仮面ライダー ザ エスケープ   作:あるアルミン

5 / 34
Worldescape5

「楽しみだね!!すずかちゃん家でのお茶会!!」

 

 

昨日、大虎達が遊びに来た次の日、それは高町なのはとフェイトテスタロッサの出会いの日だった。

 

神狩一輝、アニメ好きな彼はこの世界に転生した時、俺はこの力を平和の為に使おうと考えた。そして、高町やすずか、アリサと言う素晴らしい友達に出会えた。

 

そして、人生初の初恋を体験した。しかし、目の前で転校生、戦道大虎にしたディープキスにより一時期、戦意喪失…………同じく転生者で親友の平賀智樹も初恋相手の他の男へのディープキスを見て荒れていました。

 

因みにその事を見て嫉妬した高町が闇のオーラを振りまいていた事をここに記す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(なのはッ!!ジェエルシードが暴走したよ!!この近くだ!!)

 

 

 

(ほんと!!)

 

 

「ん、どうしたの?なのはちゃん」

 

 

庭の森の方はかけていく高町とユーノ、そしてそれを追う神狩と平賀、そしてフハハと笑いながら歌を歌う神城

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(予定通り奴らはジェエルシードの場所へ向かったか…………)

 

 

その姿を塀の上から見ていた大虎は腰に手をかざす。すると目のようなドライバー『ゴーストドライバー』が出現する。

 

そして、同じく目の形をしたアイテム『ダークゴーストアイコン』のボタンを押し、ドライバーにセットする。

 

 

「変身」

 

 

レバーを引いて押し込むと、

 

 

『開眼!!ダークライダー!!闇の力、悪い奴ら!!』

 

 

 

『さて、こいつの性能テストと行こうか』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「言ってもムダ」

 

 

金髪の少女、デスサイス的な武器を持っている露出狂の少女と対話する高町なのは、彼女達の間にはなぜか暴走していないジェエルシードが転がっている。

 

 

キュイィンッ!!?

 

 

一瞬の閃光、が辺りを包み込む。

 

 

「え?え?何!!?」

 

 

光が治るとそこには黒いフードを被った幽霊の様な存在が立っていた。

 

 

『これが、ジェエルシードか、』

 

 

さも、興味深そうにそれを見るフードの存在、

 

 

「貴方は何者なんですか?それを渡してください」

 

 

『自己紹介が遅れた、私はゴースト、正確には仮面ライダーダークゴースト、まあ普通にゴーストで構わんよ』

 

 

そう言うとダークゴーストはそのジェエルシードに黒い腕輪の様なものを取り付けるそして、

 

 

『ステンバーイ』

 

 

ネクロムアイコンを取り付ける。

 

 

『ローディング ネクロム』

 

 

 

 

『これは良い余興になりそうだ』

 

 

それは、ジェエルシードの力によって人の形を成した無人の仮面ライダー、

 

 

 

無人仮面ライダーダークネクロム

 

 

 

『さあネクロムよ、彼女達を倒せ……貴方方もネクロムを倒せなければ、ジェエルシードは手に入りませんよ、それに後ろの家の住人達がどうなるか』

 

 

そう言うとネクロムは突然、金髪の少女フェイトテスタロッサに殴りかかる。フェイトはそれをバルディッシュで防ぐが殴った場所に蹴りを入れながら一回転し、更に着地と共に高町なのはに蹴りを繰り出す。

 

 

「高町!!大丈夫かッ!!」

 

 

ネクロムに刀を一線、だが例えプロトタイプであるダークネクロムでもその程度の攻撃なら致命傷にはならない。と言うか、無人なので痛覚を無視して人外じみた動きが可能。

 

 

だが、やはり限界が存在した。やはり機械では人間の思いの力を超えることはできなかったらしい。一輝の『一刀羅刹』をくらい、敗北するダークネクロム

 

 

『やはり機械ではこの程度か』

 

 

そう言ってジェエルシードを拾う。

 

 

『第2ラウンドだ、全力で掛かってこい』

 

 

取り出す二つの剣、サングラスラッシャーとガンガンセイバー、

 

銃携帯のサングラスラッシャーとガンガンセイバーを巧みに操り、全ての攻撃をいなしていく。

 

 

「私の全力全開ッ!!」

 

 

「ちょ!!待って!!」

 

「やばいッ!!」

 

 

 

仲間を巻き込んだなのはの全力全開スターライトブレイカーが放たれる。しかし、まだ慌てる様な時間じゃない。あらかじめ、サングラスラッシャーにアイコンをセットし更にガンガンセイバーをゴーストドライバーにかざし、そして、ゴーストドライバーのトリガーを引く。

 

 

『大開眼!!ダークライダー!!オメガドライブ!!』

 

 

『ガンガンミナー!ガンガンミナー!大開眼!!オメガスラッシュ!!』

 

 

『マブシー!マブシー!マブシー!大開眼!!メガフラッシュ!!』

 

 

 

 

一気に三つの必殺技を撃ち込む。激しいエネルギーのぶつかり合いの末、勝ったのはスターライトブレイカーだった。だが、エネルギーの反発のおかげでそこまでダメージは受けなかった。と言うか、何故こんな短期間でスターライトブレイカーを習得しているのだろうか?

 

 

『思った以上の力だ、これなら………………………今回はここまでにしておこう、せいぜい、ゲンムやサイガに消されんように気をつけておけ』

 

 

 

 

 

 

 

スー、とその姿は消えて無くなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで準備は整った、後は時の箱庭の魔女と取引をすれば全てが上手くいく」

 

 

だが、その時大虎は気づいていなかった。自分を見つめるその視線に、


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。