのパンと俺のパンを一つ交換した

交換したパンをガブリと食べた

チノが作ったパンもココア同様 美味かった

 

ココア「エットね 実は持つ一つパンを作ったんだよ!」

 

正一「どんなパンです?」

 

ココア「それはね...

ジャジャーン! ティッピーパンだよ!」

 

皆が おぉ! と声を上げた

 

千夜「まぁ とても 可愛いパンね」

 

リゼ「看板メニューはこれで決まりだな!」

 

チノ「ですね」

 

そう言うと俺達はティッピーパンを口に頬張った

 

チノ「美味しいです」

 

美味しい...確かに美味しいが パンの中に入っていた苺ジャムがエグさを出していた...

ーーーーーーーーーーーー

俺達はパン作りの後片付けを終わらせ

リゼ達が帰る時間になった時

 

千夜「ココアちゃん達 今日は有難うね

今日のお礼に明日 私の働いている甘兎庵でおもてなしをするはわ」

 

そんな事があり明日俺達は甘兎庵に行くことになった

 

続く


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