仮面ライダー ザ エスケープ   作:あるアルミン

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最後すげえ適当になってしまった。(いつも通り)そんなんだから読みづらいとか言われるんだよ!!俺!!

すみません


World escape29

『complete!!』

 

 

10秒間、この世界の時間にとらわれなくなるファイズ最速のフォーム、アクセルフォームへと至った。そして腕のファイズアクセルに指を重ねたと同時に無数の弾幕がファイズに降り注ぐ。

 

 

『start UP』

 

 

その瞬間、俺はまるで別の世界に1人飛ばされたかのような感覚とあたりに見えるもの全てが遅く感じた。ファイズアクセルはクロックアップと違い体感時間は変わらない、それでも、今の俺にはこのスピードですらいつもの速度に見えてしまう。例えるなら死ぬ直前に見る走馬灯とか野球の選手がボールが遅く見えてしまうとか、

 

9

 

 

(クロックアップの使用で俺の体がこの速度に適応したのか!!?)

 

 

クロックアップや高速化などの超スピードを使っていた為にこのファイズアクセルのスピードにすら体が慣れてしまったのかもしれないと解釈してこの戦闘を続行する。止まって見える弾幕の間をすり抜け

 

 

8

 

 

お婆さんに攻撃するだが、すでに貼られていた障壁に妨害されるが、そのままラッシュを繰り出す

 

 

7

 

 

それでもダメだとわかり今度はミッションメモリーを指したファイズポインターを手早く足に装着する

 

 

6

 

 

そして、ファイズファンを開きenter keyを押しファイズポインターにフォトンブラッドを注入する『Exceed Charge』

 

 

5

 

 

そのまま飛び上がりファイズポインターから放たれた無数の円筒状の光がポイントしあたりを埋め尽くす。それらは全て杭のように対象の体の自由を奪う逃れることはできない。

 

 

4

 

 

そしてそれが放たれる、まずは1つ目が壁にぶち当たる、続けて2つ目3つ目がぶつかり障壁を破壊する。破壊された障壁のかけらがゆっくりと地面に落ちていく。その中を銀色の流星が駆け抜ける。

 

 

3

 

 

残ったポイント達が一斉に生身のその体に突き刺さる。回転しながらドリルのようにその身に突き刺さる。

 

 

2

 

 

そして、その体を貫いた。貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫くそして最期の一発が、

 

 

1

 

 

心臓に命中した。

 

 

 

 

 

『Time out』『Reformation』

 

 

高速の時間が終わりファイズは元の姿へ戻る。合計50発ものクリムゾンスマッシュを同時に叩き込まれてすでに灰と化していた。だが、

 

 

「なかなかやるじゃない」

 

 

ッ!!まさかの後ろからの声に振り向くと、死んだはずのパチュリーが立っている。すると突然四肢に魔法陣から召喚した鎖によって捕縛されてしまう。

 

 

「まさか半分も削られてしまうなんてね」

 

 

その言葉から大虎はまさか!!?と驚きの声を上げる。

 

 

「命のストック…………コンテニュー能力と言った方がいいか、まさか貴女もそんなことができるなんて」

 

 

チートが!!と悪態をつきながらも鎖を無理やり引きちぎりファイズファンにコードを入力、専用マシンオートバジンを呼び出す。どこからともなくバイク音が聞こえオートバジンがやってくる、ファイズは手慣れた手つきでオートバジンのハンドルにミッションメモリーを差し込みフォトンエッジを引き抜く。

 

 

「あら?…………その子、随分と使い込まれているようだけど」

 

 

その言葉を聞いた途端、彼の何かがぷつんと切れた。

 

 

『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッ!!!!!!!!!!』

 

 

見境もなしに突っ込む、後ろからはオートバジンが変形し人型となりサポートする。相手は光弾を放ち牽制しようとするが、フォトンエッジでそれらを叩き落とし突き進む。更にファイズファンのenter keyを押してフォトンブラッドをフォトンエッジに注入、当たれば一瞬にして灰にされるその刃を時には魔法壁で時にはテレポートで避けるがそれすら予告していたかのように足技などで食らいついてくる。

 

 

終焉を迎えし星々の世界(ジ・エンドスターワールド)

 

 

星のような弾幕が辺りを彩る、そして世界の終わりを示すようにそれらは落ちていく、キラキラとまばゆい光を放ちながら一定の速度で進みゆく。フォトンエッジで弾きながら落としながらいなすが、

 

 

混沌と聖なる魔剣(カオス・オブ・セイントブレード)

 

 

両腕に混沌と正義の剣を持ち接近戦を仕掛けてくる。混沌の剣が右から振り下ろされる、それをフォトンエッジで止めるがもう片方の聖なる剣がファイズに襲いかかる。フォトンエッジを斜めにずらして剣をスライドさせながら反対側に待って離れる。擦れ合うファイズエッジと混沌の剣が火花を散らす。

 

とその時、ファイズエッジを空へと投げ捨てる。咄嗟のことにパチュリーの視線はファイズエッジに向いてしまう、だが既にフォトンエッジからはミッションメモリーは抜かれ、ファイズショットに差し込まれていた。

 

 

『Exceed Charge』

 

 

がら空きのお腹にグランインパクトが叩き込まれる、強烈な腹パンと共に一瞬にしてフォトンブラッドが浸透し灰と化す、そして振り向きざまに回し蹴りを打ち込むと、そこにスパーンしたパチュリーの首にヒットする。だな、首と足の間に挟まれた手から出た障壁に防がれた回し蹴り、しかしその状態から体を回転させもう一度、回し蹴りを叩き込む。余りの衝撃に吹き飛んでしまうが、浮遊魔法で受け身を取り、

 

 

神殺しの神狼影多重牙(フェンリル・オブ・シャドー・ファングズ)

 

 

影で出来た巨大な狼たちが岩をも砕く牙で四方八方から襲い来る。

 

 

『トドメだッ!!』

 

 

ファイズショットからファイズポインターに素早くメモリーを入れ替えて足に装着する、それまでの時間なんと0・5秒、そしてファイズポインターのついた右足をパチュリーのお腹に捻りこませる、片足立ちの状態からまたenter keyを押しファイズポインターからポイントが放たれる回転しながらパチュリーを後ろに交代させると空中にジャンプし一回転し片足を前に出して重力と加速度に従ってそのポイントに向かっていく。

 

その身を貫き、背後に降り立つとパチュリーの背中にφのマークが刻まれそして灰と化すだが、命のストックを持っている彼女はまた別の場所から蘇る。だが、その顔には苦痛の表情が、

 

 

『やはりな、貴女のその不死身の原理は命のストックじゃない、貴女は死ぬ度に自身の魔力で時間を巻き戻しているだけだ。半分も削られたと言った意味は魔力の事だ、魔力が切れれば貴女は…………死ぬ』

 

 

「ふぅ、まさかここまでバレるとはね。…………それにしても貴方、使い慣れているわね?」

 

 

ぐっ、と言葉を詰まらせる。そして覚悟を決めたかのように

 

 

『当たり前ですよ、なんせこいつは俺が始めて変身した仮面ライダーなんですから』

 

 

その言葉に成る程と納得する。ファイズこそ大虎が転生したてのころに使っていた仮面ライダーであった。

 

 

『この力のせいで他人をも巻き込んでしまった、だから、俺はこの力をもう使わないと決め、海の底へと沈めた、はずだった』

 

 

『全ては奴の、俺をそして貴女を転生させた神の掌の上で転がされていただけだった』

 

 

ファイズはファイズエッジを持ち、

 

 

『俺は自由になる、その為なら世界だろうが宇宙だろうが、破壊するッ!!』

 

 

ファイズエッジの刃を向けそのまま走り出す。パチュリーは何を思ったか、両腕を広げ、

 

 

そのままフォトンエッジが心臓に突き刺さる。

 

 

『な、なんで…………ッ!!?』

 

 

そのままファイズを抱きしめる。慈愛に満ちたその目で優しく彼に囁く。

 

 

「ごめんなさい、貴方を止めるにはこれしかなかったから……………………

 

 

 

今の貴方は闇に心を支配されていた、貴方の中の闇が貴方を変えていた。

 

 

貴方がここに来ることはもう数百年も前に予言していた、そして、貴方に殺されると言うことも、貴方を倒して運命を変えることもできた、もう200年も生きてきたけど、少しだけど貴方と一緒に過ごした時間はとても充実して満足だったわ、本当に孫ができたみたいで、だからもう悔いはない、貴方に殺させることを私は望んでいたから。

 

 

 

貴方は戦いの道を生きる大いなる虎、戦道大虎…………何も恐れる必要はない………………何故なら貴女の進化は光よりも速いもの………………………………あの娘の事、頼んだわよ」

 

 

そのまま灰となって消えていく。その腕に残ったのは、かつて大魔法使いと呼ばれた転生者『パチュリー・アガルサレイド・シャクルセナス』だった者の灰と彼女の残した忘れ形見(マナと言う名の愛弟子)であった。

 

 

(なんで、なんで俺は…………コンナコトヲ…………………………………また俺は失って………『ああ、そうだ…お前はまた失ったんだ、お前は逃れられない絶対に』ッ!!?やめろッ!!やめろッ!!!!出て来るなッ!!『冷たい事を言うなよ、僕はお前なんだから、自分を否定したって意味は無いんだよ』くそッ!!なんで、………………………………)

 

 

頭に響く苦悶の声、もう1人の自分が支配しようとして来る。咄嗟に変身を解除して頭を振る。涙を殺しながら無理矢理立ち上がる。

 

 

「………………………お前とはいずれ決着をつけてやる」

 

 

涙を拭きながら、自分自身に言い聞かせる。そしてゆっくりと倒れたマナの方へと歩いていく。

 

 

「おい、選べ、このまま野垂れ死ぬか、俺について来るか」

 

 

その言葉にマナはただ、手を伸ばすだけだった。マナを連れて外へ出るとそこにはすでにこの世界の全勢力が俺たちを囲んでいる。マナをクラックの中に入れて、奴らを睨みつける

 

 

「お婆ちゃんが言っていた、俺は戦いの道を行く大いなる虎、戦道大虎」

 

 

ブゥゥゥン!!空から赤いカブトムシか飛んでくる。カブトゼクター、ファイズギアと共に始めて手に入れたライダーベルト、

 

 

「変身」

 

 

カブトゼクターをライダーベルトに装着する。パネルが無数に出現し身体を覆い尽くすそして銀色のボディに身を包んだ太陽の神

 

仮面ライダーカブト マスクドフォーム

 

更にカブトゼクターのホーンを倒しその姿を変える。身体のアーマーが弾け飛び、最速の太陽の神の真の姿が現れる。

 

仮面ライダーカブト ライダーフォーム

 

『俺は既に、未来を掴んでいる』

 

カブトゼクターよりも更に小さい究極の力、未来を掴む力、ハイパーゼクターを掴み腰にセットする。

 

『ハイパーキャストオフ』

 

ハイパーゼクターのホーンを倒しその姿を更に変える未来を掴む最強の力

 

仮面ライダーカブト ハイパーフォーム

 

 

さて、お前たち、俺の八つ当たりに付き合ってもらおうか


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