仮面ライダー ザ エスケープ   作:あるアルミン

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Worldescape3

『フォォォォォォォォォッッッ!!!』

 

 

レーザーラモンHGみたいな声をあげてフライングアタッカーのバルカンを乱射するサイガ、適当に放たれたように見える光弾は全て的確に樹木の化け物にあたり、枝を灰に変えて行く。

 

 

『ファッキン!!!モンスター!!!』

 

 

汚い言葉と光弾が飛び交う、最初の方は見ているだけのオリ主枠がたも町の存亡をかけた戦いであると言うことを思い出し攻撃する。

 

 

『コレデ、オワリサ』

 

 

enter keyを押し『Xceedcharge』露出した核に向かってポインターをフライングアタッカーから放つ、そのポインター目掛けてサイガのライダーキック『コバルトスマッシュ』を放つ。

 

 

コバルトブルーの一線が怪物の核を撃ち抜いた時、身体中から青い炎を吐き出しながら灰となっていった。その灰の山の上には、2人の男女のカップルの姿が、

 

 

『フュー、ソレジャ オミヤゲ トシテ コノキレイナ ホウセキ ヲ モライマショウカ!!』

 

 

サイガはいち早くジェエルシードを奪うと、

 

 

『ジャ、オ・ルヴォワール』

 

 

フライングアタッカーの光弾を地面に数発撃ち込むと、砂煙が立ち上り見る見るうちに辺りを覆い包んだ。その先にサイガはフライングアタッカーで離脱する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ふー、これで2つか………………慣れないキャラはするもんじゃねえな』

 

 

サイガいや戦道 大虎はため息を吐く、2つ、2つあれば十分か………………いや、最低でも後2つは欲しいな、2つは取引用として活用できる。

 

 

「必要な物は死のデータ、そして…………………」

 

 

必要な物は全て、物語が終わるまでに、集めなければならない。思考の海にダイブしようとしたその時、

 

 

 

 

ブゥゥン!!まるで世界が置き換わっていくような感覚、幾度と無く感じたあのクソ神の力………………

 

 

「野郎、また世界を融合させやがった………………」

 

 

刻一刻と近づいてくるこの世界の崩壊、その前になんとかこの世界から脱出しなければ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如、そこに現れた2人の少女、突如としてこの世界に生まれたかのように現れた黒と白のドレスの2人の少女は巨大な化け物と戦っていた。そして、2人の必殺技が化け物を退治した時、それは立っていた。

 

 

「2人はプリキュア、だな」

 

 

男、戦道大虎は腰にゲーマドライバーを巻き、歩いて来た。

 

 

「だれ?あなたは………………」

 

 

 

 

 

『バンバン・シューティング!!』

 

 

クルクルと何度もガシャットを回しながら、ゲーマドライバーにセットしレバーを展開する。

 

 

『アイムアカメンライダー!!ガシャッと!!レベルアップ!!バンババン!ババンバン!バンバン・シューティング!!』

 

 

 

『俺は、仮面ライダースナイプ、お前らの敵だ!!』

 

 

『ガシャコンマグナム!!』

 

 

ズガガガガガガガガカガカッッッ!!!!!

 

 

プリキュアたちはいきなりの攻撃に腕をクロスさせてガードする。しかし、その一瞬、スナイプはプリキュア達に急接近、その腕に強烈なキックをお見舞いする。

 

 

『白いの、終わりだ』

 

 

『ズッ・キューン!ガシャット、キメワザ!!』

 

 

スナイパーモードに変えたガシャコンマグナムにバンバンシューティングガシャットを差し込む、そしてトリガーを引いた。

 

 

 

『バンバン!!クリティカルフィニッシュ!!』

 

 

ズキューーンッ!!!

 

 

放たれた必殺技は白いプリキュアを難なく貫通し大爆発を起こす。

 

 

『よそ見をしている暇はないぞ』

 

 

いつの間にか後ろに回っていたスナイプ

 

 

『ガシャット、キメワザ!!』

 

 

腰のキメワザスロットホルダーにガシャットを差し込むそしてキメワザスロットホルダーのボタンを一回押す。

 

そしてもう一度、ボタンを押した。

 

 

『バンバン!!クリティカルストライク!!』

 

 

スナイプの足にエネルギーがたまり黒いプリキュアに向かって蹴りを繰り出す。

 

 

激しい爆発音が続けて起こった。そしてこの世から2人の少女が消え去った。

 

 

 

混じり合った世界の主人公を殺すことでその世界は消滅する。こうやって混じりすぎた世界を修正する事も必要な事だ。

 

 

俺は幾度と無く何度も何度も、主人公達を殺して来た。時に悲鳴をあげ、時に命乞いをし、時に恨みを残して死んでいった。

 

これからもそう、俺は殺し続けるだろう。

 

 

 

「あ、おーい大くーん!!」

 

 

「あのね、すずかちゃんの家に誘われたんだけど大くんも行こー♪」

 

 

がし!!俺は引きずられるように小山に連れていかれた。


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