信長の鎮守府   作:Mr.tosi

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劇場版ネタバレ注意
大淀キャラ崩壊
クロスオーバーすいません


攻略艦隊壊滅?

 

 

西暦2017年1月。鎮守府近海と沖ノ島沖の攻略艦隊が出撃した。

 

 

 

吹雪

「鎮守府近海と沖ノ島沖は順調ですね。」

 

 

信長

「・・・・。」

 

 

 

だがこの時、信長は何も答えなかった。

 

 

 

大淀

「吹雪さん。提督どうかしたの?」

 

 

吹雪

「あっ!気にしないでください。」

 

 

信長

「間違えて『蒼き鋼の航海記』の原稿の下書き消しちゃった。なんと不覚!!」

 

 

大淀

「心配した私がバカだったわ。」

 

 

 

すると山城率いる対潜水艦隊が帰投した。

 

 

 

山城

「艦隊が帰投しました・・・・。」

 

 

信長

「ご苦労。それで戦果は?」

 

 

山城

「余裕で攻略したに決まってるでしょ!鎮守府の古株舐めんじゃないわよ!!」

 

 

大淀

「他の鎮守府の山城さんはみんなネガティブなのに家はなんでこんなにポジティブなの?」

 

 

吹雪

「さあ?」

 

 

隼鷹

「余裕過ぎて退屈だったよ。」

 

 

信長

「隼鷹。貴様サボっていただろ?」

 

 

隼鷹

「何言ってるの!ちゃんと仕事してきたよ!!」

 

 

吹雪

「隼鷹さん。お酒の匂いがここまでしますよ。」

 

 

隼鷹

「だって退屈だったんだもん。」

 

 

信長

「お前な。」

 

 

隼鷹

「だから酒が無くなったからさ!酒取りに一時艦隊から外れて沖縄まで買い出しに行ってた!」

 

 

大淀

「現地調達!?」

 

 

隼鷹

「そしたらたまたま『スターライト学園』の『黒沢凛』ちゃんに会ってね!提督の土産がてらサイン貰って来ちゃった!!」

 

 

那珂

「あっ!実は仕事が終わった帰り道に那珂ちゃん達も沖縄に行ったら『ドリームアカデミー』の『音城セイラ』ちゃんに会ってサイン貰って来ちゃった!!」

 

 

信長

「隼鷹・・・・。那珂・・・・。貴様等ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

夕張

「ちょっとヤバくない!?さすがに提督メチャクチャ怒ってるわよ!!」

 

 

山城

「いいえ。寧ろ逆よ。」

 

 

夕張

「え?」

 

 

信長

「でかしたぁ!褒美を遣わすぞ!!」

 

 

隼鷹、那珂

「ありがたき幸せ!」

 

 

山城

「提督が怒鳴り声を上げる時はメチャクチャ喜んでる時なの。」

 

 

夕張

「紛らわしいんだけど。」

 

 

 

信長は『アイカツ!』の黒沢凛と音城セイラの大ファンだった。

 

 

 

 

「誰だ!!提督を怒らせたバカヤローは!!」

 

 

山城

「そこのバカ二人だけど?」

 

 

「隼鷹さんと那珂さん?なんかメッチャ褒められてますよ?」

 

 

夕張

「やっぱり勘違いしますって!」

 

 

「って!そんな事してる場合じゃないんですって!!」

 

 

山城

「なに?提督の怒鳴り声で駆けつけたんじゃないの?」

 

 

信長

「その件では無かろう。何があったか申してみろ。」

 

 

「長門さん達の艦隊が帰投したんだ。」

 

 

信長

「ほう?予定より随分と早いな。それで戦果は?」

 

 

 

大和

「提督・・・・。」

 

 

 

そこには、『由良』と『矢矧』に担がれている大破した大和と長門の姿を目の当たりにした。

 

 

 

山城

「随分と派手にやられたわね。しかも旗艦大破で帰投とは。」

 

 

長門

「我ながら不甲斐ない。」

 

 

信長

「構わぬ。そう生易しい海域でない事は承知の上だ。報告は後にして早く入渠するがよい。」

 

 

長門

「提督よ・・・・。」

 

 

大和

「そうしたいのはやまやまなんだけど・・・・。」

 

 

長門、大和

「全艦大破してドッグが開いていません。」

 

 

信長

「はいぃぃぃぃ!?」

 

 

 

その報告を聞いた信長は驚いていた。

 

 

 

信長

「全艦大破だと!?まさか貴様等・・・・間違えて鉄鋼海峡(アイアンボトムサウンド)まで行って来たわけではあるまいな!!」

 

 

大和

「なんでそんなとこまで行かなきゃいけないんですか?」

 

 

信長

「いや劇場版の聖地だし?劇場版の大和のマネ事して大破状態で戦艦棲姫を撃沈したのではないかと。」

 

 

大和

「いや。劇場版のは損傷が酷く演出されてましたが中破扱いですよ?」

 

 

信長

「マジで?」

 

 

大和

「マジっす。でなきゃこっちが轟沈してます。」

 

 

信長

「わかった。蒼龍と飛龍に高速修復剤の手配をする。お前達二人はその後でゆっくり休むがよい。」

 

 

山城

「提督。高速修復剤後二人分追加ね。」

 

 

信長

「は?」

 

 

夕張

「吹雪が隼鷹と那珂を大破させちゃって。」

 

 

信長

「ワシが目を離した隙に何があった?」

 

 

吹雪

「あっ!申し訳ありません司令官。」

 

 

大淀

「これ燃やし終わったらすぐ高速修復剤の手配をさせますので。」

 

 

信長

「ワシの音城セイラと黒沢凛のサインがぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

高速修復剤で復活した蒼龍、飛龍は事の出来事を報告しようとした。

 

 

 

信長

「・・・・・・。」

 

 

 

信長の心は未だ大破したままだった。

 

 

 

蒼龍

「提督。また明日にする?」

 

 

信長

「いや。今報告してくれ・・・・。」

 

 

蒼龍

「報告出来る状態じゃないから言ってるんだけど。」

 

 

 

だが二人の報告を聞いて信長は驚いた。

 

 

 

信長

「沖ノ島に『ネウロイ』だと!?」

 

 

「ネウロイって?」

 

 

大淀

「そう言えば嵐さんは入ったばかりでまだ知りませんでしたね?良くあるんです。家に嫌がらせしてくるアニメ作品が。」

 

 

「『ストライクウィッチーズ』すか!?なんすかそのご近所トラブル!?」

 

 

 

ちなみにストライクウィッチーズ以外にもいろんなアニメキャラが参戦してくるぞ。

 

 

 

長門

「提督よ!もはや一刻の猶予もない!ネウロイを叩くぞ!!」

 

 

信長

「ちょっと待て!お前等入渠の終わるの早くないか?」

 

 

長門

「全艦高速修復剤を使わせて貰った。」

 

 

信長

「ワシの許可も無く高速修復剤を使ったのか!?」

 

 

長門

「処罰は後で受ける。ネウロイ供を倒した後でな!」

 

 

信長

「なんと愚かなことを・・・・。」

 

 

陸奥

「愚かでもいいわ!けど私達は悔しいのよ!」

 

 

大和

「お願いです!ネウロイ討伐作戦に参加させて下さい!!」

 

 

信長

「お前等な・・・・。」

 

 

武蔵

「見苦しいぞ!それでも第六天魔王織田信長か!」

 

 

信長

「本人ではないがな。」

 

 

 

でもキャラは『信長の忍び』の織田信長である。

 

 

 

信長

「お前達の熱意は伝わった。だがとんでもない過ちを犯したようだな。」

 

 

長門

「高速修復剤か。さっき言った筈だ。ネウロイを倒した後で罰は受けると。」

 

 

信長

「いや。今すぐ大淀に土下座しないと大変な事になるぞ。」

 

 

長門

「は?」

 

 

大淀

「おい。そこの戦艦供。誰の許可貰って勝手に高速修復剤使ってんだ?」

 

 

長門

「提督にだが?」

 

 

大淀

「そこのヒゲじゃねーよ!!私に断りなく何勝手に高速修復剤使ってんだ!?あれ集めるのにどれだけやり繰りして地道に節約してるかわかってるのか!!」

 

 

 

 

※口調と性格は荒れてますが、間違いなく『大淀』本人です。

 

 

 

隼鷹

「ねえ提督。一部の読者から『神経図太い』って言われてるけど立場的には事務員なんだよね?」

 

 

信長

「まあ資源や資材、装備の管理は大淀が担当しているからな。怒るのも無理はない。」

 

 

大淀

「テメー等全員『まるゆ』の近代化改修(エサ)にするぞコラァ!!」

 

 

長門、陸奥、大和、武蔵

「すいませんでした!!」

 

 

 

隼鷹

「さっき『口調と性格が荒れてます』って書いてあったけど書き直した方がよくない?キャラ変わっちゃってるよ?」

 

 

信長

「苦情来ないかこれ?」

 

 

 

大淀ファンの皆様。大変申し訳ありませんでした。

 

 

 

大淀

「さて冗談はここまでにして。」

 

 

信長

(いや・・・・本気だったような?)

 

 

大淀

「如何しましょう。ネウロイの巣がある以上、沖ノ島沖攻略は困難かと思われます。」

 

 

信長

「艦娘では相性が悪すぎる。空からの攻撃に有効と言えば航空隊だが。」

 

 

蒼龍

「なら私達空母機動部隊の出番ですね!」

 

 

信長

「いやモビルスーツぐらいの兵器で無ければ勝てぬ。」

 

 

蒼龍

「提督。これ『艦隊これくしょん』。」

 

 

 

 

だがモビルスーツなど必要と無くなる事態が起きた。

 

 

 

しおい

「艦隊帰投しました!」

 

 

 

長期遠征に出ていた『伊401(しおい)』『伊168(イムヤ)』『伊19(イク)』『伊58(ゴーヤ)』『伊8(ハチ)』の潜水艦隊が帰投したのだ。

 

 

 

信長

「しおい達か。長旅ご苦労であった。」

 

 

しおい

「提督見て見て!すごい子達連れてきたよ!!」

 

 

信長

「たち?」

 

 

 

信長は、以前からドイツ艦艇の艦娘を戦力投入させるため、潜水艦隊を長期遠征に出撃させていたのだ。そのドイツ艦艇一人が『Z1(レーベレヒト・マース)』なのだ。

 

 

 

ラル

「私が502隊長のグンドュラ・ラル。階級は少佐だ。よろしく頼む。」

 

 

サーシャ

「攻撃隊長のアレクサンドラ・イワーノヴナ・ポルクイーシキン。サーシャでいいわ。よろしく。」

 

 

クルピンスキー

「ヴァルトルート・クルピンスキー。中尉だよ。伯爵と呼んでくれるかな?司令殿。」

 

 

ロスマン

「エディータ・ロスマン曹長よ。ウィッチの教育係もしているわ。よろしくね。」

 

 

 

下原

「下原定子。少尉です。よろしくお願いします。」

 

 

ジョゼ

「ジョーゼット・ルマールです。よろしくお願いします。」

 

 

ニパ

「ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン。ニパでいいよ。」

 

 

菅野

「俺は菅野直枝だ。よろしくな提督!」

 

 

ひかり

「雁淵ひかりです!!よろしくお願いします!!」

 

 

ラル

「第502統合戦闘航空団『ブレイブウィッチーズ』。本日付で佐世保鎮守府に配属となりました。」

 

 

信長

「なんかスゲーのキタァァァァァ!!!」

 

 

 

 

つづく

 


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